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2020年12月18日のブックマーク (8件)

  • 韓国の注目作家が紡ぐ、科学的でエモーショナルな絶品SF短篇集──『わたしたちが光の速さで進めないなら』 - 基本読書

    わたしたちが光の速さで進めないなら 作者:キム・チョヨプ発売日: 2020/12/03メディア: 単行(ソフトカバー)2020年は10年の区切りということもあって素晴らしいSF短篇アンソロジーが多数刊行され、SF短篇集も豊作だったのだけどここにきてまた凄いSF短篇集が刊行された。韓国の作家キム・チョヨプによる『わたしたちが光の速さで進めないなら』だ。 1993年生まれで書(原書は2019年刊行)がデビュー作とバリバリの新人なのだけれども、技術的には円熟の域だ。ファースト・コンタクトあり、言語SFあり、コールドスリープ、マインドアップロードあり、テクノロジーによって変容していく人間の姿や社会を描き出していくサイバーパンク的な要素も各作品に共通していて──と、SFでは定番のネタを毎回「こう演出するのか〜!!」と驚かせてくれた。 毎回読後には現代の物語、感覚だな……と納得させてもくれ、凄い凄

    韓国の注目作家が紡ぐ、科学的でエモーショナルな絶品SF短篇集──『わたしたちが光の速さで進めないなら』 - 基本読書
  • 2020年に読んでおもしろかった本10冊 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    歴史に残る2020年」に読んだものたち 2020年もそろそろお終いです。 今年は新型コロナの影響で 在宅時間が増えて、読書時間が増えた人も多かったのではないでしょうか。そんな私は図書館にしばらく行けなくて、ネット書店でのお取り寄せ頻度が去年比で2倍以上になりました。 図書館にあるやや古いではなく、比較的新しく出たを読む機会が増えたわけです。せっかくですので、2020年に読んだで面白かったものを10冊紹介してみます。 1. 『タイのかたち』 赤木攻 めこん  2019/10/25 ¥2,750 このは今年の1月に書評を書きました。 タイトルの通りタイ王国の歴史に関するなのですが、一般的な通史ではありません。 いかにタイという国が多民族な国家で、異なる地域の集合体であるかが強調され、それゆえ近代以降に歴史文化を「創り上げる」必要があったかが説明されています。 普通に通史を読むだけ

    2020年に読んでおもしろかった本10冊 - 歴ログ -世界史専門ブログ-
  • 「美術史」のアヴァンギャルド|ちくま学芸文庫|佐藤 道信|webちくま

    美術史研究のあり方を変えた『眼の神殿』がこのほど文庫化しました。文庫版解説として、東京藝術大学教授・佐藤道信氏が、このが最初に刊行された時の時代状況と、制度論的研究の射程についてお書きくださっています。 私は戦後の日美術史をめぐる著作のなかで、辻惟雄『奇想の系譜』(美術出版社、1970年、ちくま学芸文庫、2004年)と北澤憲昭『眼の神殿』(美術出版社、1989年)の二書は、歴史に残る二大著作だと思っている。前者は半世紀にわたってまったく色あせることなく読みつがれ、後者も30年間、近現代日の「美術」「美術史」「美術史学」の基設計図を示した名著として読み継がれている。辻先生は大学時代の私の恩師、北澤さんは同書以後研究を共にしてきた畏友中の畏友で、この二人と出会えたことは、私の研究人生で最大の幸運と幸福だった。もう一人恩人をあげるなら、私たち二人の各著書をサントリー学芸賞に選出してく

    「美術史」のアヴァンギャルド|ちくま学芸文庫|佐藤 道信|webちくま
  • 孤独な人は「内なる声」と会話するため脳に特徴があることが判明

    孤独であるかどうかは人の幸福を大きく左右するといわれていますが、孤独であるか否かは脳の特徴からも判別可能なことが新たな研究で示されました。 The default network of the human brain is associated with perceived social isolation | Nature Communications https://www.nature.com/articles/s41467-020-20039-w Lonely people have a unique brain signature, perhaps due to so much imagined social contact https://www.psychnewsdaily.com/lonely-people-have-a-unique-brain-signature-per

