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拘留中のシーシェパードメンバー「日本は憎むべき国じゃなかった。代表のやり方は間違ってる。家族に逢いたい」
いぜん、心理学者の岸田秀が書いたエッセイを読んでいて、とてもおもしろいとおもったのは、彼がまだ若かったころ、ある日「世の中にはつまらない本がある」という事実を発見した、という文章だった。岸田は、この世の中につまらない本があるなどとはかんがえもしなかったのだという。かわりに岸田はこうかんがえていた。本というものが、人手と時間をかけて作られている以上、その中には有意義な内容が込められているに決まっている。出版社がわざわざ印刷をし、書店に並べるからには、もちろんその中身はしっかりと吟味されているはずだし、無内容な本、つまらない本を、手間をかけて出版するなどということはありえない。どんな本でも最後まで真剣に読み通す習慣のあった岸田青年は、かたくなにそう信じていたわけだ。 ところが岸田は、あるタイミングで発見してしまう。この世界には、つまらない本というものがあると。読んでもいっこもいいことがない、た
日本人というとリズム音痴という先入観は根強い。だが長く外国人の耳でJ-POPを分析してきたマーティは、実は違うのではと唱える。その理由を「9mm Parabellum Bullet」「チャットモンチー」「Perfume」という若手3人組の新曲を例に語る。 なお現在発売中の「日経エンタテインメント!」10月号(表紙・沢尻エリカ)では「ザ・ブリリアント・グリーン」「松浦亜弥」「東京事変」を斬っています。こちらもどうぞ。 「日本人というとリズム音痴」って言われることも多いみたいだけど、J-POPをたくさん聴いてきた結果、そんなことはない気がしています。というのもJ-POPの中には、歌ったり演奏したりするのが難しい“変拍子”だったり、変なリズムパターンの“プチ変拍子”だったりの隠し味がしょっちゅう入っているからです。 プログレみたいにテクニカルでマニアックな音楽なら変拍子が多いのも分かるんです。
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