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ブックマーク / www.sakuranbo.co.jp (43)

  • 現代カルチャー史を、血で彩ってきた鬼才たちの証言「怪奇まんが道」 深町秋生のコミックストリート

    南陽市出身、第三回「このミステリーがすごい!」大賞受賞作家の 深町秋生さんが、毎回、独自の視点で気になる漫画・お勧めのコミックをセレクト!

    現代カルチャー史を、血で彩ってきた鬼才たちの証言「怪奇まんが道」 深町秋生のコミックストリート
    kowyoshi
    kowyoshi 2016/02/03
    うわあ>もっと読みたい。続編希望……と言いたいが、掲載誌の「コミック特盛 新耳袋アトモス」が昨年冬で休刊してしまった。
  • 剣一本で時代の荒波に抗った最強の男と剣豪たち『柳生兵庫助』 深町秋生のコミックストリート

    実銃や爆発物の扱い方(たとえばスパイ映画ゲームなんかによく登場するサイレンサーも、完全に音を消せるわけではなく、ボムボムとそれなりにでっかい音がする。人の家に忍びこんでは、誰にも気づかれずに、ピシュッピシュッと護衛を静かに射殺したりするが、じっさいはそう都合よくいかない)などだ。

    剣一本で時代の荒波に抗った最強の男と剣豪たち『柳生兵庫助』 深町秋生のコミックストリート
    kowyoshi
    kowyoshi 2016/01/06
    お、おう…>手首がサクッと落ち、白い肉が見え、急所を刺されてもビクビクと痙攣し続ける人間の動き
  • 示現流開祖の剣士人生と薩摩の狂戦士たち。時代劇画の傑作「薩南示現流」 深町秋生のコミックストリート

    だいたい下のほうにある「タブー」とか「裏社会」「絶望社会」というタイトルのついた、コアマガジン系のおどろおどろしいマンガ、それに山口組関係のもの(たいがい雑な内容)などをチェックするのがクセとなっている。そのなかにまぎれこんでいたのが、今回取り上げる剣術時代劇画『薩南示現流』(原作・津陽 とみ新蔵)だった。これがめちゃくちゃにおもしろかったのだ! 狂気の残酷武士道コミック『シグルイ』を思わせるハードコアな内容だった。

    示現流開祖の剣士人生と薩摩の狂戦士たち。時代劇画の傑作「薩南示現流」 深町秋生のコミックストリート
    kowyoshi
    kowyoshi 2015/11/25
    とみ新蔵先生、評価はされているんだけどまだ足りないような気がする
  • バットを担いでやってくる"あいつ"が加える非情な一撃。すっぽんぽんの闘病記「くも漫」 深町秋生のコミックストリート

    当時、25歳だった私は埼玉県大宮で暮らしていたのだが、事故の翌朝に実家から急いた調子で電話がかかってきた。電話に出た瞬間、父が「ああ、よかった。大丈夫だ」と言った。あのビル火災の被害に遭っているのではないかと心配になり、わざわざ電話をかけてよこしたのだ。ビルのなかにはスケベな店舗が入っており、「あいつのことだから……きっと行ってるのではないか」と、不安に陥ったらしかった。

    バットを担いでやってくる"あいつ"が加える非情な一撃。すっぽんぽんの闘病記「くも漫」 深町秋生のコミックストリート
    kowyoshi
    kowyoshi 2015/11/04
    …この漫画ください(そっちか!)
  • 戦争はいかんです。腹が減ります。戦時における異色のグルメコミック「戦争めし」 深町秋生のコミックストリート

    南陽市出身、第三回「このミステリーがすごい!」大賞受賞作家の 深町秋生さんが、毎回、独自の視点で気になる漫画・お勧めのコミックをセレクト!

    戦争はいかんです。腹が減ります。戦時における異色のグルメコミック「戦争めし」 深町秋生のコミックストリート
    kowyoshi
    kowyoshi 2015/10/20
    これ本当にそう>グルメコミックを語るときに、毎度言っていることだが、食べる側の事情やシチュエーションによって、駄菓子であろうと安物料理であろうと、至高の料理に生まれ変わるものだ
  • アクション、グルメ、民俗学に狩猟。欲張りエンターテインメント『ゴールデンカムイ』 深町秋生のコミックストリート

    政府の圧政に耐えかねた一部のアイヌたちが、金塊約75キロを軍資金としてひそかに貯めこんでいたが、ひとりの男がアイヌたちを皆殺しにし、北海道のどこかに隠したという。虐殺した男“のっぺらぼう”は死刑囚として捕まり、網走監獄にぶち込まれるが、決して金塊の在り処を喋ろうとしなかった。しかし、同じ死刑囚たちに在り処を記した暗号を刻みこみ、集団脱走させたという。単なる与太話かと思いきや、金塊の話は真実味を帯びていく。金塊を見つけようと決意する杉元の前に、狼を従えたアイヌの美少女アシリパが現れる。

