今回も前回の原作と映像の違いの記事に関連しています。 前回記事はこちら。 mishablnc.hateblo.jp 二十年ほど前の話ですが『ブラックジャック』のアニメ化でも言いたいことがたくさんありました。 まず、ブラックジャックがかっこよすぎる! 原作者の手塚治虫さんによると、主人公のイメージはフランケンシュタインだとか。 原作者としてはダーティヒーローのつもりだったのに、読者が「正義の味方」のように勘違いをしたとか。 いずれにせよ、汚く醜い、でもすごいことをやってのける、そこがすごい! と、言うのが作品のキモだったのに、アニメノアのイケメンっぷりはなんだ! オープニングテーマの『月光花』の中で微笑むブラックジャックの斜めからのアップのシーンなぞ、見惚れましたよ。 でもかっこよすぎると原作者のコンセプトから外れてくるんじゃないの? いや、主人公がイケメンすぎて文句言うなんて、後にも先にも