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ブックマーク / nessko.hatenadiary.jp (34)

  • 「ファシズム」のインフレ? - 一人でお茶を

    第一次世界大戦の末期、「提督たちの反乱」と呼ばれた無謀な出撃作戦に反対した水兵たちが蜂起、アホな上官の妄動を阻止した水兵たちの「兵士の革命」に講和を願う労働者たちが合流、事実上の無血革命が起き、当時最も民主的と評される憲法の下ワイマール共和国が誕生する。しかし、政治面では安定せず、議会政治は麻痺しかかっていく。既成政党に不満を持つ人たちの中からナチ党に期待する人たちが増え始める。その背景に「社会主義」のインフレという現象があった。引用部の "あのシュペングラー" というのは『西洋の没落』を書いたシュペングラーのこと。 「社会主義」のインフレ 大戦後、左翼陣営では、社会主義理念のインパクトが共産主義という新理念の出現で薄れたが、逆に右翼勢力の一部に「社会主義」がはやるようになった。あのシュペングラーも1919年に『プロイセン主義と社会主義』を出版した。シュペングラーはもちろん、マルクス主義的

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    kojitaken 2009/11/20
  • テレ朝は竹中平蔵マンセー - 一人でお茶を

    夕方のニュースに出てたよ。しゃべることは相変わらずだが、人相悪化進行。ほんま、顔が汚なくなった。荒んどるのう。 テレ朝は朝日新聞と同系列、そのせいか報道でも、郵政に関しては小泉流民営化マンセー路線の物言いしかしない。 朝日新聞については、伊東光晴が批判していた。 伊東光晴『「経済政策」はこれでよいか』(岩波書店 1999年)は「この小著を通じて私が強く言いたいのは、事実についての追求努力なしに、既存理論やイデオロギーで政策を論じようとする「原理主義」的理論家の政策発言に対する疑問である。」というはしがきではじまるのだが、1998〜1999年頃には既に、マスコミで喧伝される経済政策は伊東氏から見るとずいぶんと偏り現実性を欠いたものばかりになっていたようだ。 今日、日のマスコミは、とくに私は『朝日新聞』の経済の編集委員たちがこの頃ひどいと思っているが、かれらはナイトやバイナーが理想としたイギ

    テレ朝は竹中平蔵マンセー - 一人でお茶を
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    kojitaken 2009/10/28
    私が忘れられないのは2002.10.26の社説「不良債権──「竹中いじめ」の無責任」。なお、辰濃「天声人語子の息子」は世襲記者だったからちょっと偏見持ってます。佐藤優責任編集はちょっとカンベンしてってとこですね
  • 村山雅人『反ユダヤ主義 世紀末ウィーンの政治と文化』講談社メチエ 54 - 一人でお茶を

    反ユダヤ主義―世紀末ウィーンの政治文化 (講談社選書メチエ) 作者: 村山雅人出版社/メーカー: 講談社発売日: 1995/08メディア: 単行購入: 1人 クリック: 19回この商品を含むブログ (2件) を見る表紙に載った紹介文。 十九世紀末、遅れてきた自由主義と他民族国家の都、ウィーン。 西欧社会への同化を望み、巨万の富を蓄えて急激に擡頭したユダヤ人に、排斥の矛先が集中した。 同化人を敵視するドイツ民族主義、ユダヤ人を除外した社会主義運動、 カトリックやプロテスタントとの宗教問題、同化系と東方系にわかれたユダヤ人同士の相克……。 政治・民族・宗教、すべての問題は、なぜ「反ユダヤ主義」を軸に展開されたのか。 複雑な彩りをみせた世紀末ウィーンの政治文化に新たな光をあてた力作。 (引用元:村山雅人『反ユダヤ主義 世紀末ウィーンの政治文化』講談社メチエ 54) 紹介文を読んで興味を持

