ラーメン評論家の草分け的存在元新横浜ラーメン博物館広報、ラーメン評論家の北島秀一さんが、9月1日午前0時8分、胆管癌のため横浜市内の病院にて逝去された。享年51歳。2012年秋に腫瘍が見つかり摘出手術を受け、退院後も2年近く闘病生活を続けてきたが病魔に打ち勝つ事は出来なかった。ラーメン界では、北島さんが敬愛するラーメン店『支那そばや』店主、佐野実さんが今年4月に急逝されたばかり。作り手と食べ手の偉大な星を相次いで失ったラーメン界は今、深い哀しみに包まれている。 1963年広島県に生まれた北島さんは、広島市内の高校を卒業後、大学入学と共に上京。熊本ラーメンの人気店『桂花ラーメン』に衝撃を受け、ラーメンの食べ歩きに開眼。多い時は一年間に300杯も桂花ラーメンを食べるほど魅せられていった。大学卒業後、大手電機メーカーに就職してからも精力的に食べ歩きを続けた。その後、パソコン通信やインターネット黎