“技研公開 2010”の会場では、先日お知らせした電波テレビカメラ用ミリ波帯大型リフレクトアレーアンテナも確認することができた。災害報道などへの利用を目指している。 電波テレビカメラでは、遮へい物の向こう側の物体の動きを撮影することができる。ブースに映し出された映像は、通常のテレビのように映るものというわけではなく、温度差を特殊カメラで観ているような感じだった。 同カメラの映像は、大型リフレクトアレーアンテナ(57cm×57cm)で可能となった。機械走査方式のアンテナに比べてビームを高速に走査でき、フレーム周波数を2.3Hzに向上することができたという。