Webサービスの基軸を構成するのは、SOAP、WSDL、UDDIの3つのテクノロジだ。この連載では、Webサービスの基本的な知識を身に付けるために、この3つのテクノロジの背景と仕様、機能などを分かりやすく解説していく。(編集局) Webサービスインターフェイスの具体的な定義 WSDL文書によるWebサービスのインターフェイスを定義する方法の解説も3回目となる(前々回「WSDL:Webサービスのインターフェイス情報」、前回「WSDL文書が持つ二層構造の前段部」)。これまで、WSDL文書はWebサービスのインターフェイスを抽象的に定義したうえで、それを具体的なインターフェイスとして定義し直すという構造を持つことを解説してきた。前回はその抽象的な部分を説明したので、今回は後半の具体的な定義を解説する。 前回、前々回にも登場したWSDL文書の構造図をあらためて示す。今回はこの中で、具体的な定義を行
WSDLの作り方 早速サンプル・プログラムのWSDLを作成してみましょう。WSDLはXMLで記述するために、Webサービス・プロバイダがWSDLの仕様書を見ながらエディタなどで書くことも可能です。しかし、これでは「オートマ運転」とはいえません。WSDLさえも自動で作りたいと思いませんか? 実はAxisを利用すると、WSDLをプログラムで自動生成することができます。 AxisにはJava2WSDLというユーティリティが付属しています。このユーティリティでWSDLファイルを自動生成します。Webサービス・プロバイダはすでにJavaBeansと配置記述ファイルを作成していますので、これらを基にして、WSDLファイルを作り出します。 このユーティリティを実行するには、<@WORK>ディレクトリに移って、第1回以降使っている環境変数設定バッチファイルを起動します。環境変数設定後、<@WORK>ディレ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く