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2015年5月27日のブックマーク (8件)

  • 「ある小さなスズメの記録」クレア・キップス 著/梨木香歩 訳 | Kousyoublog

    しばらく梨木香歩作品を読んでいなかったなと思い彼女の著作を検索していて見つけた。梨木香歩の翻訳って珍しいな、と手にとってみるととても良い一冊だった。 第二次世界大戦中の1940年、英国ロンドン郊外ケント州ブロムリーで暮らす音楽家の女性キップス夫人宅の玄関先に生まれて間もないイエスズメが倒れていた。瀕死のスズメは数日後に快復し、夫人も「彼が自分の力で飛び、かつ料を確保できるようになったら、すぐ外に放してやるつもりだった」が、幸か不幸か、スズメの左足と右翼には生まれついての障碍があり、満足に飛ぶことができない。結局夫人はそのスズメを飼うことにし、夫に先立たれた一人暮らしの夫人とスズメとの十二年に渡る共同生活が始まった。 作は、そのスズメの丁寧な観察記録であり、心温まる人とスズメの交流の物語である。1953年に英国で、続いて米国をはじめ世界各国で出版されベストセラーとなったがこれまで未邦訳

    「ある小さなスズメの記録」クレア・キップス 著/梨木香歩 訳 | Kousyoublog
  • ヒストリエからの古典9選 - 本しゃぶり

    今週のお題は「最近おもしろかった」ということで、こいつを取り上げる。 ヒストリエ(9) (アフタヌーンKC) 作者:岩明 均講談社Amazon 最新刊が発売された『ヒストリエ』の主人公にしてアレクサンドロス三世の書記官である、カルディアのエウメネス。とは言っても今回紹介するのはマンガではない。お題のとおり、俺が読んだエウメネス関連のをつらつらと紹介していく。ただ何でもかんでもというのは面白く無いので縛りを2つ設けた。 俺が読んでいる 古典である 9巻を読み終えて10巻が待ちきれないという人向けにオススメだ。なお、ヒストリエの先の展開が含まれるかも知れないが、問題はないだろう。なにせ今から2300年以上も前の話だ。気にするほうがどうかしている。 エウメネスが登場する まずはエウメネスが登場するである。基的に彼のことについてはディアドコイ戦争以前、特にマケドニアに来る前のことについて

    ヒストリエからの古典9選 - 本しゃぶり
  • ただのラジオのアニメ化じゃない ―『洲崎西』アニメ化によせて― - レスター伯の限界

    5月24日の『ざきにし春の豚まつり~Majiで絶頂5秒前~』に行ってきたんですよ。今回も腹の底から笑ったんですよ。あっちゃんもぺっちゃんもいつも通り面白かったし、まいちんの結婚もめでたいし、ボロボロだった体にすごいエネルギーをくれたわけですよ。 買ったばっかりのApple Watchのアクティビティを見たら、座ってるだけのイベントなのに興奮してカロリー消化してるし、エクササイズとしても認定されてたんですよ。つまり面白いだけじゃなくて、ライブでもないのにダイエットも出来るわけですよ。「なんだよ、ただの最高かよ!」って感じなんですよ... いつものロケ地決めダーツが終わって、二人がはけて、今回のイベントはちょっと早く終わったな... って思ってるところに、あのPVが流れたわけですよ。 めっちゃ動いてるわけですよ。くっそ可愛いわけですよ。テニスしてるわけですよ、あのぺの変態エピソードでおなじみの

    ただのラジオのアニメ化じゃない ―『洲崎西』アニメ化によせて― - レスター伯の限界
  • TBS NEWS DIG | TBS/JNNのニュースサイト

    「ただ書き続けるということに挑戦していきたい」第171回芥川賞・直木賞受賞者が語ったこと 第171回芥川賞・直木賞が発表され、芥川賞は朝比奈秋さん(43)の「サンショウウオの四十九日」と松永K三…

    TBS NEWS DIG | TBS/JNNのニュースサイト
  • 作家タニス・リー逝去

    イギリスのファンタジー、SF作家タニス・リーが2015年5月24日逝去されました。享年67。 1947年ロンドン生まれ。九歳で創作を始め、1971年に児童向けファンタジー『ドラゴン探索号の冒険』でデビュー、大人向けのファンタジーとしては1975年The Birthgraveが最初の作品となる。『死の王』で英国幻想文学大賞を受賞、ほか、1983年84年と2年連続して短編で世界幻想文学大賞を受賞しています。 代表作は5作からなる《平たい地球》、4作からなる《パラディスの秘録》。創元推理文庫からは"ダークファンタジーの女王"の真骨頂ともいえる《パラディスの秘録》『堕ちたる者の書』『幻獣の書』『死せる者の書』『狂える者の書』、『薔薇の血潮』上下が刊行されています。 やすらかにお眠りください。

  • http://han.org/blog/2015/05/post-156.html

  • 死亡フラグを追いかけて - 最終防衛ライン3

    「死ぬ気か!」 『死亡フラグ』の語源 - Togetterまとめ 【やじうまWatch】いつ、そして何がきっかけ? 「死亡フラグ」という表現のルーツはいずこに -INTERNET Watch 後藤寿庵さんの題は「死亡フラグ」という言葉がいつ頃から使われるようになったのかであって、「死亡フラグ」という表現がいつからあるかではないのですが、TwitterでのリプライやTogetterのコメント欄ではその点を見極められていない人がいます。 Togetterまとめでは結局よく分からないので調べてみました。 題とはあまり関係ないのですが、Togetterのコメント欄で、2004年にサービスを開始したFCブログの 金田一少年によろしく:金田一少年の事件簿・推理ブログ|FC2モブログ| 魔犬の森の殺人 をして2001年には使われていたとする人がいて、リテラシーが問われるなと思いました(小並感)。 最

    死亡フラグを追いかけて - 最終防衛ライン3
  • 倫理学における、動物の「知能による線引き」について、雑に説明してみた - 道徳的動物日記

    anond.hatelabo.jp 「おれのアタマじゃ結論出ないので、倫理学の専門家に説明してほしいなあ。」 私も専門家ではないし、時間がないので雑になるが、前半の「知能による線引き」について、とりあえず説明してみる。 基的に、倫理学で「動物は道徳的に配慮されるべきだ」「人間には、動物を倫理的に取り扱う義務がある」といった主張がされる場合には、その根拠は「動物が苦痛や幸福を感じるから」であることが多い。 「人間が苦痛を受けること」や「人間の幸福が奪われること」が「悪いこと」であるのと同じように、「動物が苦痛を受けること」や「動物の幸福が奪われること」も「悪いこと」である、という訳である。 「悪いこと」であるから絶対にやってはいけない、という主張もあるが、多くの倫理学の主張では「正当な理由」がある場合には「動物が苦痛を受けること」などの「悪いこと」を行ってもよい、としている。 極端な例では

    倫理学における、動物の「知能による線引き」について、雑に説明してみた - 道徳的動物日記