  • 古屋圭司自民党ネガキャン本部長 - 一人でお茶を

    あいにくの曇り空、いまにも雨が降りそうなお天気、午前中なんとなく暗くなって雨が降るのかなと思ってると、しばらくしてまた明るくなりました。あれが日だったようです。 日の四国新聞には、自民党の全面広告が出ていました。自民党の政策パンフレット「政治はギャンブルじゃない」の要点をまとめたもの。民主党へのネガキャンといっていいでしょう。 自民党政策パンフレット(http://www.jimin.jp/jimin/kouyaku/pamphlet/) 自民党の広報部長・古屋圭司が、自身のブログで簡潔に要旨を語っていました。 私は、今回の選挙はかつてないほど厳しい環境下での戦いであると覚悟を決めています。しかし、政権交代だけを叫びながら「憲法、安全保障、教育」などの基政策も全くまとまっていないうえ、労働組合の影響を強く受け、財源の根拠のないバラ色の政策を並べる民主党には絶対にこの国を任すわけには

    古屋圭司自民党ネガキャン本部長 - 一人でお茶を
    kojitaken
    kojitaken 2009/07/23
    "自民党さんには、ネガキャンを不快に感じる人がけっこういることに、早く気がついてもらいたいです。それとも、自民党への忠誠度が不十分な高齢者に対するハラスメントも兼ねているんでしょうか。"
  • 悪目立ちする在特会の背後に広がるもの - 一人でお茶を

    岩波書店『世界』2009年7月号に、西中誠一郎「数多くのカルデロンさん一家」というルポルタージュが載っています。カルデロンさん一家を標的にデモを行なった在特会らのことも取り上げられていましたが、それよりも日政府がどういう対応をしたかがくわしく報告されていました。興味のある方は『世界』2009年7月号をお読みください。 メモとして、テロ対策や体感治安の悪化を理由に、どういうことが行なわれてきたかという部分を一部引用しておきます。 「不法入国」と「不法残留者」をあわせた「不法滞在者」の人数は、09年2月現在、約13万人。03年から日政府は「不法滞在者を5年間で半減する」という政策を「治安テロ対策」の名目で打ち出した。 自主出頭を促す「出国命令制度」や、インターネットを使って密告を奨励する「メール通報制度」、「外国人と思われる従業員」の個人情報を就職・離職時にハローワークへ届け出ることを罰則

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    kojitaken 2009/07/03
  • 田母神と民主党 - 一人でお茶を

    田母神の件だが、参考人質疑をしたおかげで、アパ論文をめぐって自衛隊でどういうことがあったのかとか、田母神が設けた講座でどんな歴史観が教えられていたのかなど、いろいろわかってよかった、というのがある。 同時に、退職していたとはいえ、つい最近まで現役の武官だった田母神は、武官としての考えを述べたわけだが、武官が国会で自己主張するというのは前代未聞の出来事だったのではないだろうか。 田母神は前例を作ってしまったのではないか。 民主党は、文民統制について麻生太郎首相と各幕僚長出席の集中審議を要求したが、与党は幕僚長の出席要求について「制服自衛官は政治的議論にかかわるべきでない」と拒否したそうだ。 民主党なんだが、映画『南京の真実』製作発表記者会見に駆けつけた国会議員の中に、何人か民主党の議員がいる。(参照) 自民党内には田母神を擁護する者もいたと既に報じられているが(四国新聞社)、民主党内にもいる

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    kojitaken 2008/11/12
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  • 朝日・読売・日経 - 一人でお茶を

    新聞界の「勝ち組」三紙は新聞販売とニュースサイトの共同化のため業務提携した。『世界』2008年4月号の神保太郎「メディア批評」ではこの件を取り上げ、衰退する新聞業界での生き残りをかけて三強が弱者を排除しようとしていると見ている。 朝日は提携発表の数日前、読売の同意も得て、北海道・帯広の夕刊地域紙=十勝毎日に道央部とオホーツク海沿岸にいたる道東部に配布する朝刊の印刷を委託する協定を結んでいた。読売が早くから十勝毎日でやっていたことなので、その同意が必要だったのだ。読売にしても、輸送や配達が一緒にやれれば、経費節減が期待できる。二紙一緒なら、歯の立たなかった地元の有力紙、北海道新聞にも強気で立ち向かえる。両紙は提携後、販売・配達の共同化を、毎日・産経がまだ強い大阪周辺部や、強大な地元紙、南日新聞のある鹿児島でも推進する、としている。三紙の合意文書には「三社以外の新聞社等が将来(提携に)参加す

