ブックマーク / hiroyukikojima.hatenablog.com (19)

  • 魂ほとばしるゲーム理論の本 - hiroyukikojima’s blog

    相対性理論の新譜『シンクロニシティーン』は、あまりに傑作すぎるアルバムで、一日に五回ぐらい聞いている。『シフォン主義』と『ハイファイ新書』を合体させることに成功し、演奏の水準もアップしてる。やくしまるえつこのボーカルは、麻薬性があると思う。あの不安定な魅力は、ブライアン・フェリー以来の衝撃である。このバンドは、「日版フランク・ザッパバンド」に向かって突き進んでいる気がしている。要するに、「めちゃめちゃバラィエティのあるハイテクな演奏に、超くだらない歌詞を乗せる」ってこと。 ま、そんなことはどーでもよく、今回紹介するのは、ゲーム理論についての新刊、松井彰彦『高校生からのゲーム理論』ちくまプリマー新書だ。 高校生からのゲーム理論 (ちくまプリマー新書) 作者: 松井彰彦出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2010/04/07メディア: 新書購入: 74人 クリック: 736回この商品を含む

    魂ほとばしるゲーム理論の本 - hiroyukikojima’s blog
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    kodaif 2010/04/23
    "既存のゲームを徹底的に理解した上で、それを何か凌駕するアイデアを出さなければならない。それを達成したことのある人は、既存のゲームの構造に何が足りないか、どこに届いていないか、それをよく知っている。"
  • 久しぶりに近況です - hiroyukikojima’s blog

    いやあ、なんだかいろいろとあって、なかなか更新できなかった。 今日も、まだ、いろいろあるので、濃厚な日記を書くことができないので、「生きてますよ〜」程度の近況報告をば。 最近での一番の衝撃は、パラモア(Paramore)の再来日だね! おととしは、それこそ、体調管理を万全にするほどにして臨んだパラモアのライブ。ヘイリー・ウィリアムスの美少女ぶりにむせび泣いたオンエアーでのライブだった。現在、パラモアは、3枚目の傑作アルバムを出して、UKでは初登場1位、USAでは初登場2位を獲得する快挙。なぜか、日では人気がイマイチらしく、2月の公演は、難なく2日ともゲットできてしまった。つれあいと息子を二日とも動員するのはいかがなものか、と思いつつも、それより、洋系アイドルに熱狂する父親の姿を息子に見せてしまっていいのか、と一抹のとまどいが隠せないことはある。 とにかく、今回のアルバムBrand New

    久しぶりに近況です - hiroyukikojima’s blog
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    kodaif 2009/12/24
    "つれあいと息子を二日とも動員するのはいかがなものか、と思いつつも、それより、洋系アイドルに熱狂する父親の姿を息子に見せてしまっていいのか、と一抹のとまどいが隠せないことはある。"
  • 女子系数学書の誕生〜「式で書けること」と「計算できること」は違う - hiroyukikojima’s blog

    昨日(12月20日)の日経の朝刊に、ぼくの書いたマーシャ・ガッセン『完全なる証明』文芸春秋社の書評が掲載されたのだけど、読んでいただけただろうか。ぼくの新聞書評デビューとあいなった。これは、ポアンカレ予想のペレルマンによる解決にまつわるルポルタージュなんだけど、我ながら良く書けたと思う。アマゾンの在庫がいっぺんになくなったのは爽快だった。しかし、そんなに人のを売ってどうするね。とほほ。 この頃、書評の才能があるかも、などとほのかにうぬぼれることもあるけど、アフィリエイトとやらはやってないのだ。どうやれば申し込めるかわからない、というのが大きな理由だけど、笑い、それよりも書評で金を稼げるようになると、詰まらないまで躍起になって薦めそうで、自分のせこさが露出するようで嫌なのだ。ここでは、(自分のの宣伝以外には)邪心なしに、ほんとに気に入っただけを紹介したいと思ってる。楽しみのために書い

