本『不安な未来を生き抜く知恵は、歴史名言が教えてくれる 「明日を変える力」を磨く55の言葉』著者の竹中平蔵さんは、『生き残るリーダーには「語る力」が必須』と言います。 歴史の名言とその背景を本書で味わうことで、単に学ぶだけでなく、自分が名言を生み出す力=「語る力」もパワーアップするでしょう。 今日は本書から、歴史名言に学ぶ3つのことを紹介します。 1. 準備して、チャンスを待て機会を待て。だが、決して時を待つな ヴィルヘルム・ミューラー (中略) ミューラーは、ただじっと待つのではない、と伝えていますその裏に隠されているのは、二つの教訓ではないでしょうか。 第一は、好機を自らが作り出せ、ということです。(中略) 第二は、好機は時間とともに自然にやってくるものではなく、準備の努力によって引き寄せられるものだ、という点でしょう。