新右翼団体一水会顧問の鈴木邦男氏と元日本赤軍所属で映画監督の足立正生氏 元日本赤軍所属で映画監督の足立正生氏と新右翼団体一水会顧問の鈴木邦男氏、そしてドイツ哲学者の三島憲一氏が4日、映画『バーダー・マインホフ 理想の果てに』のトークイベントに参加し、舌戦を繰り広げた。 映画『バーダー・マインホフ 理想の果てに』写真ギャラリー 阿佐ヶ谷ロフトAで行われた今回のトークイベントには多数の観客が詰めかけ、途中客席からヤジが飛ぶなど、3人が持つ深い知識とそれぞれの思想に熱い視線が集中していた。 ADVERTISEMENT 1970年代に、ヨーロッパを震撼(しんかん)させたドイツ赤軍による、実話を基にした本作にちなみ、当時日本で起こった学生運動について「明治維新だと考えて、右派も左派も、理想や正義のために行動を起こした。坂本龍馬を見習えと。だから司馬遼太郎の本は、赤軍の人もよど号事件を起こした人たちも