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  • 毎日叩きに痛い過去を思い出す - 一人でお茶を

    自分がウヨウイルスに感染発熱状態で朝日叩いてはしゃいでいたはずかしい過去を思い出すのよね…… 私にとってはそういう騒ぎなのだが、それにしては最近の毎日叩き関連記事を読むと、どうも最初に「国辱だ!」と騒ぎ立てた方々の影が薄くなってきてるのが気にかかる。 セクハラとも受け取れるエロ記事垂れ流しに怒る主婦が抗議の主役なのではという見方をする人もいるようだ。 加えて主婦という立場にいる女性が出てくると、ブログやはてなブックマークのコメントを読む限り、男の人はどうにも「主婦」という一群は対応しづらいらしくて、バカ扱いして意見そのものを無視するということができないと、棚の上にのせて拝むということにしかならないらしい。 ウヨと主婦が連動するといえば毒ギョーザ事件の例がありましたね。 まあ問題とされたエロ記事というのが、週刊誌のイロモノ記事みたいなものなので、こんなの載せてえらそうな顔するなよと怒る人が出

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    kojitaken 2008/08/16
    ↑ 主婦にシフトもあるけど、ネット左翼(っていうか左右共闘論者)にシフトしていて、左側からの反批判が弱いのが問題。
  • 映画『靖国』と二人の議員 - 一人でお茶を

    刈谷さんは毎日新聞の取材に「映画は刀作りのドキュメンタリーと聞いていた。李纓監督はもう信用できない。出演場面をカットしてほしい」と話した。 http://mainichi.jp/select/wadai/news/20080411k0000m040111000c.html こういう行き違いはドキュメンタリー作品にはよくあることなのだろうと想像されますね。単なる映像記録というのではなくて、ドキュメンタリー作品いうことになると、作り手が現実から切り取った映像を使って自分の考えなり感覚なりを表現するということになるわけだから、被写体になった側からしてみれば出来上がった作品みてみると「何でこうなるの?」になるというのは、あるでしょう。 これは作り手と撮影される側の問題で、場合によっては争うことになるのかもしれませんが、ドキュメンタリー作品にはついてまわる難儀なのでしょう。 ただでさえ難儀はつきまと

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    kojitaken 2008/04/12
  • 食い違う証言 李纓監督と有村治子参院議員 - 一人でお茶を

    自民議員が出演者聴取 “靖国”監督が反発 2008年4月10日 00時57分 映画「靖国 YASUKUNI」の中心的出演者で刀匠の刈谷直治さん(90)夫=高知県在住=から有村治子参院議員(自民、比例)が事情を聴き「刈谷さんらは出演シーンの削除を希望している」と主張していることが分かった。李纓監督(44)は9日、共同通信のインタビューで「出演を納得してくれていた夫を変心させた。許せない介入だ」と訴えた。 http://www.chunichi.co.jp/s/article/2008040901000995.html 四国新聞に同じ内容でさらにくわしい記事が出ていました。一部引用して両者の言い分をメモしておきたいと思います。 「介入、変心させた」と訴える李纓監督の説明。 監督によると、映画は完成後、夫に見てもらった。 「奥さまは刈谷さんの刀の世界がよく分かっていない面があり(映画の内容

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    kojitaken 2008/04/11
  • 稲田朋美衆院議員 - 一人でお茶を

