8月7日~10月6日にかけて、東京23区、武蔵野市、三鷹市で実施する。参加企業は日本交通グループ、国際自動車グループ、第一交通グループ、大和自動車グループに所属する計44事業社で、参加車両数は4648車両。 参加企業が提供する配車アプリに乗車地・降車地を入力すると、走行距離、所要時間、迎車料金を踏まえて事前に運賃を確定する仕組み。アプリからはタクシーの事前予約と配車依頼を行える。 国交省の担当者は「今回の実証実験は、ユーザーの『渋滞で時間がかかり、運賃が上がってしまう』などの不満解消のほか、ドライバーの働き方の効率化を図る狙いもある。ドライバーはタクシーを“流す”必要がなく、依頼された場合のみ稼働すればよいため、負担軽減につながる」(自動車局旅客課)と話す。 同サービスを利用できるのは、事前確定運賃が3000円以上となる長距離移動の場合のみ。運賃が3000円未満の近距離移動の場合は、信号の