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ブックマーク / blogmag.ascii.jp (12)

  • ノーベル平和賞授賞式を控え、ニコニコ動画、中国からアクセス不可に - 中国リアルIT事情

    10日のノーベル平和賞授賞式を前に、昨晩よりニコニコ動画が中国からアクセスできなくなった。筆者を含め、中国各地の利用者がこれを確認しているので、中国全土的にアクセス禁止となっているのだろう。ただしネット検閲の壁超えをすればサイトにアクセスが可能。  Googleで簡体字中国語に限定し、ここ24時間のニコニコ動画(niconico動画←中国語簡体字)を検索しても「アク禁になったらしいぞ」という話題は非常に少ない。百度で検索しても同様の結果となる。したがい中国インターネットユーザーへの影響は極めて限定的だろう。 ちなみにニコニコ動画にアップされがちな日産コンテンツは「優酷網(YOUKU)」「土豆網(TUDOU)」「酷6網(Ku6)」をはじめとした中国動画共有サイトにも多数アップされている。中国からニコニコ動画へのアクセスは遅く、時間がかかるため、日語のコメントが流れるニコニコ動画をわざわ

  • コンテンツを盗んだら洗脳されたでござるの巻 - 中国リアルIT事情

    中国が自国のアニメ産業を興そうとしているのはご存じの読者も多いと思う。 また中国のアニメコンテンツが教育的要素があって(劣化二番煎じもあって)つまらないと評されているのをご存じの読者もいるかと思う。 若者を「教育できる」、言い換えれば「洗脳できる」ことにアニメの意義があるとレポートする中国の学者がいる。また麻生元首相のアニメ政策に「世界の人々を洗脳して日色に染めよう」と深刻に考える中国の学者がいる。 姜奇平氏という人は京都駅を見て、鉄腕アトムを想像したそうである。そしてこう思ったそうだ。「鉄腕アトムが最初に将来の世界観を作った。車産業のあとも日は発展しなければいけない。そこでコンテンツ産業を立ち上げてカネを稼ぐだけでなく、洗脳させるのだ」 そして姜奇平氏はゲーム機を「洗脳機」と呼ぶ。「任天堂はWiiをリリース。任天堂のWiiやソニーのPS3などのゲーム機は中国国内の法律法規により販売

  • アメリカ人は世界を代表する? - コデラノブログ 3

    ITmediaが報じるところによれば、米国の「Googleブック検索」に日の書籍も強制的に載る可能性が出てきたようだ。 事の経緯は記事中に詳しいが、Googleは世界の「絶版」書籍をデータベース化して、全文検索できるようにしてきた。05年から著作権者らがGoogleを相手取って著作権侵害の訴訟を起こしてきたのだが、それがこのたび和解することになったという。 これが米国内だけの問題ならばそれで済むのだが、日も加入しているベルヌ条約により、この和解条件には日の出版物も含まれることになるということのようだ。 ベルヌ条約については、Wikipediaに以下のような記述がある。 内国民待遇 条約加盟国は、他の加盟国の著作物に国内の著作物と同等以上の権利保護を与える(5条1項など)。外国人の権利につき内国人の権利と異なる定めをすることがあるが(外人法、外国人法)、加盟国の著作物については同等に

  • GSVシンポジウム報告 - コデラノブログ 3

    昨日、MIAU主催のシンポジウムは「Googleストリートビュー"問題"を考える」は、いつものことながら若干時間を超過しつつも無事終了した。 Utreamのライブ中継はなしにして、その代わりパネリストにはオフレコ話も存分にやってもらったことで、かなり突っ込んだディスカッションが行なわれた。 中継こそなかったが、Twitterなどで質問を受け付けたところ、会場に来ている人からリアルタイムで質問が入った。来は会場に来られない人からの質問を受け付けるための仕掛けだったのだが、それを取り上げながらディスカッションを進行、会場から誰も手を挙げて発言しないのだけどもなぜかタイムリーな質疑応答が進行するという、事情を知らない人にはかなり謎なやりとりだったのではないかと思われる。 ただこの方法ならば、会場で手を挙げて質問をいただくよりも、こちら側も質問が整理できるし、出席者も質疑応答の時間まで待たなくて

  • SD時代への決別 - コデラノブログ 3

    映像作家時代に、素材として撮影した雲の映像が結構ある。夕焼けや雨雲などを、約3年間に渉ってとり続けたものだ。しかし残念ながらそれらはすべてSDで撮影してあるため、おそらく今後はプロの仕事としては使い道がないだろうと思う。もっとも、また映像の仕事をするかどうかも怪しいのだが。 そこでそれらの素材をニコニコモンズに提供しようと思って、整理しているところだ。近いうちにアップロードできると思う。高速度撮影してあるので、単に見てるだけでも結構面白いのではないかと思う。 その雲を撮影したSONY DSR-PD150も、今日友人宅へ引き取られていった。自分の中では、これでSD時代に一区切り付けることができた形だ。

