「UPnPに脆弱性が見つかり、危険だ」というニュースがいろいろなWebサイトに掲載されていますが、例によってまた何言ってるかよく分からない部分が多かったので、調べたことを書いておきます。 目次 1. 概要2. 日本語サイトの情報源3. 「libupnpの脆弱性」は「UPnPパケットを使ったバッファオーバフロー」4. 「WANから攻撃可能」というニュースの意味5. 「WANからのSSDPリクエストを受け付ける」ルーターとは?6. 「libupnp」と「SSDPリクエストを受け付けてしまう脆弱性」の関係について7. 「WANからのSSDPを受け取ること」自体の問題8. 何があったからニュースになった?9. 1月29日にあったこと10. 本当のニュースは「Rapid7のホワイトペーパー」の公開11. ホワイトペーパーの中身12. じゃぁどうして脆弱性情報が出たのか13. 結論:見つかったのは「脆
2009年8月、我々は一般の無線LAN機器でWPAよりもセキュアとされるWPA-TKIPを利用する際も脆弱性があることを示した。しかし、「中間者攻撃という必ずしも現実的でない環境を仮定したこと」、「MIC鍵を得ているという仮定の下で偽造パケットを1分以内に生成できること」が誤解を与え、その脆弱性の深刻さを十分伝えることができなかった。したがって、現在でも一部ではWPA-TKIPには深刻な脆弱性がないと認識されている。 その認識を改めるべく、我々は2010年8月に開催されたJWIS2010で「WPA-TKIPに深刻な脆弱性が存在すること」、「その脆弱性を突いて容易にシステムダウンさせることが可能なこと」を具体的な方法を交えて示した。WPA-TKIPには深刻な脆弱性が存在するのである。 WEPはもはや暗号ではない、ではWPA-TKIPは? 2008年10月、我々のグループはわずか4万パケット程
以下は、WEBプログラマー用のWEB脆弱性の基礎知識の一覧です。 WEBプログラマーの人はこれを読めばWEB脆弱性の基礎をマスターしてWEBプログラムを書くことができるようになっているかもです。 また、WEB脆弱性の簡易リファレンスとしても少し利用できるかもしれません。 WEBアプリケーションを開発するには、開発要件書やプログラム仕様書通りに開発すれば良いというわけにはいきません。 そう、WEB脆弱性を狙う悪意のユーザにも対処しないといけないのです。 今回、WEBアプリケーションを開発にあたってのWEB脆弱性を、以下の一覧にまとめてみました。 このまとめがWEBアプリケーション開発の参考になれば幸いです。 インジェクション クロスサイト・スクリプティング セッション・ハイジャック アクセス制御や認可制御の欠落 ディレクトリ・トラバーサル(Directory Traversal) CSRF(
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