東京都品川区のJR横須賀線の踏切付近で作業車が横転。踏切の鉄柱との間に作業員が挟まれた。救助活動が続く現場=16日午後、東京都品川区(桐原正道撮影) 16日午後4時15分ごろ、東京都品川区二葉の建設工事現場で、作業中のクレーン車がバランスを崩し、近くの線路脇にある鉄塔に倒れ込んだ。事故当時、作業車のアーム(長さ約12メートル)の先端に付いたかごには男性作業員2人が乗っており、40代の男性作業員が、かごと鉄塔の間に体を挟まれ意識不明の重体。もう1人の作業員も横転したはずみでほうり出されて負傷したが、意識はあるという。警視庁荏原署が詳しい事故原因を調べている。 現場は、東急大井町下神明駅前の住宅街。この事故の影響で、同4時半ごろからJR横須賀線が上下で運転を見合わせた。