ブックマーク / www.itmedia.co.jp (30)

  • 岩田さんはWiiに自分の存在理由をかけた

    この連載では、任天堂の家庭用ゲーム機「Wii」の企画を担当した私の経験を基に、Wiiの初期のコンセプトワークや、それを伝えるためのプレゼンテーション、その先の開発プロジェクトなどについて紹介してきました。 そして2006年12月、私たちの思いが詰まったWiiがついに発売されました。岩田(聡・任天堂前社長)さんはWiiの開発を振り返り、「自分の存在理由をかけた戦い」と表現したことが、私の心に強く刻まれています。 連載最終回となる今回は、Wii発売後の任天堂の施策について振り返りながら、岩田さんがしようとしていたことについて、私なりの考えをお話したいと思います。 ユーザーは当にほしい商品を知らない コンセプトとは、直接お客さんに伝えるものではないと私は考えています。例えば、Wiiの箱や説明書に「これはご家庭のお母さんに嫌われないように設計しました。どうぞお母さんもお楽しみください」「これはリ

    岩田さんはWiiに自分の存在理由をかけた
  • Expired

    Expired:掲載期限切れです この記事は,産経デジタル との契約の掲載期限(6ヶ月間)を過ぎましたのでサーバから削除しました。 このページは20秒後にITmedia ニュース トップページに自動的に切り替わります。

  • 「進研ゼミ」会員、1年で28万人減 ベネッセ、今期も最終赤字に

    ベネッセホールディングスは5月6日、2016年3月期の連結最終損益が82億円の赤字(前期は107億円の赤字)になる見通しだと発表した。従来予想は38億円の黒字だったが、立て直しが急務の「進研ゼミ」で会員数が前年同期から約1割超減ったことなどから、繰延税金資産の取り崩しを迫られた。 売上高は従来予想から150億円減の4442億円を見込む。進研ゼミ事業の販売費を前年並みの水準に見直した結果、営業利益は同26億円減の109億円(前期は292億円)にとどまる見通しだ。 今年4月時点の進研ゼミ会員は243万人と、前年同期から28万人減った。16年3月期業績と今期の見通しなども踏まえ、繰延税金資産の回収可能性を検討した結果、ベネッセコーポレーションが計上していた繰延税金資産95億7000万円を取り崩す。 決算発表は5月11日の予定。 関連記事 「日の企業はおかしい。欧米の企業から見たら……」ベネッセ

    「進研ゼミ」会員、1年で28万人減 ベネッセ、今期も最終赤字に
  • Amazonの「全品送料無料の廃止」が意味するもの プライム会員はもう逃げられない?

    先日、アマゾンジャパンが商品の配送料を改定したというニュースがWeb上で大きな注目を集めました。これまでは無料だった「2000円未満の商品」の通常配送料を、350円(税込)に引き上げたというものです(書籍とAmazonギフト券は今後も無料)。 Amazon.co.jp、「全商品送料無料」が終了 2000円未満は送料350円に 全品送料無料サービスは、もともとは期間限定キャンペーンとして始まり、2010年11月1日に正式に通常サービスになりました。結果的にはそれから5年強で終了することになり、「単に元に戻っただけ」という見方もあるようですが、これまで無料だったものが有料になるというのはやはりそれなりに影響が大きいものです。 ただし、引き続き全商品を無料で配送してもらえる方法もあります。それは年会費3900円で加入できる「Amazonプライム会員」になること。「なんだ、結局無料じゃないのか」と

    Amazonの「全品送料無料の廃止」が意味するもの プライム会員はもう逃げられない?
  • 「自炊」代行は著作権侵害 最高裁で確定

    書籍を裁断、スキャンして電子化する「自炊」について、代行業者が行う場合は著作権侵害に当たるかどうかが争われた訴訟で、最高裁はこのほど、業者側の上告を受理しないことを決めた。著作権侵害に当たると判断した知財高裁判決が確定した。 2011年に作家の浅田次郎さん、東野圭吾さん、林真理子さんら7人が代行業者を提訴。作家側は、ユーザー個人が電子化する行為は私的複製として「認められる余地がある」が、業者が大規模に客を募って行う場合は「私的複製に該当しないことは明らか」(弁護団)と主張。業者側は「複製の主体はユーザーであり、業者は『手足』に過ぎない」と主張していた。 知財高裁は2014年10月、自炊代行では業者が複製の主体だとし、私的複製として認められる要件を満たしていないとして著作権侵害を認め、賠償金70万円の支払いと複製の差し止めを命じていた。 関連記事 「自炊」代行2社にスキャン差し止め要求 東野

    「自炊」代行は著作権侵害 最高裁で確定
  • 「AlphaGo」に三連敗の李世ドル氏「残り2局も見届けてほしい」

    この会見にはGoogle創業者でAlphabetの社長を務めるサーゲイ・ブリン氏も参加し、「囲碁は非常に美しいゲームで、人生について多くのことを教えてくれる。当に優れた棋士の対戦は美しい。われわれがこの美をコンピュータに教え込むことができてとても興奮している。そして、素晴らしい棋士である李氏と、優秀なDeepMindのチームとともにこの場にいられて光栄だ」と語った。 DeepMind創業者で天才チェスプレーヤーとしても知られるデミス・ハサビス氏は「正直なところ、驚いて言葉もない。AlphaGoは1秒に数万手を考えられるが、李氏がAlphaGoを限界にまで追い詰められるのは素晴らしい。われわれがここに来たのはAlphaGoの可能性をみるために李氏に挑戦するのが目的だった。同氏の稀有な才能と創造的能力のおかげで目的が達成できた」と語った。 残りの対局は13日午後1時からと15日の午後1時から

