このドメインは、お名前.comで取得されています。 お名前.comのトップページへ Copyright © 2020 GMO Internet, Inc. All Rights Reserved.
小飼弾さんが、ぼくの新著『使える!経済学の考え方』ちくま新書に書評を書いてくれた。 404 Blog Not Found:数理は有利 - 書評 - 使える!経済学の考え方 小飼さんは、今年出たぼくの4冊の本のうち、3冊を書評してくださってて、そのどれもがすばらしいんだけど、今回のは他の二冊とは違う意味合いですごいと思う。他の二冊は、数学の本なので、小飼さんが適切に評することができるのは、まあ、全く不思議ではないのだけど、今度の本は完全に経済学どっぷりの本なので、さすがに小飼さんは専門外のはず。専門外にもかかわらず、これほど的確にぼくの本を読みとけてしまうことには、震撼せざるを得ないのだ。小飼さんはこういう。 私事で恐縮なのだが、少なくとも私にとっての数理というのは、情緒の harness だ。そして著者も実はそうであることは、本書の行間からもびしばしと伝わってくる。著者の作品はいずれもそう
(追記; 私の素朴な意見に対しまして、chageさんよりたいへん貴重なコメントを頂戴しております。おそらく日本公認会計士協会さんもほぼ同様のご意見、もしくは支持されるご意見かと推測されますので、ご一読ください。なるほど、契約リスクですか。。。ちょっと勉強させてください。就任要請の点については、私自身またまたちょっと異論、疑問のあるところですが・・・・また別の機会に。chageさん、どうもありがとうございました!m(__)m) 会計士さんと仕事をご一緒する機会が多いことから、私は「監査提言集(平成21年7月1日改訂版)」をときどき参照させていただいておりますが、10月7日、日本公認会計士協会監査業務審査会作成にかかる「監査提言集」(正確には「監査提言集について」)が一般の方にも公開されることとなりました。(同意のうえで会計士協会のWEB上で閲覧可能であります)本来の「監査提言集」は、具体的な
日本代表がスコットランド代表と対戦するのは、今回が3回目である。 最初の対戦は今から14年前の1995年5月21日、広島ビッグアーチで行われたキリンカップで、結果は0−0の引き分け。当時のスコットランドのメンバーには、ジム・レイトン、コリン・カルダーウッド、ポール・ランバート、ジョン・スペンサーなど、その後もユーロ(欧州選手権)96やワールドカップ(W杯)フランス大会にも出場したメンバーが多数含まれており、当時としてはベストに近いメンバーだったことが分かる。 2度目の対戦は、それから11年後の06年5月13日に行われたキリンカップ(W杯ドイツ大会の壮行試合でもあった)。やはり0−0の引き分けに終わったこの試合でも、ダレン・フレッチャーをはじめ、ガリー・コルドウェル、ジェームズ・マクファデンといった有名どころが顔をそろえている。当時のスコットランドが、すでにW杯出場権を逃しており、ユーロ
富士通の野副さんが突然、社長を辞任してから2週間が経った。あの9月25日の発表は本当に驚いた。構造改革を強力に推し進めていたトップが突然消えたのだから当然だが、辞任の理由にも合点がいかない。“ミニ富士通”をどうするかが相当負担になっていたという話も聞いたが、真実は今も分からない。ただ、ミニ富士通改革の方向性は絶対に正しいと思うので、その辺りのことを書いておく。 野副さんが病気治療を理由に社長辞任を間塚会長に申し出たのは、定例取締役会の当日の朝で、辞任の意思が強いことから取締役会もやむを得ず了承したという。あまりに唐突な話で、こういう場合は裏を読むのがスジ。「何かある」ということで、富士通社内でも噂が乱れ飛んだようだが、2週間経っても何も出てこなかった。まあ一国の首相でも病気を理由に突然辞任するくらいだから、余計な勘繰りはよしたほうがよいのかもしれない。 さて、野副さんの心の重荷になっていた
