鍋の上に木製のせいろをのせ、皿やクッキングシートに乗せた食材を蒸気で加熱調理する「蒸し料理」。食材がしっとりふっくらと仕上がり、せいろならではの香りも加わって、簡単なのにとても美味しく、酒の穴のふたりもよく自宅などで楽しんでいる。 そこで今回は、鍋パーティーの要領で好きな食材を買い集め、ひたすらにどんどん蒸しては食べる、名づけて「蒸しパ」を行うことにした。 会場となったのはパリッコの仕事場。そしてスペシャルゲストに、ふたりの共通の飲み仲間であり、酒飲みのバイブル的漫画「酒のほそ道」の作者、ラズウェル細木先生にもご参加いただいた。 はたして「鍋パ」や「たこパ」のように、「蒸しパ」も楽しいのか!? 日常的な生活の中にぽっかりと現れる「今ここで乾杯できたらどんなに幸せだろう」と思うような場を探求するユニット。なんでもない空き地とか、川沿いの原っぱとか、公園の売店だとか、そういったところに極上の酒