今回は、PMBOKとCMMIという既存の体系が、どのように進ちょく管理をとらえているかを紹介し、工事進行基準が当たり前となるこれからのプロジェクト管理の参考にしたい。 既存の知識から学べることがある 本連載第1回の「工事進行基準が進ちょく管理に変化をもたらす」では、工事進行基準の採用が、ソフトウェア開発プロジェクトの進ちょく管理現場にどのような変化をもたらすことになるかという点を中心に説明しました。 具体的な対応方法は、プロジェクトまたは企業それぞれで異なるはずですが、いざ自分が対応する場合に備え、現場のプロジェクトマネージャが今後の進ちょく管理でどのような点を重視すべきかという点について、ご理解いただけたのではないかと思います。 今回は、プロジェクトマネジメントや開発プロセスの代表的な知識体系であるPMBOK、CMMIでは、進ちょく管理に関して、どのように考えられているかを紹介していきた
![進ちょく管理で実践したいプラクティス](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/5d524dc7b59ac6cbe34f2247f296032e123c71d2/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fim%2Farticles%2F0810%2F27%2Fr5progress02_01.gif)