道内 尻別岳で雪崩、山スキーのツアー客1人死亡 (01/16 22:56、01/17 00:30 更新) 【留寿都】16日午後2時40分ごろ、後志管内留寿都村の尻別岳(1107メートル)で雪崩が発生、スキーツアー中の一行9人のうち女性ガイド1人と男性客1人が巻き込まれた。ガイドは自力で脱出、札幌市南区簾舞2の1、無職菅原哲郎さん(66)は、ほかのツアー客が救助し道警ヘリで札幌市内の病院へ搬送されたが、死亡が確認された。 倶知安署によると、一行は札幌市中央区の旅行会社が企画したツアー客で、30代〜60代の女性2人と男性6人。スキー場以外の圧雪されていない斜面を滑るため、午前10時ごろに入山した。南側の斜面で一行が滑走を始めようとし、先頭のガイドに続き菅原さんが滑走し始めた瞬間、雪崩が発生したという。 菅原さんは電波受発信装置(ビーコン)を持っており、約1時間後に救助された。ほかの8人にけが