4月30日、東京三菱銀行で「定期自動送金サービス」を扱うシステムでトラブルがあり、約2万3000件、合計約30億円が送金できないという問題が発生した(日経ITpro)。 トラブルの原因は、終了条件の判定を行う際の仕様が不適切だったためのようだ。このシステムでは1000件単位で契約内容をチェックして送金処理を実施するとのことで、その際にすでに解約済みの契約については「データ無し」として処理するという。このとき、1000件連続で「データ無し」になるとすべての処理が完了したものとして処理を終了する仕様となっていたそうだ。問題が発生した4月30日の処理では6万4162件が処理対象だったが、その処理途中で1000件連続で「データ無し」が発生して処理が終了され、未処理の契約が生じたという。三菱UFJ側は「1000件を超える解約があった可能性がある」としている。 細かいデータ内容などは明らかにされていな