    「AlphaGo」に三連敗の李世ドル氏「残り2局も見届けてほしい」
  • はてな、上場初日は買い殺到で値付かず

    はてなが2月24日、東証マザーズに新規上場した。買い注文が売り注文を大幅に上回り、公開価格から2倍以上に気配値を切り上げたものの、初日に取引は成立しなかった。 今年のIPO第1号ということもあり、取引開始から買い注文が殺到。公開価格の800円に対し、取引終了時には1840円にまで気配値を切り上げたが、35万7000株の売り注文に対し114万1500株の買い注文と、差し引き約70万株の買い越しだった。 気配値1840円ベースの時価総額は約48億8000万円。 はてなは2001年7月に近藤淳也氏(現会長)が設立。京都に社を構え、ユニークなネットベンチャーの先駆けとして知られた。ソーシャルブックマーク「はてなブックマーク」やブログサービス「はてなブログ」などを運営するほか、法人向けサービスも手がけている。 同社によると、昨年7月時点の登録ユーザー数は450万人、月間ユニークユーザー数は5400

    はてな、上場初日は買い殺到で値付かず
  • 「パズドラレーダー」 今春サービス開始へ GPS活用のスマホゲーム

    ガンホー・オンライン・エンターテイメントは2月19日、GPS機能を活用したスマートフォン向けゲーム「パズドラレーダー」を発表した。「パズル&ドラゴンズ」との連携アプリで、今春のサービス開始を予定する。価格など詳細は未定。 GPSの位置情報に基づき、通勤・通学中に「パズル&ドラゴンズ」のアイテムなどを入手できる。「ダンジョン」や「ドロップ」を収集できる「トレジャー機能」を搭載。集めたダンジョンやドロップは「パズドラ」のアプリに転送され、「降臨ダンジョン」「ゲリラダンジョン」として遊べたり、「曜日ダンジョン」「モンスター」などを入手できたり――と、ファンにはうれしいギミックを凝らす。そのほか、すれ違ったユーザーが「助っ人」になる機能も用意する。 同社の森下一喜CEOによると、「GPS自体の活用は一昨年から構想していた」という。もともとは別の新作ゲームとして開発していたが、「より多くのユーザーに

    「パズドラレーダー」 今春サービス開始へ GPS活用のスマホゲーム
  • 「ヤマザキナビスコ」、ライセンス契約終了で社名変更へ 「オレオ」「リッツ」など製造終了

    山崎製パンは2月12日、子会社のヤマザキ・ナビスコが「ナビスコ」ブランドのライセンス契約を終了し、社名を「ヤマザキビスケット」に9月1日付で変更すると発表した。「オレオ」「リッツ」などの同社での製造は終了するが、「チップスター」など自社ブランド製品は今後も製造販売を続ける。 オレオとリッツ、クラッカー「プレミアム」は9月からモンデリーズ・ジャパンが国内販売を引き継ぐ。モンデリーズ・ジャパンはナビスコブランドを持つMondelez Internationalの日法人で、「クロレッツ」や「リカルデント」などを販売する。ヤマザキ・ナビスコに対し、「ナビスコ製品の製造・販売を行ってきており、ブランド認知への多大な貢献をしてきてくださったことに大変感謝しております」とコメントしている。 ヤマザキ・ナビスコは1970年に山崎製パンと米Nabisco、日綿実業(現・双日)の合弁会社として設立し、ナビス

    「ヤマザキナビスコ」、ライセンス契約終了で社名変更へ 「オレオ」「リッツ」など製造終了
  • 競合店ができても、ドトールの売り上げがあっさり元に戻るワケ

    競合店ができても、ドトールの売り上げがあっさり元に戻るワケ:ノッている会社は、ここまでやっている!(1/7 ページ) どんなビジネスも競争は熾烈(しれつ)を極めているが、この20年ほどで、これほどまでに環境が激変した業界はないのではないか。そんなふうに思えるのが、コーヒー業界だ。 ファミリーレストランはじめ、コーヒーを飲める店は大きく拡大した。ファストフード店も次々に格安コーヒーを展開。さらにスターバックスコーヒーなど海外の新しいカルチャーもやってきた。100円で飲めるコンビニコーヒーの爆発的なヒット。そして、サードウェーブと呼ばれるハイクオリティコーヒーのブーム……。 だが、これだけの変化の荒波に揉(も)まれながら、相変わらず、どの店舗も混んでいるコーヒー店がある。ドトールコーヒーショップだ。個人的な印象としては、1990年代後半の外資系コーヒーチェーンの上陸で、さぞや影響をくらったに違

    競合店ができても、ドトールの売り上げがあっさり元に戻るワケ