欧州を起源とする近代技術は、道具→機械→システムという流れで発展してきたが、日本はその都度、機械→道具、システム→機械という逆の流れを作り出して近代技術にうまくキャッチアップした---。『ものつくり敗戦』でこんな「歴史観」が披露されている。 18世紀に英国で起きた産業革命では、それまで人間が道具を使って綿花を紡いでいたのを紡績機械に置き換えた。これをきっかけにしてさまざまな道具が機械に取って代わられたが、「道具」がなくなったわけではなかった。「機械は道具的な部分を内部に取り込みながら発展するし、機械を使いやすいものにしたり、機械ではどうしても手に負えないものを作るには道具は不可欠である」(本書p.108)。 それは、その後急速に発展した科学と技術が結びついた「科学技術」(第二の科学革命)が生んだ高度な機械でも本質は変わらなかった。日本が西欧の科学技術にキャッチアップできたのは、近代的な機械
Part2では,ビジネスの観点から見たIT組織のとるべきBehaviorを解説しました。Part3では,そのBehaviorにITILが具体的にどのように寄与するのかを見ていきます。 まずは,「サービスサポート」(青本)に記述されている「インシデント管理」,「サービスデスク」,「問題管理」がどのように役立つのか見ていきましょう。 ITILにおいて,インシデント管理で行われるべき活動は表1の通りです。 ここで,次の事例をお読みください。 ある公共交通機関B社は,インターネットから座席予約ができるようにしています。クレジットカード決済で,自動発券機や窓口でチケットが受け取れるという便利なサービスです。 ある日,出張の直前になって予約できていないことに気付いた乗客が,慌てて窓口に駆け込み,窓口のスタッフに対して予約状況を確認してきました。乗客の問い合わせを受けて窓口のスタッフは,端末を見て予約状
Part1では,ITサービスマネジメントと,そのベストプラクティスである「ITIL」の概要を紹介しました。では,ITILの考え方では,IT組織のBehavior(振る舞い)はどうあるべきなのでしょうか?Part2では,この点について解説しましょう。 まずは,次の事例を読んでみてください。 製造企業A社で,ある日重要な取引先から連絡があり,発注したはずの商品が期日までに指定場所へ納品されていないことが判明しました。 連絡を受けたIT部門は,早速原因の究明に着手。社内システムの記録やログを調べた結果,「取引先から発注データを受け取っていなかったことが原因」と結論付け,すぐに取引先にその旨を連絡しました。結果的にIT部門としては,SLAを守ることができました。 翌週,IT部門の部長は,毎月実施している社内顧客(ビジネスオーナー)との「SLAレビュー・ミーティング」で,SLAの目標を達成したことを
ITサービスマネジメントのあるべき姿を実現するためのベストプラクティス「ITIL」。Part1では,「サービスサポート」および「サービスデリバリ」をはじめとするITIL書籍集の構成や,ITILの基本的な概念,資格制度などについて説明しましょう。 ITILとはInformation Technology Infrastructure Libraryの略であり,全7冊から成る書籍集のことを指します。 ITILは,1980年代に英国商務省(OGC=Office of Government Commerce)が,英国経済が伸び悩んでいる原因として「ITの活用が十分ではない」ことを挙げ,その解決策として様々な企業や組織のITサービスマネジメントの「ベストプラクティス(成功事例)」をフレームワークとしてまとめたものです。アプリケーション開発から日々のIT運用に至る,IT組織としての活動を体系立てて解説
信頼性の高いシステムを維持するためには,常に品質の高い運用をし続けなくてはならない。ポリシーベース自動運用管理を取り込むことで,システム障害が発生した際の対応を効率化するなどのメリットが得られる。 ポリシーベース自動運用管理とは,統合システム運用管理ミドルウエアが提供する機能の一つである。この機能を使うと,稼働中の業務システムでシステム障害などの問題が発生した場合の対策を,統合システム運用管理ミドルウエアに自動的に実行させることができるようになる。 ポリシーベースと手順書による運用の違い ポリシーベース自動運用管理を採用することで,システム管理者は,業務システムに特定の問題が発生した場合の対策を,プログラムが解釈できるルール(ポリシールール)として,システム運用設計時に記述することができる。記述したポリシールールを統合システム運用管理ミドルウエアに入力すると,統合システム運用管理ミドルウエ
