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ブックマーク / uminchumogi.blog111.fc2.com (9)

  • 勉強不足の御用記事

    カナダのプリンスエドワード島。赤毛のアンで有名な島に、毎年夏になると巨大クロマグロが回遊してくる。そのアベレージサイズは350キロ以上である。 魚探に映った巨大クロマグロの群れ。日でも50年以上昔ならこのようだったかもしれない。 さて、題に入ろう。 ※青文字が記事 赤文字が事実 読売って、もっとましな記者いないのか? 記録が残る2003年以降 これは嘘!ちゃんと調べろ! 記録は1982年から残っている。その年は19日間で1637トン獲った。しかも平均サイズは121キロ。境港と隠岐の間の狭い海域で1637トンも獲れたのだ。 海水温も産卵に適した19℃に達しなかったため これも間違い!19℃では産卵しない!クロマグロの産卵適水温は24℃である。 さらに! 築地では競りが成立せず、連日大量に売れ残った! 6月17日 6月26日 「売れ残ったことも調べろ!」 境港は昨年の7月1日は300トン以

    勉強不足の御用記事
    kowyoshi
    kowyoshi 2017/07/27
    これやっぱり、巻き網の黒幕である大手水産会社の(一株)株主になって、株主総会で抗議するとか仕掛けないとダメかもねえ>クロマグロ巻き網問題
  • どこへ行く!我が国水産業!

    カナダのプリンスエドワードではシーズンになると300キロを超すクロマグロが連日何も水揚げされる。この海域で獲れるクロマグロのアベレージサイスは350キロ以上である。 先月参加した北太平洋まぐろ類国際科学委員会(ISC)主催の太平洋クロマグロステークホルダー会合で同じ質問を繰り返す沿岸漁業者の声を聞いた。はじめのうちは「皆さん、礼儀正しいなあ」と感心して聞いていたが、午後には「あれ~?」「なんで同じことばかり言うんだろ」と疑問を感じてきた。 「これはどこかから送られてきた作文を読んでいる。」 その会合の詳細はここ 「豊かな海へ、腐敗と戦う」 http://uminchumogi.blog111.fc2.com/blog-entry-462.html そして数日後に、その作文(発言フォーム)を入手した。 某漁業組合長「海にはたくさんのマグロがいるにもかかわらず・・・」 どっからこんな言葉が出

    どこへ行く!我が国水産業!
    kowyoshi
    kowyoshi 2017/05/13
    また日本特有の内輪の論理か>質問フォームの送り主は全漁連ということがわかった。(中略)狙いは昨年12月にフィジーで開催した中西部太平洋マグロ類委員会の会議で各国に袋叩きにされたことに対しての反撃だろう。
  • 国際会議での完全敗北後の水産庁

    今年の7月3日に境港を訪れた。面と向かい合い、建設的な意見交換ができたと思っている。 まき網関係者と水産庁は産卵期のまき網を強く擁護するが、俺はこれこそが資源崩壊の主因だと考えている。 まき網関係者「まき網は産卵期しか獲れないんです」 水産庁職員「まき網は産卵期しか獲れないので、その邪魔をしないでください」 水産庁トップ「産卵期に獲ろうが、産卵後に獲ろうが、同じ1匹である。資源への影響は同じ」 俺「境港に水揚げされるクロマグロのほとんどが初産卵。1回も産まずに獲るのと、1回産ませてから獲るのでは資源への影響は当然ある」 そして、産卵期しか獲れないと言っていたのだが、9月以降、12月上旬にかけて、何度もまき網による大量の水揚げが確認されている。 6月から7月は産卵期なので、キロ単価は激安(境港の最安値はキロ200円)だが、12月でもまき網のマグロは1000円前後だった。 一釣りや、定置、は

    国際会議での完全敗北後の水産庁
    kowyoshi
    kowyoshi 2016/12/19
    日本の政治家やお役人の愚劣な内弁慶っぷりは現政権になってから拍車がかかっている印象があるけど、水産庁のそれはその極みだね。多分、太平洋戦争での「国体護持」と同じようなものだろう。
  • 生クロマグロ水揚げ日本一の境港を訪れて

    まき網といえば鳥取県の境港。 ※画像はクリックすれば大きくなります。 境港は全国に13しかない特定第3種漁港に指定されている。 2010年(平成22年)7月1日現在、日国内には2,914の漁港があり、そのうち「特三」は13港と、全体の0.45%を占めるに過ぎないが、漁獲高は全体の約30%を占める。 鳥取県の経済に大きく貢献している漁港なのである。 漁獲が多いということは、それだけ資源への影響も大きいということである。特にまき網漁業は一度に大量に漁獲できるので効率は良いが、船上での処理がほとんどできないため市場での単価は延縄や定置、一釣りなどに比べて安い。また大量に水揚げするので値崩れすることも多い。クロマグロなどは一網で100トンも獲れてしまうことがある。これは日全国の釣り人、遊漁が釣る総量の6倍以上にもなるのだ。それだけにしっかりと規制しないと日の海はどんどん魚が減ってしまう。事

    生クロマグロ水揚げ日本一の境港を訪れて
    kowyoshi
    kowyoshi 2016/07/15
    太平洋マグロ問題に興味ある人なら必読のエントリー。そしてやはり問題は水産庁か…>境港を訪れて強く感じたことは、資源管理は国がしっかりやることなんだと。漁業者に任せたのではほとんど効果がない。
  • これが世界が注目する漁業管理?その1

