開幕から全6試合に出場している羽生。「状態の良い選手を使っていく」フィッカデンティ監督率いるFC東京において、ピッチに立ち続けることは簡単ではない 【写真:アフロ】 「常に状態の良い選手を使っていく」が常とう句となっている、マッシモ・フィッカデンティ監督率いるFC東京の布陣は、試合ごとに異なる様相を呈する。戦術とのマッチング、そしてコンディションの良しあしが基準となるため、実力の高い低いにかかわらず、常時出場し続けることは簡単ではない。 この東京にあって、リーグ戦とカップ戦の別を問わず、開幕以後ここまでの全6試合に出場している選手が2人だけいる。一人はけが知らずの鉄人サイドバック、徳永悠平。もう一人は羽生直剛だ。先発出場3、途中出場3。選手のコンディション管理と戦術対応力にうるさいイタリア人監督の視界から決して消えることがない羽生の能力とは、いったいなんなのだろうか。 今をさかのぼること1
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