ディザスタリカバリ・システムを構築するに当たっては,そのRPOとRTOを明確にすることが第一。そのうえで,アプリケーションやデータベース,ストレージなど,どの層でデータを連携させるかといったアーキテクチャを適切に選びたい。 災害時にもビジネスを継続するためには,リモートサイトにデータをバックアップするディザスタリカバリ・システムを構築する必要がある。Part4では,ディザスタリカバリ・システムの要件定義で考慮すべきRPO(Recovery Point Objective)とRTO(Recovery Time Objective),およびディザスタリカバリのアーキテクチャについて解説する。 まずはRPOとRTOを明確にする ディザスタリカバリ・システムでは,災害発生時にデータを回復してシステムを再開させる。そこで求められるRPOやRTOは,システムの特性により様々である。 ディザスタリカバリ
高信頼なシステムを実現するには,きちんとした運用設計が重要になる。障害の芽を事前に摘み採る,「予防保守」や「リソース監視」が欠かせない。また,いざ障害が発生した際に復旧時間を最短に抑えるには,運用手順書を整備するだけでなく,それに基づく訓練を十分に行っておきたい。 予防保守とは,システム障害による運用停止の回避を目的として,稼働中のシステムの振る舞いや,導入したハードウエア機器,ソフトウエア製品に対して提供される改訂情報など各種情報を事前に収集して調査し,システム障害発生以前に計画的に対策を打つ運用のことである。 ハードウエア機器の予防保守 ハードウエア機器に対する予防保守は,システムの稼働に支障とはならないリカバリ可能,訂正可能な機器障害(警告情報)を収集し,その内容,発生頻度などから,当該機器が動作不能に陥る前に,当該製品の部品を交換することで実現する(図1)。 警告情報の収集方法には
信頼性の高いシステムを作るポイントは,単一障害点(SPOF:Single Point of Failure)を避けることだ。CPUやメモリーといったコンポーネントを冗長化することで,サーバー単体の信頼性が向上する。さらに,クラスタシステムなどでサーバー自体を冗長化すれば,システムの信頼性はより高まる。 Part2では,高信頼システムの構成とは何かについて,より具体的に説明していく。ここで言う高信頼とは,故障が起きないことだけでなく,故障が起きても全体の機能には影響を及ぼさないという「広義の高信頼性」を意味する。 一般的に,単一コンポーネントの障害がシステム全体の障害につながる場合,「単一障害点(SPOF:Single Point of Failure)が存在する」と言い,高信頼なシステムを構築するためにはSPOFを除去することが重要なポイントとなる。 ミッションクリティカルな用途に利用され
システム全体の可用性を高める方法の一つは,システムを構成するサーバーなどを並列化することである。Part1では,「直列」と「並列」の稼働率の違いを示したうえで,可用性レベルの目標を明らかにする。 24時間365日止めることのできない企業の基幹システム,すなわちミッションクリティカル(mission critical)なシステムでは99.999%といった高い稼働率が要求される。稼働率99.999%(ファイブ・ナインとも呼ばれる)とは,次式で求められるように,1年間のうち5分程度しかシステム停止が許されないということである。 365日×24時間×60分 × (1 - 0.99999) = 5.256 (分) 近年ではミッションクリティカルなシステムをオープンサーバーによって構築する事例が増えつつあるが,システムを構成する個々のコンポーネントの稼働率がまちまちなオープンシステムでは,システム構築
