シエラレオネ内戦(シエラレオネないせん、Sierra Leone Civil War)は、西アフリカのシエラレオネで1991年から2002年まで起きた内戦である。反政府勢力、革命統一戦線(RUF)と政府軍との交戦で、ダイヤモンドの鉱山の支配権をめぐって大規模な内戦に発展し、7万5000人以上の死者を出した。 前史[編集] 独立・スティーブンス独裁政権[編集] 1961年にイギリスから独立し、1978年の新憲法制定後、シアカ・スティーブンスが一党政治で政権を担うが、失政や弾圧により、経済は破綻状態に陥った。これにより、治安が著しく悪化、いつ内戦が勃発してもおかしくない状態となる。 クーデター・モモ独裁政権[編集] ダイヤモンド鉱山の鉱夫 シエラレオネ軍兵士とロバート・C・マッケンジーら顧問 革命統一戦線(RUF)によって破壊された小学校。内戦により、1270の学校が破壊されたと推定されている