2010年の夏に、マンションで2人の幼い子どもが亡くなりました。母親が子ども達を50日間マンションで放置したためです。このブログでは、2人の子どもの死に至るまでを考察し、どのようにしたら同じことを繰り返さないようにできるかを考えたいです。 母親である芽衣さん(仮名)は子ども時代に、母親からネグレクトなどを受けました。そして父に引き取られた後は感情を受け止められずにいたことに触れました。今回は、芽衣さんの中学時代について知りたいと思います。参考にしているのは杉山春さんの書かれた『ルポ虐待 -大阪二児置き去り死事件』と言う本です。 自分を盛る嘘と、男子との身体の関係 芽衣さんは、よく自分を『盛る』嘘をついていました。また友達とは、自分が上だと言う関係を作ろうとしたそうです。芽衣さんが嘘や優劣関係を意識したのは、自己肯定感が高められずにいたからではないかと感じます。 自己肯定感を高めるためには、