スキー場の雪崩で埋まった遭難者のスマートフォンの信号を受信する位置情報システム「雪山Bot with LINE Beacon」が開発された。IT企業のデザインエッグ(東大阪市)の佐田幸宏代表と、アナザーブレイン(長野県)の久田智之代表のチームが共同開発したもので、雪崩遭難者の捜索に役立ちそうだ。2017年12月16日にあったITコンテスト「Mashup Awards 2017 for Pro」の優秀賞に選ばれている。 開発チームによると、当初はスキー場でよくある「皆どこにいるのかな?」を解決するシステムとして考案された。スキーは厚着で手袋をし、スマホの通知にも気づきにくいなど、スマホを触るのには適していない環境だ。そこで無料通信アプリ「LINE(ライン)」を使い、信号を発信する「LINE Beacon(ライン・ビーコン)」をリフト乗り場やレストランなどに置いて、近くを通ると自動的に友達との