    アクション、グルメ、民俗学に狩猟。欲張りエンターテインメント『ゴールデンカムイ』 深町秋生のコミックストリート
    kowyoshi
    kowyoshi 2015/07/21
    深町先生がちょっとだけ新選組警察に(笑)/ゴールデンカムイ愛読者で、小樽に聖地巡礼しにいった人はいるのかしら?
  • では一句。旅行者の都合のいい夢かなえます。ご当地グルメを地元民のように味わう「まんぷく」シリーズ。おそるべし。 深町秋生のコミックストリート

    南陽市出身、第三回「このミステリーがすごい!」大賞受賞作家の 深町秋生さんが、毎回、独自の視点で気になる漫画・お勧めのコミックをセレクト! 冬の間は暖かい沖縄で過ごしますの。ええ、毎年。今年も二ヶ月ほど滞在してましたわ。  ……などと書くと、当然ながら「優雅だな、コノヤロ」と反感を買うわけだが、年を重ねるにつれて雪と寒さがこたえるようになった。仕事の進み具合は思いきり悪くなり、気分もめっきり落ちこんでしまうという状況に陥る。沖縄はやっぱり暖かく、病気ひとつせずに済んだけれど、そのぶん懐は一気に寒くなった。もう財布はスッテンテンであります。  もう沖縄には5~6回、しかも長期滞在経験もありということで、もう地元民きどりで那覇市を闊歩していたのだが、ジュンク堂で買ったこのにガツンとやられた。『ご当地グルメエッセイ まんぷく沖縄』(てらいまき 案内人・松永多佳倫)である。   作品は京都出

    では一句。旅行者の都合のいい夢かなえます。ご当地グルメを地元民のように味わう「まんぷく」シリーズ。おそるべし。 深町秋生のコミックストリート
    kowyoshi
    kowyoshi 2015/04/07
    読んでみたい
  • 大韓民国のフルメタル・ジャケット・ラブストーリー『フォーナイン ~僕とカノジョの637日~』 深町秋生のコミックストリート

    南陽市出身、第三回「このミステリーがすごい!」大賞受賞作家の 深町秋生さんが、毎回、独自の視点で気になる漫画・お勧めのコミックをセレクト! 「大韓民国憲法 第2章 第39条 すべての国民は法律の定めるところにより国防の義務を負う」 「大韓民国兵役法 第1章 第3条 ……国民男子は、憲法とこの法律が定めるところにより兵役義務を誠実に遂行しなければならない」  うひょー。これはやばい。  読んでいて思わず、声を漏らしてしまった。新人の韓国人マンガ家・莉ジャンヒュンの『フォーナイン ~僕とカノジョの637日』(小学館)だ。コミックのなかに描かれる隣の国のハードな現実に圧倒されてしまった。  日からソウルへ留学してきた女子大生のさおりは、同じ大学のハンとつき合うことに。ハンは少しバカでおっちょこちょいだが、誠実な童貞男子である。順調に交際がスタートするかと思いきや、ハンは少し前に徴兵通知を受け

    大韓民国のフルメタル・ジャケット・ラブストーリー『フォーナイン ~僕とカノジョの637日~』 深町秋生のコミックストリート
    kowyoshi
    kowyoshi 2015/01/21
    韓国アイスホッケーの有力選手が徴兵でキャリアにブランクできて…というのは何回も見たなあ
  • 押しも押されぬマンガドキュメンタリストの絶妙なセレクト「カツシン さみしがりやの天才<スター>」 深町秋生のコミックストリート

    南陽市出身、第三回「このミステリーがすごい!」大賞受賞作家の 深町秋生さんが、毎回、独自の視点で気になる漫画・お勧めのコミックをセレクト! 「このミステリーがすごい!」大賞受賞作『果てしなき渇き』を原作とした映画 『渇き。』が2014年6月27日より全国ロードショー。 とにかくまずカツシンの話である。  勝新太郎。彼の凄さを知ったのは、彼が1997年に死去し、それからしばらく経ってからだった。  リアルタイムに見たカツシンといえば、すでに懐かしの大御所という佇まいであり、「ヤクザの組長みたいに迫力がありすぎるスキャンダラスなお爺さん」という感じだった。  高視聴率を誇った87年の人気大河ドラマ『独眼竜政宗』(主演は渡辺謙)で、カツシンは政宗の前に立ちはだかる天下人・豊臣秀吉を演じていたが、物の戦国武将をタイムマシンで連れてきたような、豪傑のオーラをぷんぷん醸し出していた。  しか

