東海道新幹線の全列車が停車する新横浜の地下が大きく変貌を遂げつつある。現在、新たな鉄道路線の建設が進行中。完成すれば新幹線の結節点になる。工事を行っているのは独立行政法人の鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構、JRTT)である。 かつて国鉄の鉄道建設事業を行っていた日本鉄道建設公団と、運輸施設の効率的な整備を推進する運輸施設整備事業団が統合し、2003年にJRTTが誕生した。 北海道、北陸、九州といった全国の整備新幹線の建設がJRTTの主要業務であることはよく知られている。国の指示に基づき、新幹線のルート策定から環境影響評価、設計、用地取得、工事発注、施工監理に至るまで新幹線建設を一元的に行っている。完成した鉄道施設はJRに貸し出す。その貸付料が今後造られる整備新幹線の建設の財源となる。 まさに佳境「相鉄・東急直通線」 一方で、在来線でもさまざまな大型プロジェクトにかかわってきた