    今年もまき網は産卵期を狙って日海のあちこちで大暴れするらしい。すでに日30日に境港にて水揚げも始まった。成魚(30キロ以上)の漁獲枠は6月と7月の2か月間で1800トンと昨年5月に決まったのだが、毎年フライングで漁獲枠外を獲っている。困った大人たちである。 しかも壱岐と対馬の漁師さんは昨年に引き続き、6月と7月の産卵期はマグロに卵を産ませるために漁を自粛。 北部九州遊漁船連絡協議会のメンバーである25艇の釣り船も今年の6月と7月は自粛すると決定した。 もちろんほとんどの釣り人も自粛(船もない)である。 みんなが1日でも早く昔の海に戻したいと自粛しているときに卵を産みに来たマグロを一網打尽にするまき網は俺には泥棒にしか見えない。 この数週間、マグロ漁業の歴史を調べた。わが国では縄文時代からクロマグロを獲っていたらしい。江戸時代には沖縄から北海道までマグロ漁が行われていた。 しかし、格的

    これが世界が注目する漁業管理?その1
    kowyoshi
    kowyoshi 2016/05/31
    内容は勝川俊雄氏とかがいつも言ってることだけど、それ以外のところでも水産庁と大手水産会社(ニッスイとマルハニチロ)への不信感が高まっているね
  • お粗末すぎる我が国の資源管理・クロマグロ編

    先日(19日)、水産庁から太平洋クロマグロの親魚資源量の下方修正が公表された。業界紙に載っていたのだが、その記事を見て唖然とした。漁業者だけでなく、国民までも騙していたのだが、記事はまったく、それに触れてない。 その記事の一部を抜粋 「昨年1月に開始された漁獲規制の効果は次期評価(3年後)を待つことになるが、今回、資源の増加傾向が明らかになったことで、歴史的最低水準を下回ることが懸念されていた太平洋クロマグロ資源に、明るい期待がもてる結果と言えそうだ。」 この記事の中には2012年の資源量が26324トンから13795トンに下方修正された疑問にまったく触れてない。水産庁の言い訳をそのまま載せただけである。これを世間一般では御用記事と言う。 2010年は22606トンから11505トンに下方修正されている。この22606トンが公表されたとき「初期資源量の3.6パーセントまで激減した」と大ニュ

    お粗末すぎる我が国の資源管理・クロマグロ編
    kowyoshi
    kowyoshi 2016/04/28
    こういうことだから、うかつに回転寿司や居酒屋で「本マグロが安い!」という触れ込みを怪しんでしまうのよね
  • 俺の「感情論」

    6月10日、ペルーから帰国するなり、対馬の漁師さんから電話をいただいた。面識もない方である。 対馬がとんでもないことになっている。 こんなことが日で現実にあるの? 日は法治国家のはず? 民主主義って、日はいまだに封建主義? メディアもTV局も取り上げない。国民が知らないところでこんな理不尽なことが起きている。 これは対馬の漁師さんがまき網船に抗議するために集まった写真である。その数は94艇とも150艇とも聞いている。 5月30日、対馬と壱岐の漁師さんは激減したクロマグロの未来を考え、6月と7月の2か月をクロマグロ成魚を禁漁にすると決定しました。我々釣り人、遊漁もそれに協力する形で動き始めた(すでに自粛と決めた釣り人、釣り船も多い)。 そんな海域でまき網船が大集結してクロマグロを大量に巻いているというのだ。まさに泥棒である。 まず8日に大量に巻いたまき網船が突然対馬に入港した。そして

    俺の「感情論」
    kowyoshi
    kowyoshi 2015/06/17
    イオンはMSC認証とかには積極的なのに、マグロはこれか…
  • 第2弾!産卵期のマグロを守れ!

    海のクロマグロは滅びる直前である。 2007年に初めてニュージーランド南島にクロマグロを釣りに行って衝撃を受けた。200キロを超すクロマグロが次々とヒットしたのだ。結果は経験の浅さから完全ノックアウト負け。それから4年連続で行った。結果は28匹のマグロを釣り、そのうち19匹をリリースした。 2007年 2匹キャッチ 2008年 10匹キャッチ(7匹リリース) 2009年 11匹キャッチ(9匹リリース) 2010年 5匹キャッチ(3匹リリース) 合計 28匹キャッチ(19匹リリース) スタンドアップ 26匹 チェアー 1匹 スピニングでハーネスなし 1匹 200キロオーバー 26匹 最大陸上実測 322キロ 最大推定 400キロオーバー 最長ファイティングタイム 10時間50分 交代 0 4年連続挑んだ巨大クロマグロ総集編3 http://uminchumogi.blog111.fc2.

    第2弾!産卵期のマグロを守れ!
    kowyoshi
    kowyoshi 2015/05/09
    世界中でマグロを釣ってきた人も、今の日本のマグロの状態はおかしいと思うようだ。
  • 伝説の巨大グルーパーに初めて挑む!その1

    kowyoshi
    kowyoshi 2013/06/04
    資源保護でむしろロブスターへの食害が危惧されるほどになった巨大魚釣り。ちなみに、同じくらい大きいジャイアントグルーパー(タマカイ)は、日本ではほぼ絶滅だとか…嗚呼
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