    孤独な人は「内なる声」と会話するため脳に特徴があることが判明
  • 高島屋、京都が世界の敵になってしまった広告文「Save the world from Kyoto」で謝罪 英文にミス

    高島屋が京都店に掲出していたポスターの誤表記を謝罪しました。当該の文は「Rising Again. Save The World from Kyoto JAPAN.」……「世界を京都から守れ」みたいになってる!? 公式謝罪文 同店はミスについて、来の意味を伝えるには「World」と「from」の間に「,(コンマ)」を入れるべきだったと説明。つまり、来は「Save The World, from Kyoto」で、「世界を救おう、京都を起点に」といった意図だったのでしょう。それがコンマ1つ欠けただけで京都が悪者になるのだから、言葉の扱いは難しい……。 来は「京都から動いて世界を救おう」や「世界を救おう、京都より(のメッセージ)」といった、「京都を起点に世界を救う」ニュアンスだったもよう コンマが抜けると、「京都(の脅威)から世界を守れ」みたいに……もっとも、コンマの有無にかかわらず分かり

    高島屋、京都が世界の敵になってしまった広告文「Save the world from Kyoto」で謝罪 英文にミス
  • 2020年に刊行され、おもしろかったノンフィクションを振り返る - 基本読書

    2020年ももうすぐ終わるので、読んでおもしろかったノンフィクションを振り返っていこうかと。今年はまるっとの雑誌でノンフィクションの新刊ガイドを担当しており、例年よりもたくさん読んだような、あまり変わらないような。とはいえ、おもしろいノンフィクションには山ほど出会ったので、思い出しながら書いていく。 まずは科学系から! LIFESPAN(ライフスパン)―老いなき世界 作者:デビッド・A・シンクレア,マシュー・D・ラプラント発売日: 2020/09/01メディア: Kindle版科学系のノンフィクションの中で最もおもしろかったのはなにかといえば、デビッド・A・シンクレア、マシュー・D・ラプラントによる『LIFESPAN 老いなき世界』になる。シンクレアは老化の原因と若返りの方法に関する世界的な権威で、老化は克服できる病であり、克服すべきだ、とこのの中で強烈に主張している。ほとんどすべての

    2020年に刊行され、おもしろかったノンフィクションを振り返る - 基本読書
  • 外国人観光客数・消費額で見る外国人に人気な都道府県ランキング

    のインバウンドは今年大きな打撃を受けたものの、統計によると2011年から2019年まで9年連続で訪日観光客が増加しています。国境がオープンする兆しが見られ、今後インバウンドが少しずつ回復することが予想できます。 ポストコロナに生まれるインバウンド需要を見逃さないよう、最新の訪日観光客に関するデータからインバウンドのトレンドを見ていきましょう。以下、BonusFinderが発表した「訪日外国人・消費額ランキング」です。 外国人観光客数が最も多いのは?訪日外国人数トップ20以下のマップは、訪日外国人数が最も多い上位20の都道府県を示しています。東京、大阪、千葉のトップ3、そして4位の京都が他を大きく引き離す結果となっています。 以下にトップ20の都道府県をリストにしました。 1. 東京都(1410万人) 11. 兵庫県(180万人) 2. 大阪府(1153万人) 12. 山梨県(166万人

    外国人観光客数・消費額で見る外国人に人気な都道府県ランキング
  • The Best Photo Spots in Japan

    What is the iconic image of Japan to you? Mount Fuji, the shrines with vermilion torii gates, or hypermodernity in Japan’s urban landscapes? In this article, we introduce some of the best photo spots where you can take iconic beautiful photos of Japan. 1. Kiyomizudera & Gion District In Kyoto, you probably visit many historic temples, shrines, and Japanese gardens. Especially Kiyomizudera Temple a

    The Best Photo Spots in Japan