理科系の作文技術 (中公新書 624) 作者:木下 是雄中央公論新社Amazon 以前、id:hyoshiok さんのブログで紹介されており、ずっと気になっていたので読んでみました。 仕事で文書を書く必要がある人は理科系の作文技術を読むべきだ - 未来のいつか/hyoshiokの日記 対象とする読者 「私がこの書物の読者と想定するのは、ひろい意味での理科系の、わかい研究者・技術者と学生諸君だ。これらの人たちが仕事でものを書くとき――学生ならば勉学のためにものを書くとき――に役立つような表現技術のテキストを提供したい」。 序章で著者がこう述べているように、本書は主に理系層がターゲットとなっています。 しかし、実際に読んでみると、文書を書くすべての人におすすめできる内容になっています。 以下、印象に残った内容をいくつか紹介していきます。(数字は章を表す) 読者を意識する(2.3.4) 書くこと