連日の猛暑日、熱中症、今年も日本の夏が猛威を振るっています。そういえば毎年、夏になるとお決まりの文句を耳にしませんか。 「昔はこんなに暑くなかった」 これ、本当でしょうか。確かに子どもの頃は、外出を控えるほど暑さを危険視していなかったように思います。とはいえ、明確に「子どもの頃より気温が上がっている」と断言できるほどの根拠は持ち合わせておりません。 そこで、その感覚をデータにて検証してみましょう。気象庁の統計から過去100年間の最高気温を抽出し、夏日(25℃以上)、真夏日(30℃以上)、猛暑日(35℃以上)をそれぞれカレンダーにプロットしてみました。なお、地点は僕の住んでいる大阪市のデータを用いています。データ分析には Tableau を使用しました。 四半世紀の傾向|夏日、真夏日、猛暑日の出現頻度まず、2018年、2013年、2008年のデータをみてみましょう。グレーが夏日、オレンジが真
なぜ東京五輪を暑さが過酷な時期に開催するのかという話題をよく聞きます。 特に2時間以上走り続けるマラソンは、暑さ対策として開始時間を繰り上げたり、沿道の街路樹の枝を伸ばしたりという措置が検討されているようです。 では、過去と比べて、東京五輪が本当に暑いのか。また、どの地点が暑いのか。衛星データから探ってみました! ※本記事は宙畑メンバーが気になったヒト・モノ・コトを衛星画像から探す不定期連載「宇宙データ使ってみた-Space Data Utilization-」の第4弾です。まだまだ修行中の身のため至らない点があるかと思いますがご容赦・アドバイスいただますと幸いです! (1)結果から発表! 2020東京五輪は暑いのか 解析の手順は長くなってしまうので最初に解析結果から発表します。 解析の手順は長くなってしまうので最初に解析結果から発表します。 Credit : sorabatake 上図の
メラメラと…地球温暖化の可視化がポップアートみたい2018.09.03 23:0010,105 Brian Kahn - Gizmodo Earther [原文] ( たもり ) ポップに見えても、ヤバい現実。 地球温暖化が進みつつあるという事実を改めて突きつけられるような動画が公開されました。 この動画を制作したのは、フィンランド気象研究所の研究科学者であるAntti Lipponenさん。米GizmodoのBrian Kahn記者が「地球温暖化の泡」と呼んだこのビジュアライゼーションは、1880年から現在にいたるまでの国ごとの気温偏差の変動(ここでは1951年から1980年を基準と定義)を可視化したものです。 各国を示すドットは大きくなったり小さくなったり、赤くなったり青くなったりとせわしないですが、現在に近づくにつれて全体的に赤色に染まっていきます。 #Temperature ano
概要 Prophet は「高度な専門知識を持たなくとも簡単に」時系列予測モデルを作成できるようにする、というコンセプトで作成されました。実際、Prophet は伝統的な周期・トレンド・ノイズ成分の分解に構造変化の要素を加えただけのシンプルなモデルを扱いますが、様々な時系列に柔軟に対応でき、かつ非常に手軽に使用できます。 しかし、あとほんの少しだけ時系列分析に関する知識があれば、Prophetを使ったデータ分析のクオリティを一層向上させられます。例えば以下2つの記事は、Prophet を使って時系列分析をしています。 @haltaro さんの あまりに暑いので,140年分の気温をProphetで分析した @HotAllure さんの 「あまりに暑いので,140年分の気温をProphetで分析した」かったが、先を越されていたので掘り下げてみた どちらも興味深い記事ですが、時系列分析をする際の定
Deleted articles cannot be recovered. Draft of this article would be also deleted. Are you sure you want to delete this article? #概要とおさらい 東洋経済ONLINEの記事(東京の夏が「昔より断然暑い」決定的な裏づけ-過去140年の日別平均気温をビジュアル化) を受けて、気象庁HPにある140年気温のデータを用いた時系列分析をしようと思いました。しかし、 @haltaro さん あまりに暑いので,140年分の気温をProphetで分析した という投稿で一歩早く分析がされていたので、 「あまりに暑いので,140年分の気温をProphetで分析した」かったが、先を越されていたので掘り下げてみた という記事を書きました。本投稿は、その続編になります。 詳しくは上記の2
#はじめに 関連リンク一覧: ・大元ネタ 東京の夏が「昔より断然暑い」決定的な裏づけ-過去140年の日別平均気温をビジュアル化 - 東洋経済ONLINE ・元記事 @haltaro さん [あまりに暑いので,140年分の気温をProphetで分析した] (https://qiita.com/haltaro/items/9c68f0914677bb3a629c) ・時系列分析とProphetがより詳細に述べられているページ @s_katagiri さん あまりに暑いので、ごく簡単に Prophet の分析の質を向上させる方法を書いた @s_katagiri さんによる更に詳細な時系列分析のお話(外部サイト) [R] fb Prophet の解剖で学ぶベイズ時系列モデリング - ill-identified diary ・Prophet ホームページ Prophet - Forecasting
Photo by Skaja Lee 秋山です。 今年は暑いですな。(台風前の東京はちょっと涼しかったですが…) 毎年こんな暑かったっけ?ということで、気象庁が公開している気温のオープンデータとPythonを使って、気温データを可視化しながら遊んでみました。 今回は、機械学習でもよく使うPythonライブラリのPandasやMatplotlib、Seabornを使います。 ■どんなデータを使うか 気象に関するオープンデータは気象庁のサイトからCSVダウンロードできます。 www.data.jma.go.jp とりあえず1910年から108年分ダウンロードしてみました。(※やってみたところダウンロードサイズ制限のようなものがあり、最低気温、最高気温に関しては10年程度ごとに分割しないとダウンロードできませんでした)あと、sjisだったので適宜変換しつつutf-8に結合しました。 CSVデータ
はじめに 統計開始以来最も暑い夏を生きる皆様,お疲れ様です.あまりに暑くてムシャクシャしたので,気象庁から約140年分(1872年1月1日-2018年7月21日)の東京の気温データを入手し,Prophetで分析しました. 以下は,過去365日分の最高気温の実測値と,2018年7月22日から1ヶ月先までの予測値を表したものです. また,以下は,最高気温のトレンドと年単位の周期性を表したものです. 分析の結果,平均・最高・最低気温の全てに関して,1920年付近から上昇し続けており,そのトレンドを考慮してもなお,ここ数日は特に暑いことを確認しました.分析に用いたNotebookはこちらです. 注:本記事は,2018年7月22日に個人サイトに投稿した記事を,Qiita向けに再構成したものです. 環境 macOS Sierra, 10.12.6 Python, 3.6.6 Prophet, 0.3
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