x86アーキテクチャは1台のコンピュータで複数のOSを同時に稼働させるようには設計されていない。複数のOSを同時に稼働させるには,ハードウエアとOSの間に,仮想化を実現する「仮想マシン・モニター(Virtual Machine Monitor:VMM)」と呼ぶソフトウエアを稼働させる必要がある。VMware製品やMicrosoftの「Virtual Server」,XenSourceの「Xen」などの代表的なVMMが,どのようにして複数OSの同時稼働を実現しているのか見ていこう。 x86アーキテクチャの世界でも「仮想化」が注目されている。仮想化と一言で言っても,1台のコンピュータ上で複数の処理を実現するCPUの仮想化,ストレージの仮想化,ネットワークの仮想化など,様々な種類の技術があり,1台のコンピュータを仮想化によって分割するテクノロジは,約40年にもおよぶ歴史がある。x86アーキテクチ
・・・という場合、日本人としての強みは何でしょう、という質問を日本から来た学生の皆さんからされたんですが、いや、なんですかね? 質問した学生さんたちは、東大のテクノロジーマネジメントみたいな感じの大学院の学生さんたち。今理系では一番人気の大学院だそう。聞かれたのは、シリコンバレーで働く日本人複数。 そして、質問された後、かなーり沈黙が続き、その後、「そういった何かに頼らずにやっていくべきである」というお言葉もあったが、とにかく返答は特になかった。 まぁ、普通にお答えすると 「人がやりたくないことで、しかし誰かがやらなければならないことを、黙々と拾ってこなしていくこと」 でしょうかねぇ。日本の教育・社会のルールは、そういうことが得意になるようにできているんです。 しかし、だからといって、たとえば私がそういう仕事をしたいか、といったら全然したくない。いや、やろうと思えば少なくとも短期間はできる
ロサンジェルスを舞台にしたテレビドラマや、リアリティショーを見て、しみじみ感じたのが 「ああ、この街では外見が本当に大事なんだなぁ」 ということ。もちろんLAに住む人が全員がそうだということではありませんが。 どんなテレビを見てそう思ったかと言うと: Real Housewives of Orange County 「ほんものの奥さんたち」の日常を追ったリアリティショー。オレンジカウンティーはLAの南の方にある裕福な地。「本物の奥さん」は全員体は改造済 み。(一人だけ、何もいじってない、と主張していたが)。10代の娘の誕生日に整形をプレゼントするという入れ込みようでございます。人工的な ボディーが自慢な模様。そして、どんなブランドのドレスを着るか、どんなブランドの時計を持つか、といったことで毎日が終わる模様。 Melrose Place 90年代に一世を風靡した人気テレビドラマの続編。続編
7月にAppleがPlacebaseというオンラインマップの会社を買った、というニュースが数日前に話題に。なんで7月の話が今頃出たかというと、特に会社側からは発表がなく、7月にTwitterに「Appleに買収されたよ。秘密っぽいけど」と書いた人がいたのを覚えていたライターの人が、なにげなくPlacebaseのCEOのLinkedinを見たら、所属がAppleのGeo Teamになっていた、という地味な流れ。(元記事はこちら) iPhoneのGoogle Mapの使われ方は激しいらしく、ほぼ全員がつかっているといっても間違いでないらしいが、それに対抗してAppleが自社マップアプリを出してくるのでは、と思われている。 で、ふと、「Appleの買収話って滅多に聞かないな」と思い、Wikipediaのリストで調べてみました。以下、2005年以降の買収件数。(WikipediaでList of