    女子系数学書の誕生〜「式で書けること」と「計算できること」は違う - hiroyukikojima’s blog
    kodaif
    kodaif 2009/12/24
    "スルーしてはいけない。さりげないこの一言に、著者の数学観が全部入っている。こんな彼女が向かったのは、まさに「計算とは何か」「数学とはいったい何をするものか」という根本的な問いだったのだ。"
  • 数学は言葉 - hiroyukikojima’s blog

    一般の人が、数学を読んで理解しようとするとき、二つの障壁を乗り越えねばならない。一つは、語られている概念が抽象的であること、そしてもう一つは、それを語っている「言葉」が数式というこれまた「読みにくい言語」だ、ということだ。書き手が後者を突破する道は二者択一である。第一の道は、数式を使わず、極力日常の言語で表現すること。第二の道は、あえて「数式言語の読み方をレクチャーする」ことである。でも、第二の道を選択する書き手はほぼ皆無である。なぜなら、相当しんどい作業になる上、それだけの努力がの売り上げに貢献するとは考えられないからだ。かくいうぼくも、第二の道を試みたことは一回しかない。それは『文系のための数学教室』講談社現代新書で、「ルベーグ積分」を題材に、積分記号の読解の作法を伝授した部分だ。そこでのメッセージは、「数式には独特の読解の仕方がある。記号を記号のまま受け入れようとせずに、自分の

    数学は言葉 - hiroyukikojima’s blog
    kodaif
    kodaif 2009/11/21
    "この一回だけに限って投資をしてみるといい。「数式を言語として身につける」という投資である。その見返りは十分ある。この投資は、一生モノである。追加投資は必要ないし、バブルはじけて価格下落することもない"
  • 恐怖のリフレー・ザ・グレートの巻 - hiroyukikojimaの日記

    飯田泰之さんが、ぼくの新著『使える!経済学の考え方』ちくま新書の書評を以下のように書いてくださった。 2009-10-24 ぼくの経済のベストだというお褒めは、とても嬉しく、照れてしまう。飯田さんは、今をときめく経済学者で、次期の経済論壇を担うであろう人なので、そういう人に拙著を理解してもらえたのは光栄だ。 でも、後半に宣戦布告のようなことがちらっと書いてあって、警戒心が芽生える。シノドスのレクチャーでは、飯田さんは単なる司会者のはずだけど、ひょっとするとそうではなく、司会者仮面をかぶった「リフレ・虎の穴」からの刺客なのかもしれないぞ、と身震いがした。飯田さんのプロレスタイツの前のほうがもっこりしてるのは、アレのせいではなく、栓抜きを隠し持ってるのかもしれない。だとすればぼくも、投げつけるための椅子をリングの下に隠しておかねばならないだろう。これは、リフレ抜け人のぼく(いつからそうなった

    恐怖のリフレー・ザ・グレートの巻 - hiroyukikojimaの日記
    kodaif
    kodaif 2009/10/25
    "これは、人類にとって、抗生物質に匹敵する発見・発明になるだろう。でも、市場メカニズムって、そんなに単純なものだろうか、という疑念が今だに払拭できないでいる。"
  • 急激に退行する世界にて - hiroyukikojima’s blog

    このエントリーは、最初のバージョンでは、いくつかのブログで指摘されたように(例えば、http://d.hatena.ne.jp/shinichiroinaba/20081227)、装飾が強く効き過ぎてしまい、とりわけ経済学に精通している人には書き手の意図が反転して伝わってしまうようなので、アップ時より若干加筆しました。(2008.12.31.) ここ3ヶ月の世界の激変には目を見張るものがある。あらゆる景気指標が、劇的に悪化し、派遣切り・期間労働者切り・正社員切り・生産の長期休止・・・。どうして、こんな急激な変化が可能なのだろうか。実家が自営業の学生やレストランの店主に改めて聞くと、6月頃から変調が見られたそうだ。大学教員という職業のせいで気づくのが遅かったのかもしれない。だが、これほどのピッチになったのは、リーマン破綻後であることは確かだろう。 ぼくが、経済学を勉強し始めたのは、80年代の

