2016年6月17日のブックマーク (2件)

  • 東電「第三者委」も依頼者の言い分で報告書 再び登場した「舛添の弁護士」

    辞職を表明した東京都の舛添要一知事が繰り返した「第三者の厳しい目」に続いて、「第三者委員会」のあり方に対する国民の信頼が改めて失われることになりそうだ。 舛添氏の政治資金をめぐる調査では、事実認定が「舛添知事寄り」だとして批判を受けたばかりだが、この調査を担当した「マムシの善三」こと東京地検特捜部出身の佐々木善三弁護士は原発事故関連の東京電力の第三者委員会にも参加していた。その調査結果では、炉心溶融(メルトダウン)の認定をめぐって清水正孝社長(当時)が官邸から「慎重な対応をするようにとの要請を受けたと理解していたものと推認される」と結論付けているが、「権限がない」などとして当時の官邸メンバーにはヒヤリングしないまま導かれた結論だったからだ。当時の官邸メンバーは「第三者委員会と称して、第三者性があるかのごとく印象付けているのは、はなはだ不誠実」(枝野幸男・元官房長官)などと激怒している。 東

    東電「第三者委」も依頼者の言い分で報告書 再び登場した「舛添の弁護士」
  • 石巻3人殺傷事件、死刑確定へ 最高裁、被告の上告棄却:朝日新聞デジタル

    宮城県石巻市で2010年、元交際相手の姉ら2人を殺害し1人に重傷を負わせたとして、殺人罪などに問われた千葉祐太郎被告(24)の上告審判決で、最高裁第一小法廷(大谷直人裁判長)は16日、被告の上告を棄却した。被告は事件当時18歳7カ月で、裁判員裁判で少年に言い渡した死刑判決が初めて確定する。 犯行時に少年だった被告の死刑が確定するのは、山口県光市で1999年に起きた母子殺害事件が12年の最高裁判決で確定して以来。「永山事件」の最高裁判決(90年)以降では5件目、7人目になる。 判決によると、千葉被告は10年2月10日朝、石巻市内にある元交際相手の実家に押し入り、元交際相手の姉(当時20)ら居合わせた2人を刃渡り約18センチの牛刀で刺して殺害。1人に重傷を負わせ、元交際相手を車で連れ去った。 この日の判決は、被害者の数や犯行の残虐性など、死刑を適用する基準として最高裁が83年に示した「永山基準

    石巻3人殺傷事件、死刑確定へ 最高裁、被告の上告棄却:朝日新聞デジタル