    押しも押されぬマンガドキュメンタリストの絶妙なセレクト「カツシン さみしがりやの天才<スター>」 深町秋生のコミックストリート
    kowyoshi
    kowyoshi 2014/11/05
    カツシンでは、勝アカデミーのことを生徒だった小堺一機、関根勤、ルー大柴に聞いてほしいなあと思ったりする(雑誌連載追ってないから、その辺取り上げられてたのかは未確認)。
  • "生活保護"という最前線に送られた新兵たちの苦闘。柏木ハルコ「健康で文化的な最低限度の生活」 深町秋生のコミックストリート

    南陽市出身、第三回「このミステリーがすごい!」大賞受賞作家の 深町秋生さんが、毎回、独自の視点で気になる漫画・お勧めのコミックをセレクト! 昔、どんづまりの人を見たことがある。  私は三十代半ばまでサラリーマン生活をしていた。富山の置き薬みたいなルート販売をやっている製薬会社に勤務していた。ドラッグストアが乱立している今、若い人にはなじみがないかもしれない。「薬箱を家に置かせてもらって、使った分だけお代をいただく仕組みです。いざとなったら役に立ちますよ。なかには風邪薬も鎮痛剤も入ってます」などと、二十代のころは新聞の拡張団のように一軒一軒飛びこんでは、関東や九州に行って開拓に励んだ。  拡張したあとは契約社員の仕事だ。約4~5か月に一度は巡回して、お代の回収&薬の売りこみといったルートセールスをする。彼ら契約社員の動向をチェックするのも私の仕事だった。訪問件数はどうか、売上金はどうなって

    "生活保護"という最前線に送られた新兵たちの苦闘。柏木ハルコ「健康で文化的な最低限度の生活」 深町秋生のコミックストリート
  • その人の素顔|深町秋生(作家)×黒木あるじ(怪談作家) 「知っている風景、身近な人を描いて、普遍の話に持っていく。たとえ勘当されたとしても、それが作家です」

    深町秋生(作家)×黒木あるじ(怪談作家) 「知っている風景、身近な人を描いて、普遍の話に持っていく。たとえ勘当されたとしても、それが作家です」 第56回は深町秋生さん。今回は、深町さんとはこの講座で受講生仲間でもあった、黒木あるじさんの司会により、華々しく活躍する現在から、それを生んだ「雌伏の日々」のこと、強い女性を描くようになった理由、小説を書き始めたころの話まで、語っていただきました。 ◆『渇き。』ができるまで/映画化の効能/原作と映像は別物――では後半は、わたくし黒木あるじが聞き手をつとめさせていただきます。そういえば我々も初めて会ってからけっこう長いですよね。深町 そうですね。もう20年近くになるでしょうか。――出会った頃は、それぞれ作家を目指している最中だったわけでして。いわば同志というか仲間というか同じ釜の飯をった間柄です。その後、深町さんは『果てしなき渇き』で「このミス大賞

    その人の素顔|深町秋生(作家)×黒木あるじ(怪談作家) 「知っている風景、身近な人を描いて、普遍の話に持っていく。たとえ勘当されたとしても、それが作家です」
    kowyoshi
    kowyoshi 2014/10/29
    深町先生と(バード)中津さんがブコメでそろい踏みというのに吹いた(笑)。
  • ディテールに宿る魂の叫び。ダークホースな感動作「母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った」 深町秋生のコミックストリート

    南陽市出身、第三回「このミステリーがすごい!」大賞受賞作家の 深町秋生さんが、毎回、独自の視点で気になる漫画・お勧めのコミックをセレクト! 「このミステリーがすごい!」大賞受賞作『果てしなき渇き』を原作とした映画 『渇き。』が2014年6月27日より全国ロードショー。 読み終えるまでに、不覚にも何度も涙した。個人的には今年ベスト5に入れたい傑作だと思う。新人・宮川さとしの新刊『母を亡くした時、僕は遺骨をべたいと思った』(新潮社)だ。  禁忌の臭いがうっすら漂う、ともすれば猟奇的な印象さえ与えるタイトルだが、絵柄はあっさり淡白であり、母親を失った作者による、まっとうな自伝的エッセイ物語である。(日野日出志の恐怖漫画みたいに、ボリッボリッと骨をべるわけではない)末期ガンに侵された母親と息子の闘病記であり、元気はつらつだった母との交流を想う鎮魂の物語であり、大きな喪失と戦う息子の克服

