はじめに ネットワーク業界においてはいまだ多く使われているSNMPトラップ。 このSNMPトラップを受信するのにsnmptrapd + SNMPTTの鉄板の組み合わせがZabbixなどを始め、よく用いられています1。 今回SNMPトラップを大量に受信する場合に必要なチューニング方法や測定方法を調べたのですが、他にまとまったドキュメントがなかったので記録として記述します。 特にSNMPTTにおいてPREEXECなどでSNMPトラップのフォーマット変換や情報の補完を行う場合もあるかと思います。日本語を含むマルチバイト文字列を含んだSNMPトラップへの対応をサンプルとして、そのようなPREEXECの実装時のチューニングポイントなども合わせて確認していきます。 バージョン情報等々 まず、前提として検証環境の紹介です。本検証はノートPCのLinuxマシン上に立てたVM上で実施しました。 Specは下