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    kodaif 2009/10/12
    "見誤ってはいけないのは、企業の経営者が、意図的に「失業を脅しとして使っている」わけではない、ということだ。マクロの構造が、全体の仕組みとして、そういう風に機能してしまっている、ということなのだ。"
  • 数学への恋心 - hiroyukikojima’s blog

    今週末に、数学者の黒川信重先生と二度目の対談をする。 一度目は、数学のフィロソフィー - hiroyukikojimaの日記で書いた通り、雑誌『現代思想』での数論の特集号でだった。今回は、雑誌ではなく、書籍を作ろうという企画である。リーマン予想誕生150周年を記念したの予定なのであるが、黒川先生は、リーマン予想解決の直前になるだろう、と驚くべきことを言っている。まあ、黒川先生も加藤和也先生も、かなりおちゃめな人なので、発言についてはジョーク部分をだいぶ割り引いて受けとらなくてはならないだろう。 黒川先生が、リーマン予想解決の鍵になるであろう、といっている「1元体(F1)上の数学」というのが、今回の対談の話題の中心となると思うので、ほんのちびっとだけは話について行きたい、という思いから、その要となる「スキーム理論」の入り口のところを勉強してみた。スキームというのは、「代数幾何学」という分

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    kodaif
    kodaif 2009/10/12
    "数学書の忌々しさは、「それがいったい何なのかわからないままに進んでいく」というところにある。だいぶ先に行くと、目的が見えてくるのだが、大抵それまでにへこたれてしまう。"
  • やっぱり高校生への講義は楽しいの巻 - hiroyukikojima’s blog

    今日は、茨城県の高校生向けの公開講座をしてきた。興奮さめやらぬうちに感想をば。 茨城県の開催する「午後のMathematics Cafe」という企画で、県全体の数学に関心のある高校生を対象にした啓蒙的なレクチャーだ。100人もの高校生が聴きに集まってくれた。 今日のぼくのレクチャーは、「ガロア理論超入門」と「リーマン予想の近未来」をテーマに予定していた。ちょうど、昨日、黒川信重先生と対談して、F1上の数学(絶対数学)とそれを用いたリーマン予想攻略プログラムのお話を聴いたので、それをそのまま現役高校生にフィードバックしたいと目論んでいた。でも、時間がなかった。ガロア理論の話で、ほぼ3時間を使い果たしてしまって、ちょびっとだけしかリーマン予想には触れられなかった。とはいっても、「この予想は、解決に近づいてるはず。それを解くのは、今攻略中の数学者かもしれないし、そうではなく、ここにいる君たちかも

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    kodaif 2009/10/12
    "すでにステイタスがあり、だからこそこれからの成長には限界のある「大人」と、すべて不確定の未来の中で、不安定な現在を生きる高校生とは存在のありかたがあまりに違う。"
  • 数学者が数学を「語る」ことの良さ - hiroyukikojima’s blog

    数学者・黒川信重さんと、ぼくとの共著、『リーマン予想は解決するのか?』青土社、がそろそろ書店に並び始めてる頃だと思う。これは、フェルマー予想が解決し、ポアンカレ予想が解決してしまった今、最も解決が待望され、しかも、解決にかなり肉薄している予想だ。この予想について、「そもそもリーマン予想とは何か」、「どんな意義を持っているのか」、「攻略のための最強兵器、F1スキームとは何か」、「今、何合目まで来ているのか」、を縦横無尽に解説した、ものすごくホットななのである。 リーマン予想は解決するのか? ―絶対数学の戦略― 作者: 黒川信重,小島寛之出版社/メーカー: 青土社発売日: 2009/06/01メディア: 単行購入: 31人 クリック: 614回この商品を含むブログ (26件) を見るこのの特徴は、数学書としては異色の形式をしている、ということだ。最初の章に、黒川さんとぼくとの対談が二

    数学者が数学を「語る」ことの良さ - hiroyukikojima’s blog
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    kodaif 2009/10/12
    "わからなくとも、その棋士の情念のありかたはわかる。その棋士が、羽生や郷田の将棋をどのように感じ、どのように尊敬し、どのように愛しているかがわかる。それがわかるだけでぼくは、将棋が好きでいられる。"
  • 経済の動向を「内部から」観測するということ - hiroyukikojima’s blog

