スウェーデンの服飾大手H&Mのロゴ(2020年4月2日撮影)。(c)Fredrik SANDBERG / TT News Agency / AFP 【9月16日 AFP】スウェーデンの服飾大手「H&M(へネス・アンド・マウリッツ)」は15日、中国の新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)での民族的・宗教的少数派を使った「強制労働」に対する批判を受けて、中国の製糸業者との関係を断つと発表した。 H&Mは、新疆のどの服飾工場とも取引していないとした上で、中国最大の綿花産地である新疆から今後は綿花を調達しない方針を明らかにした。 オーストラリア戦略政策研究所(ASPI)が3月に公開した報告書によると、H&Mは、中国・安徽(Anhui)省の染糸メーカー、華孚(Huafu)との取引を通じて利益を得ていた企業の一つだという。 H&Mは、華孚の安徽省の工場