翻訳(通訳)って、すごい難しい。文字も話すのも。 私の場合、仕事柄、通訳する場合は、訳しながら、自分の意見も差し挟んだり、質問したり、と「考える」方も平行してやるので、まぁ1時間続けると低血糖で手が震えてきます。激しく脳が使われている感じ。マルチスレッド処理。ただし、これはほぼ全文キチンと訳す場合。普通はポイントとなるところとか、特に誤解を招きそうなところだけ訳すので、そこまで大変ではありませんが。 文字のものを訳すのは、自分が知らない領域だと、ホントに時間がかかる。そもそも、その領域について学ぶところから始まるので。例えば、数年前、ハワイの親戚に 「この日本語の新聞の記事を英語に訳してくれ」 と頼まれた。短い記事だったのだが、見てくらくら。 いわく、硫黄島で戦ったアメリカ人の兵士だったおじいさんが亡くなって、その遺品から日章旗が出てきた。きっと日本兵のものだからその人に返したいと探したと
「翻訳(通訳)は難しい」というエントリーを書いたが、読み返すと、「外国語は難しい」と書いてあるように読めることに気づいたので、追記。「外国語が難しい」のではなく、「一度に二つの言語で考えることが難しい」のであります。 なので、「翻訳(通訳)」が難しいわけ。なぜなら、二つの言葉を行ったり来たりしないとならないから。 ということで、こういう感じでしょうか。 簡単: 母国で話す 習得するまでは困難:外国語で話す 外国語を習得した後でも超困難:一つの言葉で考えなら別の言葉で話す。二つの言葉を行ったり来たりする つまり、通訳とか同時通訳と言うのは、単に外国語ができる以上に難しい訳です。 ここからわかることは何かと言うと、「日本語で考えならそれを訳して話す、というのは著しく難易度が高いのでやめた方が良い」ということ。 以前誰かが「日本語の文章を逐一単語ベースで英語にする訓練をすることで英語を習得しよう
2008年1月15日、第44代大統領バラク・オバマが誕生する。振り返って見ると、実にドラマチックな選挙戦だった。予備選の手に汗握る接戦から始まって、マケインVSオバマのデッドヒート、最後になってオバマが直線で大きく引き離してゴール。第三者的な視点を失わないようにしようと思いながらも、オバマというニューヒーローの誕生はやはり嬉しい。リベラル色の強いシアトルに住んでいることも手伝って、思わずお祭り騒ぎに加わってしまった。 お祭り騒ぎ─ 今回の選挙戦を一言で言うならまさにこれである。特にオバマ陣営においては、最後のスパートはまさにお祭りだった。MySpace、Twitter、Eメールを始めとしたあらゆるツールから引っ切り無しに速報が入り、最新情報がもたらされた。そして勝利の直後、オバマから直接支持者に送られたメッセージ。“演説に行く前に皆にお礼を言いたい。俺たちは歴史を作った。”米国史上に残るメ
■酒井法子の逮捕事件と過剰なまでに加熱するメディア Perfumeの新しいアルバムがリリースされたということで、今回のエントリーでは久しぶりに彼女たちについての考察を進めてみようと思っていた。そんな時に、酒井法子が夫に続いて覚醒剤所持、使用の疑いで逮捕される事件が起こり、「アイドル」のイメージと、アイドルと非アイドルの境界線について、いろいろと考えさせられることになってしまった。 酒井法子の事件に関するテレビでの「報道」ぶりを見ていて、当初は「清純派のアイドル」(註1)に起こった悲劇、といったスタンスだったのが、逮捕状が出た瞬間から一転、彼女がいかにクスリにハマり、夜はクラブなどで遊び歩いていたとか、数年前から入れていたと言われる刺青の話、そして彼女の不幸な生い立ちのこと、そして奇妙な結婚生活…と、「清純派」とは対極にあるようなネガティヴ情報が次から次へと飛び出してきた。 加熱するばかりの
衆議院選挙が刻々と近づいてきている。 ボクは、恥ずかしながら、2007年の東京都の参議院選挙に立候補した経験があり、選挙の大変さは、一般の人より多少理解しているつもりだ。また、当選するためには、あと60倍の努力が必要ということも得票数から感じることができた(1万1200票獲得で、当確ラインは60万票だった)。 それと同時に様々な選挙にまつわる税金の無駄遣いを目の当たりにしてきた。 選挙は、莫大なコストがかけられているのにも関わらず、どうして一向に改善されないのだろうか? インターネットを活用することによって、節約できるコストはふんだんにある。 むしろ、インターネットを活用されると利益が供与されなくなるという、裏の構図そのものに問題があるのではないだろうかと疑問を抱きつづけている。 それは、選挙公示前までは、選挙の出馬に関する情報も一切外部に出せない、すべて「候補予定」であるとかモゴモゴして