    リーマンショック以来の経済危機を、固唾を呑んで見守って来て、今、思うところがある。それは、経済の動向を「内部から」観測することと、「外部から」解釈する、言葉を変えるなら、「後付けする」ことの違いである。 例えば、シラーの『根拠なき熱狂』には、「株価の暴落がさしたる特別のニュースのない日に起きている」と書いてあった記憶があるが、昨年から今年にかけての株の動きを見ていると、そういう風には思えない。もちろん、今から数年経ったあと、誰か分析家が、この現在の新聞や雑誌やネットの日記を集めて解析した場合、シラーと同じ結論に陥るかもしれない。でも、それは、現在の我々と直面する情報が同じではないからであろう。我々は、十数年あとの分析家には決してわからない「何か」に対峙している・・・ような気がする。それは、今ふうに、「空気をよめ」の「空気」と言えばわかりやすいかもしれないが、これだと同語反復になりそうなの

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    kodaif
    kodaif 2009/10/12
    "文献だけから分析したとしたら、「ある日、前触れも根拠もなく、株が暴落した」と結論するだろう。なぜなら、取引者の中にある「情報構造の変化」は、多くの場合、文献や痕跡に残るものではないからである。"
  • 楽しい問題集 - hiroyukikojima’s blog

    いやあ、めちゃめちゃ忙しくて、ずっとブログを更新できなかった。 やはり、4ヶ月で4冊のを刊行する、という計画が無茶だった。ゲラがとっかえひっかえやってくる。ターミネーターみたいに、やっつけてもやっつけてもまだまだやってくる。各ゲラを2、3回ずつ回すので、合計するとすごい回数になる。合間をぬってブログを書けないわけではないのだが、このブログは担当の編集者も読んでいるので、「そんな暇があったら、ゲラを早くやれ」とか「原稿書け」とか「電話に出ろ」とか言われてしまいそうで気兼ねしてしまう。実名で、仕事でないブログを書くディメリットを実感した次第。 そんなわけでこれからしばらくは、販促をかねて、ブログを書くことにしよう。それならいいよね、編集諸氏。 まず、8月10日頃に、ちくまプリマー新書から『キュートな数学名作問題集』というのが刊行になる。次に、8月25日頃に角川ソフィア文庫から、『無限を読みと

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    kodaif
    kodaif 2009/10/12
    "また、神戸震災のときは、神戸に住む男子から、「今もご遺体を運ぶヘリコプターの音が聞こえてきます」という暗い手紙が来て、心配になったぼくは、一生懸命に励ましの手紙を書いたものだった。"
  • 問題解きの効能のあれやこれや - hiroyukikojima’s blog

    前回の日記、『キュートな数学名作問題集』出ました! - hiroyukikojimaの日記、では、新著の内容の紹介を書いたので、今日はちょっとちがった観点から、このでのぼくのテーマについて書いてみようと思う。それは、日には、「楽しい問題」「ツボをつく問題」「ぐっとくる問題」、まとめていうと「キュートな問題」みたいのをストックする風潮が足りないんじゃないかな、ということ。そういう文化というか、システムが定着すれば、もっと多くの人が学問の楽しさを知り、知的文化が醸成されるんではないかと。 たぶん、日教育界、とりわけ教員たちは、数学(にかぎらずどんな分野でも)の問題は、トレーニングにさえなれば、その内容はなんでもいいと思ってるんじゃないかな、と思う。これは昔スポーツ界に蔓延してた根性主義に似ており、さらにいうなら、栄養さえとれればどんなに不味くてもいいというスタンスだった昔の給の発想に

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    kodaif 2009/10/12
    "むしろ、「その概念の本質をつかむ」とか「自分にとって不明瞭な部分のあぶりだし」とか、何より、「その概念への愛着が湧く」というような効能があることが実感された、ということだ。"
  • 数学セミナーの思い出 - hiroyukikojima’s blog

