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ブックマーク / next49.hatenadiary.jp (5)

  • トラブル発生時の原因切り分け手順 - 発声練習

    「あの、〜が***で困っているんですけど」という助力要請が学生からくるんだけど、余裕がないときにはこういう助力要請はきつい。ある程度、原因を切り分けて、自分が対処できないことが判明してから助力を請うて欲しい(なお、切り分け自体に助力を請うのはOK。なぜならば、二回目は以降は切り分けてから助力を請うてくることが予想できるから)。 最低限3つに分類して欲しい。 ハードウェア的環境に起因するトラブル 実験なら、実験機器自体が壊れているかいないか?実験機器同士が適切に接続されているかどうか? 計算機なら、そもそも電源が入っているか?ケーブル類ははずれかけていないか? ソフトウェア的環境に起因するトラブル 実験なら、実験環境(温度、湿度、明度など)が実験計画どおりか? 計算機なら、使用しているOSやコンパイラー、各種ソフトウェアのバージョンは適切かどうか?設定が適切かどうか? 自分が行なった行為に起

    トラブル発生時の原因切り分け手順 - 発声練習
  • 価値の判断基準が自分の外にある人間は表現者になれない - 発声練習

    卒業していく君へ。 卒業おめでとう。当は面と向かって言ったほうが良いのだけど先生という立場だと私の発言が思った以上に重くなってしまうので直接君にはいえない。でも、君への言葉を一度形にしておかないと私の頭に一生こびりつきそうなのでここに書かせてもらうよ。 今年、君は卒論に苦しんだね。君が卒論に苦しんだ理由は自分でも分かっていると思うけど、常に外部に正解を求めたことにあるんだ。私が「どうして、それが正しいと思うの?その理由を教えて。」と聞くと、いつも君は表情を凍らせて黙ってしまったね。何度も何度も「研究には正解とか不正解とかない。誰も答えを知らないから研究になっているんだ。だから、自分の主張をとりあえず述べて、相手の反論が正しいと思えてから自分は間違っていたと考えれば良いんだよ。」と伝えたのだけど、最期最後まで君は自分の主張の正しさを自分の言葉で言えず、常に私の保証を求めたね。はっきり言って

    価値の判断基準が自分の外にある人間は表現者になれない - 発声練習
    koisuru_otouto
    koisuru_otouto 2009/02/23
    すごくいい先生だと思います
  • こんなのでアカデミックハラスメントと言われたらやってられない - 発声練習

    大学に関する話題日記:アカデミックハラスメントと大学教員の懲戒処分.京都外国語大学 京都外国語短期大:学生にアカハラ、教授をけん責処分 /京都 - 毎日jp(毎日新聞) 京都外国語短期大:学生にアカハラ、教授をけん責処分 /京都 京都外国語短期大(堀川徹志学長、右京区)は10日、授業内容の質問をしようとした女子学生(20)に対応しないアカデミック・ハラスメントをしたとして、男性教授(51)を6日付で口頭注意のけん責処分にしたと発表した。学生は大学に相談した翌日の08年10月15日から欠席している。 大学によると、教授は08年10月11日午前0時45分ごろ、携帯電話に連絡してきた学生に「こんな時間にかけるとは何だ」と激しく叱責(しっせき)。同13日午後1時ごろ、数回かかってきた謝罪電話にも対応しなかった。教授は最初の電話前、質問をメールで送ってきた学生に電話をかけてくるよう返信したが、時間な

    こんなのでアカデミックハラスメントと言われたらやってられない - 発声練習
    koisuru_otouto
    koisuru_otouto 2009/02/12
    最初のやりとりがコントみたい
  • プライヴァシー保護と性的嫌がらせ回避の挾間 - 発声練習

    大学生の娘が担当教授から「性的被害」を受けたら…… 大学内でのセクシャル・ハラスメント、いわゆる「アカデミック・ハラスメント」が後を絶たない。 〜中略〜 「まじめな先生は、教授室や研究室で女子学生と2人きりで会うことは絶対にありません。そんな状況になったときは、ドアを開けておく。学外で2人きりで会うこともない。もし、2人きりになってドアを閉じるような先生ならば注意すべきでしょう。親として、娘にきちんと教えておくことです」(同) 質ではないかもしれないけど、アカデミック・ハラスメントは、大学教員間の権力差や教員と学生の権力差につけこんで嫌がらせをすること全般を指す概念のはずなので、「大学内のセクシャル・ハラスメント」=「アカデミック・ハラスメント」というのはおかしい。もちろん、教員が学生に性的な嫌がらせをした場合はそれはアカデミック・ハラスメントであることは間違いない。 アカデミック・ハラ

    プライヴァシー保護と性的嫌がらせ回避の挾間 - 発声練習
  • 「自然な疑問」を持たないように訓練されている - 発声練習

    今年のうちの卒論生に感じていることがぴったりと表現されている。 とにかく「答えだけを知りたがる」とか「反射的に回答する」といったことが、面倒なことを考え無くなる、といったところがあると思います。 高校生を対象にロボット製作の授業をやっていますが、目的はチームワークの経験にウェイトを置いています。 その中で、議論を戦わせる、相手の考えを読み取るといった面を重視しているのですが、これに何ヶ月もかかります。 なんというか「自然な疑問」を持たないように訓練されている、とでも言うべき状態なのです。 常に「(生徒が知らない)正解を大人が知っている」という受け身の姿勢に徹しているから、基的によい子になっている。 結局のところ、分断された知識の暗記のような事にしかならないから「どうすれば良いのか」とか「なぜこんな問題が起きるのか」「解決手段が無いときに代替手段を考える」ということ自体にたどり着きません。

    「自然な疑問」を持たないように訓練されている - 発声練習
    koisuru_otouto
    koisuru_otouto 2008/12/07
    ブ米にもあるけど私もこれは逆だと思う。"(自分の知らない)正解を大人が知っていると思っている"のではなく、"大人が想定している(自分の意見ではない)正解でなければならないと思っている"では
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