中原淳(東京大学准教授)のブログです。経営学習論、人的資源開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 一般に、人を熟達させるためには、「スモールステップで、難易度が向上する「適切な背伸びの仕事」を与え、即時フィードバックやサポートを行うことだ」という風に言われています。 様々な理論的な立場や言い回しの細かい違いはありますが、この「大枠」に関しては、大筋で合意できるのではないか、と思います。いわゆる「教科書的な解」としては、上記の命題はコレクトです。 ▼ 一般に「人がなかなか育たない」という場合によく言われるのは、上記のような「教科書的な解」を、マネジャーやメンターにあたる人が「理解」しておらず、行き当たりばったりで対応しているからだ、とされる傾向があります。 もちろん、そのことも「一理」はあるでしょう。そもそも「育
情報共有がうまくできずに苦い思いをしているリーダーは少なくない。一方でメンバーはリーダーに悩みを聞いてほしいと思っている。この差は、「ホウレンソウ」の考え方を少し変えることで埋められる。 あなたのチームでは、仕事において、どのように情報を共有しているだろうか? 情報をタイムリーに共有できる体制が整えば、プロジェクトの遅延や顧客のクレームにも迅速に対応できるようになる。 情報共有の基本といえば、「ホンレンソウ(報告・連絡・相談)」がある。もしあなたが組織をまとめる立場であれば、「部下が報告してこない」といった悩みを抱えているかもしれない。一方で、一人で悩みを抱えずに、上司に相談したいと思っているメンバーも多くいるだろう。 上司はホウレンソウをしてほしいと思い、メンバーもホウレンソウがしたいと考えている。お互いが抱く思いは同じはずなのに、それが実らないのはなぜだろうか。今回は、ホウレンソウによ
■前編はこちら ――本作には明確なゴールは存在せず、永遠にゲームが続いていきます。 内田 そうなんですよね。僕らもその「永遠」というのがどういうことなのかが、正直まだ分かりません。これがお客様の生活の中でどういう風に消化されていくのか、っていうのが見えてないですね。そういった意味ではパンドラの箱をあけてしまったのかもしれない。ちなみに、一応コンセプトとしては「『ラブプラス』とコンビニがあれば生きていける」、なんですよ。 ──たしかに生きていけそうです(笑)。 内田 コンビニエンスストアが出てきたことによって晩婚化が進んだっていう話がありますよね。生活が便利になりすぎて、昔の人は助け合って生きていかないと生活していけないから夫婦になったようなところもあったんですが、それがコンビニのおかげで便利になりすぎたせいで別に結婚しなくていいや、という人が増えちゃったっていうのは、時々言われますけれども
民主党の掲げたマニフェストの中でも、高速道路の無料化ぐらい評判の悪い政策はないでしょう。この政策を支持する専門家は、ほとんどいません。世界的には、環境保護やピークロード(混雑緩和)の観点から受益者負担を求める方向で、この政策はそれに逆行するものです。せっかく民営化された道路公団をふたたび国営化するのは、郵政国営化と同じくナンセンスというしかない。 さらに根本的な問題は、自家用車という非効率かつ社会的費用の大きい輸送手段に依存している状況を、さらに悪化させることです。自動車は大気汚染、騒音、交通事故、道路建設費用など多くのコストをもたらしており、宇沢弘文氏の1970年代の計算では1台あたりの社会的費用は1200万円と推定されていました。今は交通事故も大気汚染も改善しましたが、同様の方法で計算すると数百万円と推定されます。この社会的費用を内部化するには、1台あたり数十万円の課税は必要でしょう。