    ディテールに宿る魂の叫び。ダークホースな感動作「母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った」 深町秋生のコミックストリート
    kowyoshi
    kowyoshi 2014/09/16
    母親の死か…
  • マンガ界の風雲児の愛すべき横顔『青木雄二物語』 深町秋生のコミックストリート

    南陽市出身、第三回「このミステリーがすごい!」大賞受賞作家の 深町秋生さんが、毎回、独自の視点で気になる漫画・お勧めのコミックをセレクト! 「このミステリーがすごい!」大賞受賞作『果てしなき渇き』を原作とした映画 『渇き。』が2014年6月27日より全国ロードショー。 「マルクス読まんかい!」「これが唯物論や!」「不渡り出したということは、お前はもう死んだいうことなんや!」  ……と、作品はもちろんのこと、作者人もしびれる名言を山ほど残し、コミック界に旋風を巻き起こした故青木雄二。私がもっとも尊敬するマンガ家なのだが、今年五月末にそのものずばり『青木雄二物語1』(青木雄二プロダクション)(扶桑社)が発売された。  つねづね「変わった人物なんだろうなあ」と思っていたのだが、書を読んで、「……やっぱり、変人だったんだ」と、おもしろく読み終えたのだった。  書の企画自体は正直なとこ

    マンガ界の風雲児の愛すべき横顔『青木雄二物語』 深町秋生のコミックストリート
    kowyoshi
    kowyoshi 2014/08/05
    さすがにこの企画を吉本浩二先生が描く…とはいかなかったかw
  • 地方都市に生きる男女の心情を細やかにつづる恋物語・野村宗弘「うきわ」 深町秋生のコミックストリート

    南陽市在住、第三回「このミステリーがすごい!」大賞受賞作家の 深町秋生さんが、毎回、独自の視点で気になる漫画・お勧めのコミックをセレクト! こりゃアダルトじゃのう。ぶちせつないわ……。  思わず広島弁で呟いてしまった。広島出身のマンガ家・野村宗弘の新作『うきわ』(小学館)を読んだ。野村作品には広島弁がじゃんじゃん出てくるので、ついうつってしまう。  広島での鉄工所勤務経験を生かしたガテン系労働生活を取り上げた『とろける鉄工所』(講談社)で、鉄工所のなまなましいリアルな労働環境(溶接の光で目が焼けて涙が止まらなくなる、針金が黒目に刺さり、抜いたらドロっとした液体が出て失明するなど)で、ブルーカラーな職人たちの生き様をディテール豊かに提示し、読者を多いに楽しませてくれた。  汗臭いタフな男たちを描く一方で、キュートで愛らしい女性が登場するのも、野村作品の特長といえる。亡くなった祖父の家で、大

    地方都市に生きる男女の心情を細やかにつづる恋物語・野村宗弘「うきわ」 深町秋生のコミックストリート
    kowyoshi
    kowyoshi 2014/04/18
    「うきわ」というタイトルが「うわき」のアナグラムだと気づいたときの……。
  • アダルティなマンガ家が描く、至高の愛の物語「四谷区花園町」 深町秋生のコミックストリート

    南陽市在住、第三回「このミステリーがすごい!」大賞受賞作家の 深町秋生さんが、毎回、独自の視点で気になる漫画・お勧めのコミックをセレクト! 「表現する喜び、信念をつらぬく厳しさ。誰かとめぐり逢う奇跡、愛しぬくことの尊さ。これは魂の物語です。」(こうの史代) 「素晴らしい 青春漫画の王道だ! “エロ”はどんな時代にも生きる勇気を与えてくれる。映画にしたいと思った」(行定勲)  個人的な話だが、一度だけファンレターを書いたことがある。  正確に言うなら、サイトの掲示板に「感動しました」といった内容を書きこんだというべきか。管理人は高浜寛。オトナでエロティックな恋愛物語の優れた描き手で、ヨーロッパなどで高い評価を得ているマンガ家だ。“乱闘、銃撃、爆破”と、偏差値低めなアクション小説を書いている私にとっては、登場人物のリアリティ、会話のうまさ、官能的な味わいは衝撃的ですらあった。鼻水たらしたボン

    アダルティなマンガ家が描く、至高の愛の物語「四谷区花園町」 深町秋生のコミックストリート
    kowyoshi
    kowyoshi 2014/02/18
    八神健の連載目当てで竹書房のエロ漫画誌「ナマイキッ!」を読んでいて、そこでこの漫画と出会った。単行本出るか不安だったがきちんと出てホッとした。で、この連載のあとに始まったのが中川ホメオパシーの…
  • 社会問題を見つめる異人たちの誠実・業田良家「機械仕掛けの愛」 深町秋生のコミックストリート