    久しぶりに『数学セミナー』に記事を書いた。今、店頭にある2009年10月号。 記事は、「遠山啓氏の思想から見えるもの」で、遠山啓氏生誕100周年の記念特集の一つである。今では、あまり知られていないかもしれないが、この雑誌の初期の責任編集は、遠山啓と矢野健太郎だったのである。いくつかの著作で書いたように、ぼくは遠山啓から大きな影響を受けているので、こういう特集に参加できるのは光栄だ。この記事では、遠山啓の数学教育の根底にあるビジョンのことを純粋数学、とりわけ無限集合論や自然数理論との関連で論じた。そして、最後は、遠山啓が晩年、学習障害児の教育に取り組んだことに触れ、ぼく自身も今、経済学者として、障害の問題を考えていることで締めくくっている。 数学セミナー 2009年 10月号 [雑誌] 出版社/メーカー: 日評論社発売日: 2009/09/12メディア: 雑誌購入: 3人 クリック: 42

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    kodaif 2009/10/12
    "それで中学の教師に質問したが、その人の実力ではわかるはずがなかった。高校の数学教師などひどいもので、この問題を質問してからぼくを避けるようになった。まったくもって、孤独だった。"
  • 小飼弾さんの書評に恐れ入るの巻 - hiroyukikojima’s blog

    小飼弾さんが、ぼくの新著『使える!経済学の考え方』ちくま新書に書評を書いてくれた。 404 Blog Not Found:数理は有利 - 書評 - 使える!経済学の考え方 小飼さんは、今年出たぼくの4冊ののうち、3冊を書評してくださってて、そのどれもがすばらしいんだけど、今回のは他の二冊とは違う意味合いですごいと思う。他の二冊は、数学なので、小飼さんが適切に評することができるのは、まあ、全く不思議ではないのだけど、今度のは完全に経済学どっぷりのなので、さすがに小飼さんは専門外のはず。専門外にもかかわらず、これほど的確にぼくのを読みとけてしまうことには、震撼せざるを得ないのだ。小飼さんはこういう。 私事で恐縮なのだが、少なくとも私にとっての数理というのは、情緒の harness だ。そして著者も実はそうであることは、書の行間からもびしばしと伝わってくる。著者の作品はいずれもそう

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    kodaif 2009/10/11
    "この本を書く上で最も苦心したのは、読者に数式的な苦痛を負わせることを極力避けながら、にもかかわらず、数理的な解説から逃げることを一切しない、できるだけごまかさない、という矛盾した目標の達成だった。"
  • 『1Q84』はどんな位相空間か - hiroyukikojima’s blog

    ずいぶん、ブログを留守にしてしまった。明日あたりからぼちぼち、ぼくの新著 『使える!経済学の考え方〜みんなをより幸せにするための論理』ちくま新書、 が店頭に並ぶと思う。これは、ぼくの経済学の中では、今までで一番力作であると自負してるのだけど、内容については店頭に出回ったあたりで、ぼくの想いも込めて紹介したいと思うので、数日後に。 今は、愛するパラモアの新譜『Brand New Eyes』を聴きながらこれを書いてる。待ちに待ったヘイリーの新しい曲たち。発売日に何軒も店頭を回ったが、配給元のせいでどこの輸入店も入荷が遅れていたので、急遽、アマゾンの「お急ぎ便」で買った。「お急ぎ便」はつれあいが契約していたので、土下座して注文してもらい、出先からしつこく「届いた?」というメールを出して、「うるさい」と叱られながら、手に入れたものである。正直、最初は「なんだかなあ」感があった。ヘイリーの歌い方

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    kodaif 2009/10/08
    "ぼくにとって、村上春樹の小説を読むことは、「時間の流れを自覚する」のに近い。良し悪しではなく、時代が、世界が、つつと動いたこと、自分の中で何かが消えそして現れたことの確認に近い。"
  • 数学の道が閉ざされるとき - hiroyukikojima’s blog

