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2019年1月22日のブックマーク (5件)

  • 百年戦争の猛将、傭兵ラ・イルことエティエンヌ・ド・ヴィニョルの生涯 | Call of History ー歴史の呼び声ー

    少年時代から戦いに明け暮れていたというが、彼の軍歴としてはっきりわかるのは1418年、同郷の戦友ジャン・ポトン・ド・ザントライユとともに王太子シャルル派の軍に参加して、クーシー城を占領したのが最初である。このとき、『王に非ず公に非ず、候にも非ず伯にも非ず、われはクーシー城主なり』(注2)と語ったという。 以後バール枢機卿に雇われてザントライユとともにヴェルマンドワ、ラン、ロレーヌを転戦、1421年ボージェの戦いに参加した。この頃、宿に宿泊していた際に暖炉が崩れ落ちて右足を骨折、以後その後遺症で右足を引きずって歩くようになったが、戦いに支障が出るほどではなかった。(注3) 1423年、シャロン=シュル=マルヌ(現シャロン=アン=シャンパーニュ)を攻撃し、続いてルクセンブルク公領へと侵攻、1424年メーヌ地方へと転戦した。その後、バタール・ドルレアン(ジャン・ド・デュノワ)に雇われ、1427年

    百年戦争の猛将、傭兵ラ・イルことエティエンヌ・ド・ヴィニョルの生涯 | Call of History ー歴史の呼び声ー
  • 「君んち、大体こんな感じでしょ」大学での民俗学の初回授業で先生が披露した知識に痺れる「なんと粋なつかみを…」

    貝澤 カイザー@できるだけ外するマン @Kaiser_ritsuko 大学1年の時に一般教養で民俗学を履修した。 一発目の授業で先生が 「この中で地方出身者の人挙手して」 と言ったので素直に挙手したところいきなり当てられ、出身県を尋ねられた。 これも素直に「群馬です」と答えたところ、「君んちは古い家系?」と尋ねられ、「まあ割と」と答えた。 2019-01-21 17:26:31 貝澤 カイザー@できるだけ外するマン @Kaiser_ritsuko すると先生は黒板にサラサラと略図を描き、 「君んち、大体こんな感じでしょ? まず家の北西に防風林、その手前に家神様の祠、これは多分お稲荷さんかな、そしてその反対、南東の方角にひょっとしたら馬頭観音を祀った碑があるかも。 違う?」 と。 完璧だった。 教室は激しくざわついた。 2019-01-21 17:30:38 貝澤 カイザー@できるだけ外

    「君んち、大体こんな感じでしょ」大学での民俗学の初回授業で先生が披露した知識に痺れる「なんと粋なつかみを…」
  • 作家デビューしたけど向いてなかった

    何年か前に新人賞をもらって兼業作家になったのだが、向いていなかったと判断したので今夜編集者に筆を折ることを連絡しようと思う。実名のブログに赤裸々に書くとファンが哀しむのでここに書く。 理由は「いい加減睡眠4時間の生活にケリをつけて休みたい」とか「金がない」とか「家族との時間が欲しい」とかもあるのだが、「小説を書くのは好きだけど商業小説を書くのは好きじゃない」ということに尽きる。 俺は自分の世界を文章の形で表現するのが好きで、子供のころからフィクションを書いていた。小説だったり漫画だったり、RPGツクールでゲームを作ったり形態は様々だ。文章はウェブに載せたり友達に見せたりはしていたが、特にそれでうつもりもなく淡々と書いていた。そんなある日、気まぐれに新人賞にでも送ってみようかと考えて投稿した結果、まさかの大賞受賞。いつの間にか作家になっていた。 その後何冊か書いてきて、売れたものもあれば売

    作家デビューしたけど向いてなかった
  • センター試験をネタにホラズム・シャー朝の滅亡について考える

    あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。 さて、世間ではセンター試験が行われたようで、受験生の皆さんはお疲れ様でした。私は毎年趣味で世界史Bを解いているのですが、今年は近現代史の問題が多かったようで、前近代に偏りがちな人間としては少し苦戦したので勉強の必要性を感じているところです。 それはそれとして、試験内容として今年は以下のような問題が出題されました。 (2019年センター試験、世界史B、p. 32より引用) モンゴル帝国を主題とした問題で、チンギスが題材になっているものです。問題の文はチンギスという人物の権威化、いわゆるチンギス統原理の形成について述べられており、なかなか面白い内容になっているのではないでしょうか。 ただここで問題にしたいのが問5です。ワールシュタットの戦いでモンゴル側を率いたのはバトゥ(直接分隊を指揮したのはバイダル)、大都を都としたのはクビライ

    センター試験をネタにホラズム・シャー朝の滅亡について考える
    kousyou
    kousyou 2019/01/22
    “ホラズムシャー朝の滅亡にチンギスの影響は大きいものの、チンギスがホラズムシャー朝を倒した、と言い切ってしまうのはグレーではないか”
  • せんだい歴史学カフェ第81回放送「猪と豚のあいだ:西洋史のなかの猪と豚」

    新年明けましておめでとうございます。年もせんだい歴史学カフェをどうぞよろしくお願いいたします。せんだい歴史学カフェは、仙台で西洋史を研究している若手研究者有志が、歴史学の面白さをわかりやすく伝えるために始めたインターネット番組です。放送はツイキャスで行なっています(https://twitcasting.tv/sendaihiscafe/)。 続きを読む

    せんだい歴史学カフェ第81回放送「猪と豚のあいだ:西洋史のなかの猪と豚」