秋口になると、ドミニック・ローホーさんの本が読みたくなります。 蒸し暑い夏がひと段落し、 自分の生活や持ち物を見直したくなるからかもしれません。 自分の心の声に、耳を傾ける 今回読んだのは、 『マイバッグ 3つのバッグで軽く美しく生きる』(講談社)です。 本の帯には、こう書いてありました。 バッグが教えてくれること―― 自分らしいスタイル、審美眼、シンプルなもののよさ、 クオリティの違い、機能性、ものへの愛情、豊かさ、 心が整う感じ、これだけあればいいという安心感、 ものの減らし方、整理する喜び、時間の大切さ、 楽しい生き方、バッグ探しの失敗経験 など ドミニック・ローホーさんの文章に触れると、 自分の奥底に沈んでいた、 色んな気持ちが呼び起こされます。 その気持ちのひとつひとつに向き合うことが、 自分の心地よさにつながっていくと考えます。 「わたしは、なぜ○○を持ち続けるのか」 「もっ