【福島香織のあれも聞きたい】山谷えり子氏インタビュー(産経新聞) --ただ今の日本人の多くが政権交代を望む空気というのは、分からなくもないです。サラリーマンの半分が年収300万円以下で12年間、毎年ずーっと給料が減り続けていて、大不況が来る、明日が不安だとみんなが思っているときに、自民党内の内輪もめや、議員の先生方の発言や行動、本当にささいな表現力の問題も含めて疑問に感じる人もいると思います。よくよく考えてみれば、民主党の代表も資産家のお坊ちゃんですから、日本の低所得層の生活実態を本当に理解しているのかどうかは怪しいとは思いますけれど、それでも可処分所得がアップしますよといわれれば、期待する人も多いかもしれない。勤勉に嫌なことも我慢して働くことの美徳という価値観も日教組教育で崩壊していて、福祉手当が充実すれば、働かないで福祉に頼った方がいいと思う人が増えるかもしれない。日本にスラムができる