業務委託契約を結んでいる場合、「労働者」ではないことから、一切労働法上の保護は受けられないのでしょうか。 そうとは限りません。雇用契約であると判断された場合は、労働法上の保護を受けられる可能性があります。 メールでのお問い合わせ 雇用契約とは? 一方(労働者)が労働に従事し、相手方(使用者)がこれに対してその報酬を与えることを約束することを内容とする契約をいいます。 「労働者」にあたる場合は、原則として、労働基準法や労働契約法上の保護を受けることになります。 業務委託契約とは? 厳密に定義づけることはできないものの、一方が特定の仕事等をし、その仕事等に対して相手方が報酬を支払うことを内容とする請負類似の契約と捉えられることが多いようです。委任や準委任契約につき業務委託契約と呼ばれることもあり、業務委託契約は幅広い概念です。
![雇用契約と業務委託契約(労働者性)|労働相談に強い弁護士|ベリーベスト法律事務所](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/7c225a93ec4c4e875d972c8044d9d010d06d23d0/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.vbest.jp%2Froudoumondai%2Fcommon%2Fimg%2Fimg_facebook_ogp.jpg)