2009年9月3日。その日、日本中のオタクが一斉にリア充となった。 この大事件の立役者が、すでにオタクのみならず一般人もその名を知ることとなったニンテンドーDS用ソフト『ラブプラス』(KONAMI)だ。架空の女の子と「男女交際」できてしまうという前代未聞のゲームである本作は、いかにして生まれたのか。何を『ラブプラス』というゲームで表現しようとしたのか。そんな疑問をプロデューサー・内田明理さんとディレクター・石原明広さんにぶつけてみた。 話題はゲームの開発秘話から女性ゲーマーの本作に対する心理、果ては現代人の恋愛観など意外な方向に発展していった。このインタビューを読めば、本作は単なる「萌えゲーム」ではないと理解できるはずだ。 ――現在『ラブプラス』旋風といえる現象が起きていますが、このフィーバーぶりは予測していましたか? 内田 内容には自信があったので、盛り上がっていただけるだろうと想定して
超盛り下がっていることを覚悟してやってきたサンディエゴのCTIA-IT展示会だが、思ったよりも面白くて、よいほうに期待を裏切られた今回。 その理由は、まー私個人の興味の話であるが、久々にまじめにインフラと業界の将来に関する期待の持てる話が聞けたということだ。ヒップホップやゲームや、どうやって儲けるか不明な動画サービスとか"だけ"じゃなくて。そーゆーのもあってもいいけど。 下記は、やや備忘録も兼ねて、見聞きしたことにプラス、日米の業界の友人たちと延々いろいろ話をした中で感じたことを書きとめておく。そのため話が少々飛躍しているが、ご容赦を。どこかでそのうち、ちゃんとまとめて書くつもり。 ジェナコウスキー委員長。若いね。 今回のキーノートの肝は、ジェナコウスキーFCC委員長と、それをめぐるキャリア・メーカー(AT&T、クアルコムなど)との舌戦だった。オバマ政権が、「ネット中立性支持」を打ち出した
先日に中国語の恩師の許を訪問した際、久々にかなり通な話ができるという事で双方ともに飛ばし気味で中国に関する話をしてきました。中国や韓国は近くて遠い国だとよく言われますが、案外中国について細かいところまで分かる日本人は少ないのでなかなか気持ちのよい会話ができました。 その時の恩師との話に出てきた話の一つに、中国の歴史についての話がありました。日本人がよく知っている中国の時代とくれば言わずもがなの三国志にて描かれている三国時代ですが、この時代以外の中国史となると途端に認知度は低くなってしまいます。それでもまだ「史記」に描かれる殷から周への易姓革命、春秋戦国時代、項羽と劉邦の漢楚興亡史までなら知っている人もいるのですが、はっきり言って三国時代以後ともなると中国史はもうほとんど何も知らないという方が大半なのではないかと思います。 実際に三国時代の後に成立した晋王朝はすぐに滅び、その後いくつもの
このドメインを購入する。 hontsuna.net 2018 Copyright. All Rights Reserved. The Sponsored Listings displayed above are served automatically by a third party. Neither the service provider nor the domain owner maintain any relationship with the advertisers. In case of trademark issues please contact the domain owner directly (contact information can be found in whois). Privacy Policy
国際的な原油価格や農産物の価格の高騰等により、我が国でも食品の小売価格が値上がりし、消費者の食品価格への関心が高まっています。 そこで、農林水産省では、食品の価格の動きについて、消費者の皆様に正しく理解していただくため、国際価格が著しく上昇している農産物を原料とする主な加工食品の小売価格の調査結果をお知らせし、併せて国際的な農産物の需給・価格の動きなどの情報を提供いたします。 1 消費者物価指数から見た食料価格の動き 総務省で取りまとめている消費者物価指数の動きから、小売価格の動きを知ることができます。 変動幅の大きい生鮮食品(生鮮魚介、生鮮野菜、生鮮果物)をのぞく食料の消費者物価指数の動きは、平成19年夏頃まで横ばいでしたが、同年秋以降、上昇する傾向を示しています。 我が国における生鮮食品を除く食料の消費者物価指数の推移(PDF:46KB) 主要国における食料の消費者物価指数の推移(P
