1964年の東京五輪の前後を背景に、茨城県北西部の奥茨城村で育った少女が、出稼ぎのために東京へ行ったまま帰ってこなくなった父親を探すべく、集団就職で上京する…。 4月3日からスタートする連続テレビ小説『ひよっこ』(NHK)。ヒロインに抜擢された有村架純(24才)が大ブレークするきっかけとなったのもまた朝ドラだった。2013年の『あまちゃん』で、小泉今日子が演じるアイドルを夢見ていた若き日の春子を好演し、一気に芽が開いた。 兵庫出身の有村が女優を志すようになったのは、地元の中学生だった頃。ドラマを見ながら「自分ならこう演じる」と自然に考えている自分に気づいたことがきっかけだった。しかし両親が離婚したこともあって、オーディションやレッスン代、上京するための資金問題が浮上。夢を叶えるために有村は、高校時代はアルバイトに明け暮れ、平日は学校が終わってから4時間、休日は朝から10時間、がむしゃらに働
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