「飢えた子の前で文学は有効か」 この言葉に初めて接した時に、人が単なる動物としてのヒトではなく、知性を持った人間であることの意味を考えてみろと言われた気がして、「大学生」になったことを実感した記憶があります。 最近ずっと考えているのが、「飢えた子の前で科学研究は有効か」ということです。 事業仕分け人たちがやろうとしていること、あるいは少なくとも建前として言っていることは、貧困国家である日本でその貧困を解決するために、とりあえず税金を使って行う事業のうち、優先順位の低いものを仕分けていくということだと思います。 仕分けられる側が予算を主張するためには、その「論理」に対抗できるだけの「説得力のある理由」が述べられなければなりません。しかも、それがあらかじめ作文されたものではない証拠として、仕分け人と行う真剣勝負のディベートに勝たなければなりません。 全国あるいは全世界にリアルタイムで流されてい
池田信夫さんが次のようなことを述べています。 バブル期の記憶がない人も多いので、当時の事件を取材した記録を書いておこう。もとは「地上げ」という言葉はなく、権利関係の複雑な土地の所有権だけを買うことを底地買いと呼び、それを請け負って店子を追い出す業者を地上げ屋と呼んだ。本源的な買い手は大手不動産業者やゼネコンだが、彼らが地主との交渉に出ると地価が上がるので、最上興産のような暴力団のからんだ地上げ屋が、底地を買って借家人を追い立てた。地主が立ち退きを求めて訴訟を起こしても勝てないので、生ゴミを家の前に置くとか街宣車で騒音を出し続けるなどのいやがらせで追い出すしかなかったからだ。 だから追い出し屋を根絶するのは簡単である。家賃を滞納している借り手に対して家主が訴訟を起こしたら、裁判所が借り手に退去を命じればよいのだ。これは事後の正義にもとるようにみえるが、家主が賃貸住宅を建設するインセンティブを
進学・アルバイト・・・生徒ら岐路 来春の高校卒業予定者の就職戦線が超氷河期を迎えている。秋田労働局によると、採用試験の解禁から1か月後の10月末現在で、内定率はわずか62・1%(前年同期比10・8ポイント減)。本県は特に自宅から通える職場を希望する人が多く、県内企業の内定率47・9%(同14・0ポイント減)という数字は厳しい現実を物語る。就職が決まらない卒業予定者たちは今、進学かアルバイトしながら就職活動を続けるか、心が揺れている。(飯田真優子) 25日に秋田市内で開かれた県内企業の高卒予定者向け合同就職面接会。新型インフルエンザの流行などが影響して予定より減ったが、それでも前年とほぼ同じ171人の高校生が参加。一方で、参加企業数は昨年より13社少ない19社だった。 男鹿工業の男子生徒(17)は、これまで学校で学んだ技術を生かし、土木・製造業への就職を希望している。求人が少ないため、異業種
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