東京・池袋駅周辺では29日夜、ほぼ時を同じくして自民党の麻生太郎首相、民主党の鳩山由紀夫代表が候補者の応援演説に駆けつけ、“最後のお願い”に声をからした。 麻生首相が応援演説を行った池袋東口には支持者らが集まり、日の丸を振るなどして会場を盛り上げた。豊島区から演説を聞きに来た中田輝美さん(72)、悦子さん(69)夫妻は「日本の未来を見据えた政治家、政党を選びたい」と声をそろえた。 神奈川県藤沢市に住む学生、浦山麻菜さん(24)は、選挙期間中に「不安感を感じた」とした上で、「耳当たりの良い言葉ばかり並べるのではなく、責任感のある政策論争をしてほしかった」と語った。 鳩山氏が応援演説した池袋西口公園も、「政権交代」への熱気であふれた。 千葉市の会社員、山川宣子さん(32)は「税金の無駄遣いを一掃して、本当に国民のための政策を実現しほしい」とキッパリ。 大田区に住む白川義孝さん(63)は「日本を