このドキュメントでは組込み Linux 開発用 CPU ボード Bishop を USB ターゲット (USB Gadget) として使用する手順を紹介します。Bishop の USB ターゲットサポートは実験的なものです。正式にはサポートしていません。 1. 概要Linux カーネルに含まれる USB デバイスドライバは、USB ホストUSB ターゲット (USB Gadget)の2種類に大別されます。通常の使用では、Bishop「に」USB 接続されたデバイス (マウスや、USB カメラなど) を動作させる USB ホストドライバしか意識しませんが、USB ターゲットのドライバを使うことで、Bishop「を」USB バス上のデバイスとして動作させることができます。標準 Linux カーネルに含まれる USB ターゲットのドライバにはUSB-EtherUSB-シリアル変換器USB マスス