    遅ればせながら映画『容疑者ケインズ』、もとい、映画『容疑者xの献身』を観てきた。 なぜ観に行ったか、というと、ぼくがCDまで買ってしまいそうな勢いの柴咲コウのファンだからでは決してなく、福山演じるガリレオ先生の講義のように教室を女子大生でいっぱいにするにはどうしたらいいかを学びたいから、ってえのでも全くない。実は、小学生の息子が、「どうしても観たい」、といったので連れていくことにしたのだ。息子は、テレビでの『ガリレオ』を観て、このシリーズのファンになったようだ。表向きには、理科マニアであることが理由なのだが、その実、柴咲お姉さまにやられてしまっているのかどうかは定かではない。(ママには内緒にしといてあげよう)。まあ、理科雑誌「RikaTan」(ムペンバ効果と経済 - hiroyukikojimaの日記参照)を与えて以来、繰り返し熟読しているので、まんざらウソでもないだろう。当に、この雑誌

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    kodaif 2008/12/03
    "この映画を観て、いたたまれなかったのは、石神の数学へのひたすらの愛と、道が閉ざされたことへの絶望が、とてもとてもとてもよくわかるからである。"
  • ハッカーな知り合い - hiroyukikojimaの日記

    「ブラッディ・マンディ」というテレビドラマを毎回見ている。日の警察が間抜けすぎるのを除けば、とても面白い作品だと思う。とりわけ、三浦くんが演じている高校生ハッカーがかっこいい。いや、ハッカーはかっこよくてはいけないのだが、でもかっこいい。 これは、マンガ原作らしくマンガを読んでいないのでなんともいえないが、クリフォード・ストール『カッコウはコンピュータに卵を産む』草思社をネタにしているのかな、と推察される。 カッコウはコンピュータに卵を産む〈上〉 作者: クリフォード・ストール,Clifford Stoll,池央耿出版社/メーカー: 草思社発売日: 1991/09/30メディア: 単行購入: 37人 クリック: 582回この商品を含むブログ (72件) を見るこれは、実際のハッカー事件で、著者のストールが凶悪ハッカーをつかまえた顛末を描いたノンフィクションで、非常にエクサイティングな

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    kodaif 2008/11/22
  • 踏み倒しの合理性 - hiroyukikojima’s blog

    小室哲哉の逮捕には驚いた。90年代、音楽の重心が洋楽からJpopに移動していくなか、それに乗り遅れたぼくらは焦りと疑心暗鬼の中にいた。みんながあだ花を追っているのか、自分たちがゾンビにしがみついているのか、ぼくらには自己判断ができない状態だった。 結局、マーケットはJpopに席巻され、ぼくも今ではほぼ邦楽しか聞かない音楽消費生活になってしまった。そんな来るべき時代への移り変わりの中で、小室の存在は最も気になるものだった。この人物を天才ミュージシャンと認めるべきなのか、単なるセールスマンとして無視すべきなのか。とりわけ、イギリス系のプログレ音楽やハードロックで育ってきたぼくらは当惑の日々だった。昨日、つれあいが「この人の真価について、当時、いろいろ語り合ったよね」と言ったので、「そうだったっけ」とふいに当時の意識が懐かしさとともに蘇ったのだった。 その上で、ぼくとつれあいが話したのは、「小室

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    kodaif 2008/11/08
  • 数論マニア - hiroyukikojimaの日記

    ここ数回は、今週刊行された『世界を読みとく数学入門〜日常に隠された「数」をめぐる冒険』角川ソフィア文庫にちなんで、数論のことを書こうと思う。(このの序文は、世界を読みとく数学入門 - hiroyukikojimaの日記にさらしてある)。 ぼくが、中学生のときから数論マニアであった、ってことは、以前孤独な数学少年 - hiroyukikojimaの日記や「7の倍数」の判定法 - hiroyukikojimaの日記に書いた。今回のは、その数論マニアとしてのコレクションを全面的に披露したものである。数論マニアとして書いたでは、ずいぶん前に刊行した『数学オリンピック問題にみる現代数学』講談社ブルーバックスがある。 数学オリンピック問題にみる現代数学―難問の奥にある"ほんもの"の香り (ブルーバックス) 作者: 小島寛之出版社/メーカー: 講談社発売日: 1995/02/15メディア: 新書購

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    kodaif 2008/10/31
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