  • MIAUアンケートとフィンランド事情 - コデラノブログ 3

    昨日のICPFシンポジウムでのできごとを池田先生がブログに書かれていて、案の定ホットエントリー入りしている。僕の発言も引用されているが、もう少し詳しく情報を書いてみる。 一つ誤解があるのだが、"「2011年にアナログ放送が止まったらどうするか」という質問に対して、ほとんどの人が「テレビは捨てる」と答えたという"という部分は、MIAUのアンケートからの結果ではない。これは、MIAUでアンケートしたら、ダビング10に関して意味まで含めて理解している人が7割近くも出ているが、一般市民レベルまで落としたらダビング10の言葉の意味すら知らない人も相当あるだろう、という話をまずした。 その後で、アンケートとは別にネット一般の意見として、アナログが停波したらテレビを見なくなるという意見も多いという話をした。 その流れで、実際にアナログが停波したフィンランドでは、まずチューナーが別になったことで不便に

    koizuka
    koizuka 2008/07/27
  • それは本当にパラダイムシフトか - コデラノブログ 3

    ちょっと夏日が続いたものだから、調子に乗って風情を出そうと蚊取り線香などを焚いたところ、喉を痛めてしまった。そこから体調を崩して寝込む始末。最近更新してなかったのはそう言うわけなのだった。 さて、先週末から「ニコニコ大会議」ライブ配信で、人を前に中傷と受け取れる書き込みが行なわれたことの是非に対する議論が続いているようだ。この問題に関しては、当は僕はもっと早くから言及しておかなければならなかった。 このようなインタラクティブな試みは、5月1日に行なわれたMIAUの「青少年ネット規制法案を考える」シンポジウムで行なった事がある。ブログでもちょっとそのことを書いているし、ニコニコ動画やYouTubeでは、楠さんの講演や質疑応答の部分で、少し雰囲気がわかるかもしれない。 このような手法は、ライブとネットを接続するという点で古くから実績がある。平澤進のインタラクティブ・ライブがその先駆と言える

  • ブルーレイにも補償金 - コデラノブログ 3

    朝日新聞によれば、ブルーレイ録画機とブルーレイディスクに補償金を課すことを、文科省の経産省間で大筋合意したようである。 HDDに課金はないというが、あれ、もしかしてオレ、議論を誤解していた? もし仮にHDDにも課金という話になったら、レコーダ体とHDDとBDメディアで補償金三重取りですかそうですか。それで補償金は縮小ですか当にありがとうございます。

  • ネットならではのコンテンツ - コデラノブログ 3

    昨日「動画共有サイトに代表される新たな流通と著作権」というJASRAC主催のシンポジウムがあったようだ。 この中で語られている内容は、著作権法をいじったり、タダでテレビをネットに流すことばかり考えず、ネットならではのコンテンツを考えよう、という事だと思う。そういう人たち人がどれだけそういうものを考え、実行しているのかという疑問も残らないではないが、少なくともニコニコ動画のあり方は、僕は評価している。 実はまだプランの段階だが、僕自身も考えていることがある。MIAUのシンポジウムは、毎回UStreamのシステムを使ってライブ中継しているが、この視聴者は同時にチャットに参加できる。先日のダビング10シンポジウムは、試験的にUStreamのチャットを使って質問を受け付けてみたりした。 その延長線上で、今度シンポジウムをやるとしたら、ディスカッションの背景のスクリーンに大きく、UStreamのチ

  • YouTubeとニコニコ動画の差 - コデラノブログ 3

    MIAUのダビング10シンポジウムの動画を両サイトにアップしてあるわけだが、再生回数でソートしてみた。 最多再生数はどちらも同じぐらいだが、YouTubeのほうは割と頭から順番に見ていって、途中で挫折するのか回数が徐々に減っていく感じ、一方ニコニコのほうは、盛り上がっているというか面白いエピソードに再生回数が集中していて、順序はバラバラという、興味深い結果が出た。 YouTubeにも動画にコメントを付けられる機能があるのだが、ほとんど利用されていない。一方ニコニコのほうは、コメントが画面上に、そして視聴者の思ったタイミングのところに付けられるので、よく利用されている。そして結果的には、コメント数が呼び水になって、加速度的に面白い回だけ再生が延びるという構造のようだ。 ネットの動画のあり方としては、面白いものに再生数が集中するのは当然あるべきことであって、そういう意味ではYouTubeはクチ

  • テレビ番組を、本当にネットで見たいか - コデラノブログ 3

    先のデジコン委員会で思ったことの続き。 冒頭中村伊知哉氏の発表にもあったことだが、果たしてテレビ番組をネットで有償で見るという市場が成立するのか、という疑問に対しては、考えていく必要があるように思う。それは、今の無料放送のうち、金を払ってみたいものがどれだけあるのか、という疑問でもあるだろう。 現状テレビ番組の権利の持ち方は、徐々に変わってきている。アニメはネットでも人気の高いコンテンツの1つだが、これらは徐々に映画のような制作委員会制度に変わってきて、権利を委員会、まあ有り体に言えば複数のスポンサー集団が持つようになった。つまりテレビ局からの制作費を当てにしないことで、権利的にも独立した状態が作れるわけである。 これらの方式で制作されたアニメーションは、フィニッシュをテレビだと考えていない。むしろ無償で放送するテレビはプロモーションだと考えて、その後セルDVDやレンタル、キャラクター商品

  • テレビに変わるもの - コデラノブログ 3

    Internet Watchの記事によれば、月間利用時間ではニコニコ動画のほうが、Youtubeよりも長いという。調査会社は「2ちゃんねる的なコメント機能や『職人』による高品質動画などが醸し出す臨場感と一体感が、ユーザーを引き付けている」と分析しているが、もう少し別の見方もできるだろう。 Youtubeは、コンテンツの長さが10分以内と決められている。すなわちユーザーは、数分おきに能動的なアクションを求められることになり、それは逆に短時間で効率的な情報摂取を意味すると考えられる。 一方ニコニコ動画は、Youtube的なリレー検索的利用ではなく、一つの短いコンテンツを繰り返し再生して見るという行為と、コンテンツが時間に縛られないため、テレビ的に流しっぱなしにしておくという使い方の両方が存在する結果、視聴時間が延びる結果になっているのではないか。 ビジネスモデルとしては、日においてはYout

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