漫画家のサシダユキヒロ(@y_sashida)先生が今年の2月からTwitter上で連載している漫画「俺は2度死ぬ」。タイトル通り作者の臨死体験を描いた実録漫画だが、じわじわと広まっていき、遂にはあることがきっかけで突然バズり、書籍化の話が持ち上がるほどの大ヒットとなった。 「俺死ぬ」は作者がスーパー銭湯で意識を失い死にかけるところから始まる。のちに、脳腫瘍(がん)が原因だったことが判明する。 「俺は2度死ぬ」の冒頭シーン。銭湯で意識を失ったところを友人に救出され、後に脳腫瘍が判明。 2度目は銭湯の事故から数年後。真冬の夜道でひき逃げに逢い、後遺症により「普通の生活」ができなくなるほどの重度のけがを負う。 ひき逃げで障害が残るほどの大事故に… がん治療の貴重かつ壮絶な経験や、ひき逃げ事故に遭った後の過酷なリハビリ生活、加害者との裁判の様子など内容はかなりの重量を伴うが、全体を通して漫画なら