2ちゃんねるニュース速報+の「在留特別許可」スレッドを見て思ったことをいくつか書いてみる。 「在留特別許可違法論」については前にも書いたのでくりかえさない。「違法論」が成り立たない説明をseijigakutoさんがわかりやすく書いてくださっているのでぜひお読みください。 色々と誤解やミスリードがあるので、簡単に書いておきます。:seijigakuto - はてなハイク さて、問題の2ちゃんねる「世論」はこちら。 (cache) 【社会】最高裁で国外退去が確定した奈良の中国人姉妹に千葉景子法相は在留特別許可出す 私の感想は例によってまとまりがないので箇条書きにする。 ■ 「人治国家」ってどういう意味? 在留特別許可を強く批判する人たちが好む表現が「三権分立の崩壊、法治国家の終わり」とか「人治国家の始まりです」といったコケ脅しだ。前者は知識不足による思い込みだが、「人治国家」を持ち出すやり方は
10月7日放送の『クローズアップ現代』「“助けて”と言えない〜いま30代に何が〜」にコメンテイターとして出演したのですが、放送後の反響が大きく、急遽、明日10月12日(月)の午前9時30分から再放送されることになりました。 同番組では、今年度一番の視聴率(17.9%)だったそうです。 見逃した方は、是非ご覧ください。 内容は以下の通りです。 今年4月、福岡県北九州市の住宅で39歳男性の遺体が発見された。男性は死の数日前から何も食べず、孤独死していたとみられる。しかし、男性は、困窮する自分の生活について、誰にも相談していなかった。いま、こうした命に危険を及ぼしかねない状況に陥っても、助けを求めない30代が増えている。彼らは「家族に迷惑をかけられない」「自分で仕事を見つけ、何とかする」と誰にも相談できずにいる。家族、友人、地域との繋がりを断ち切り、社会から孤立する30代。番組では、厳しい雇用情
3ヶ月程前に、行きつけの郊外型書店が閉店したという記事(→『ジリ貧の発想』に陥った書店のコスト削減策)を書いたばかりだが、先月末にまた別の郊外型書店が急に閉店してしまった。これで、会社帰りに車で立ち寄れる郊外型書店はほぼ全滅となってしまった。ここまで急に書店環境が激変してしまうと1消費者としては困ってしまうが、当の書店側はもっと困っているのだろうと思う。現在の書店を取り巻く状況を以下に列挙してみると、 1、不況の影響で本や雑誌を買う人が少なくなっている。 2、国民の活字離れが激しくなっている。 3、便利なネット書店(アマゾンなど)に客が流れている。 4、安価な中古書店(ブックオフなど)に客が流れている。 この他にももっと多くの細かい事情があるのかもしれないが、もはや現在の既存書店は「先行きが不透明」というような生易しい状態ではなく、「お先が真っ暗」というような状況に近いのかもしれない。私の
大学講師の末席を汚す者として学生の就職動向は気になるところだが、新卒就業支援の予算執行停止を縦割り行政と批判するのは、ミクロとマクロを混同してはいないか。ミクロ的には教育の質や就職指導が就職率を大きく左右することは論を俟たない。しかし国が補正事業として薄く広く行う場合、マクロ的には事業自体が多少の雇用を生む他、雇用のミスマッチを多少は改善できるとして、公平かつ効率的な財政支出かどうか議論を要する。 それでいて、長妻大臣や菅大臣らは来年春に学生たちが職に就けない状況を生み出してはいけない、などと二枚舌を弄しているか)無知なのか、のいずれにみえるわけ。少なくとも雇用対策ではなく、彼らが狭義の縦割り行政前提の「雇用対策」しか考えていないのがよくわかるように思える。 このところ学生のキャリア意識も不況でかなり堅実となっており、これから手厚く支援することで大幅な就職率の改善を図ることは難しいのではな
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く