    サンプロでも映画『靖国』上映中止を取り上げていたが、田原総一朗によれば騒ぎの発端になったともいえる稲田朋美衆院議員にも出演依頼したのだが応じてもらえなかったとのこと。 そして、今になって稲田議員が試写の要求はしていないと言い分けしているのをおかしいんじゃないかともいってた。 上映中止のきっかけと指摘される国会議員向け試写会が3月に開かれた経緯を問われると、「文化庁所管法人の助成金が支出されたことを週刊誌の報道で知り、『映画を見せてほしい』と文化庁に求めたが、『公開前に』とか『試写を開いて』などとは言ってない」と釈明。「試写会が開かれたのは、文化庁と配給会社の判断だ」と述べた。 四国新聞社 上のような弁明を繰り返しているのですね。 稲田議員は、まじめで正義感が強い人に見えるのだが、なぜか『正論』あたりに感化されて『つくる会』な方向へ思い込みが傾いているようで、いわゆる草の根右翼というか右派市

    稲田朋美衆院議員 - 一人でお茶を
  • 映画『靖国』上映希望映画館続出 - 一人でお茶を

    日の四国新聞には映画『靖国』の相次ぐ上映中止について経緯をまとめた記事が出ていた。 稲田朋美衆院議員が「反日映画の疑いがあるから映画を見せろ」と文化庁に要求したことからこんな騒ぎになっていったのだが、その稲田議員も今は「上映をやめさせようと考えたことはない」と言っている。 四国新聞の記事によれば、上映中止となった映画館側も現場は上映したがっていた。しかし、映画館の運営会社上部が上映中止を決めてしまった。この対応に映画界からも「トラブルを恐れ、保身に走っている」と嘆く声が上がっているとのこと。 配給元のアルゴ・ピクチャーズによれば、映画『靖国』の上映については、5月以降上映を予定していた全国13の映画館に加えて、今回の騒ぎをきっかけに複数の映画館から上映希望が寄せられてきているそうで、日でも観られる機会は得られそうだ。 さらに四国新聞にはこの件に関して鈴木邦男が評論を寄せていた。 鈴木邦

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    kojitaken 2008/04/05
  • 福田首相の「賢政」 - 一人でお茶を

    まず「きまぐれな日々」から。 日国民はコイズミの復活を許すな - きまぐれな日々 どうも週刊誌には福田内閣への非難・悪口がいっぱい出ているようですね。まあどの内閣も週刊誌上では悪く言われるのがフツーと言われればそれまでですが、ふと、でも私最近福田首相を評価している文章を雑誌で読んだことがあるな、と思って、探してみたら出てきた。 岩波『世界』2008年3月号に載っていた大瀧雅之「「金融立国論」批判」の中で、福田首相をほめている箇所があった。 いま話題になっているサブプライム問題とはどのようなものなのかを解説した後、「では日はなぜ、アメリカ金融市場の阿鼻叫喚を対岸の火事として恬淡と毎日を送れないのだろう」という一文につけられた註(4)として、次のように書かれている。 こうした狂騒の中、福田康夫首相の株式・商品市場のヴォラティリティー(脆弱性)への距離を置いた冷静的な対応は、近年まれに見る「

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    kojitaken 2008/03/07
    自ブログ言及
  • 花岡信昭とクライン孝子 - 一人でお茶を

    もはやこの二人は右翼の敵、保守の恥垢ですね。 こいつらがネット上で噴きあがる度に、どれだけ右派の印象が悪くなっていくことか。無防備な右寄り脳が劣化させられていくことか。 花岡は大人の社会の常識を語っているだけだといっているが、その「大人の社会の常識」というのは「自分の仲間内での常識」ということなのだろう。花岡とそのお友だちは、集まるとあんなことばかり喋ってるということなんだろうね。 しかしな、花岡よ、お友だちと徒党を組んで中学生をいじめている暇があったら、クライン孝子をなんとかするべきなんじゃないのか。あんたは確信犯かもしれんが、あれはどう見てもタガがはずれたババアだろうが。 甘く見て放置してると、いまに厄災をもたらすぞ。

    花岡信昭とクライン孝子 - 一人でお茶を
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    kojitaken 2008/03/02