印刷印刷用画面を開くURLをメールで送るtwitterにこのエントリを追加 mixiチェックこのエントリーをはてなブックマークに追加 環境省は9日、東日本大震災で太平洋に流れ出たがれきは約500万トンで、岩手、宮城、福島の被災3県で発生した災害がれき(約2250万トン)の約2割にあたるとの推計を公表した。一部は海底に沈まず、いまも漂流ごみになっているとみられる。 環境省によると、海に流れたがれきの約7割は沿岸の海底にとどまったが、残り約3割にあたる150万トンの木材などは沖に流れ出たという。がれきの種類でみると、約8割が倒壊した家屋などの建材。このほか、自動車が約30万トン(約22万4千台相当)、防災林などの流木も約20万トンあったと推定されている。 政府は今年2月、ハワイに調査団を派遣して、米当局と今後の漂流ルートなどについて協議。米国側の推定では、漂流ごみの多くは海流に乗ってハワ