尖閣諸島は日本の領土だとアピールするため、1月14日を「尖閣諸島開拓の日」と定めている沖縄県石垣市で記念の式典が開かれました。 石垣市は、政府が明治時代に尖閣諸島を日本の領土に編入すると閣議決定した1月14日を「尖閣諸島開拓の日」として、3年前に市の記念日に定めました。 14日、石垣市内で開かれた式典には、市民などおよそ150人が出席し、中山義隆市長が「尖閣諸島は、歴史的にも国際法上も石垣市の行政区域であり、市としては、今後、周辺の優れた漁場を活用し、観光などの事業も展開して地域の活性化につなげていきたい」とあいさつしました。 また、与那国町の外間守吉町長は「このところ、中国側による領海侵入や領空侵犯が相次いでいるが、日本政府はあらゆるチャンネルを通じて中国側に自制を求めるべきだ」と述べました。 会場では、尖閣諸島の歴史や豊かな自然を知ってもらおうと展示会も開かれ、去年、東京都が行った調査