    南陽市在住、第三回「このミステリーがすごい!」大賞受賞作家の 深町秋生さんが、毎回、独自の視点で気になる漫画・お勧めのコミックをセレクト! 書店で最初に見かけたとき、率直に思ったのは「また、この路線か……」という、軽い倦怠感だった。今回取り上げるのは、業田良家の『機械仕掛けの愛』(小学館)であります。  もはやコミック界の人間国宝ともいうべき巨匠の作品だ。(もしあなたが、この作者の代表作『自虐の詩』(竹書房 ※文庫版もあり)を知らないのなら、すぐに書店に走るか、通販サイトに飛んで手に入れるべきだ。傑作中の傑作であります)決しておろそかにはできない。  おろそかにはできないんだけれど、見かけたときは「どうすっかなあ……」という迷いもちょっとあった。タイトルにあるとおり、おもにロボットを主役にした近未来SFドラマだからだ。すでに作者はロボットなど、人間以外を主役にした同系統の作品をいくつも発

    kowyoshi
    kowyoshi 2013/06/04
    リンク先で試し読みした第1話にやられた…
  • 道を外れかけた父子のハードな再生。前のめりな青春物語「軍艦少年」 深町秋生のコミックストリート

    南陽市在住、第三回「このミステリーがすごい!」大賞受賞作家の 深町秋生さんが、毎回、独自の視点で気になる漫画・お勧めのコミックをセレクト! とても失礼な言い方で申し訳ないが、まさか柳内大樹の作品で泣かされるとは思わなかった……。当に失礼な話ではあるんだが。  今年の初めに二冊同時刊行された『軍艦少年』(講談社 全二巻)である。これにやられた。泣いた。哀しくも叙情的で、緊張感にあふれた青春物語だった。  柳原大樹といえば、不良少年バイオレンスものの『ギャングキング』(少年画報社)が有名だ。累計八百万部(!)を超える大人気シリーズだが、あちらはまったく手が合わなかった。もっと言えば、げんなりしていたというべきか。  『ギャングキング』は、表紙なんかにタトゥーだらけの不良少年がでっかく描かれているが、ひじょうに道徳的で正しい内容である。彫り師を目指す少年の青春ストーリーだが、人間的にもでっか

    kowyoshi
    kowyoshi 2013/05/21
    軍艦って、そっちの方か(おい)
  • 極寒地獄から描く戦争のプロセス「凍りの掌 シベリア抑留記」 深町秋生のコミックストリート

    南陽市在住、第三回「このミステリーがすごい!」大賞受賞作家の 深町秋生さんが、毎回、独自の視点で気になる漫画・お勧めのコミックをセレクト! 暖かく、やさしいタッチのマンガ表現なのに そこには「シベリア抑留」という氷点下の地獄図が 深く、リアルに、静かに語られている。 日人が決して忘れてはいけない暗く悲しい67年前の真実。 次代を担う若者たちには何としても読んで貰いたい衝撃の一冊ちばてつや   悲痛かつ強烈な物語に目を奪われた。昨年の夏に刊行された『凍りの掌(て) シベリア抑留記』(おざわゆき 小池書院)だ。タイトルにあるとおり、昭和20年冬の戦争末期に召集された若者が北満州に送られ、一発の銃弾を撃つことなく終戦を迎えては、ソ連軍に捕まり、シベリアでの抑留生活を送る話だ。  マイナス四十度に達する極寒の収容所を生き抜いた作者の実父の体験をもとに描かれた作品。第16回文化庁メディア芸術祭マ

    kowyoshi
    kowyoshi 2013/04/30
    上坂すみれも、この本は読んだ方がいいだろうね/読んでたらすまそ
  • 愛と迫力と狂気のネコ&飼い主「よん&むー」「俺とねこにゃん」 深町秋生のコミックストリート

    南陽市在住、第三回「このミステリーがすごい!」大賞受賞作家の 深町秋生さんが、毎回、独自の視点で気になる漫画・お勧めのコミックをセレクト! 突然ですが、わたくし、このようにネコが好きなのであります。  山形市内の某ネコサロンにて。たくさんのネコ(この写真一枚だけでも10匹写ってる)に囲まれてご満悦だ。今はしょっちゅう旅に出るし、住んでる部屋はペット不可なので、ひとりさみしく生きているのだが、実家では何匹ものネコを飼っていた。累計で7~8匹ぐらいは家にいたと思う。暮らしのそばには、いつもネコがあった。  というわけで、ネコをテーマにしたマンガも読む。みんなアニマルが好きらしく、大きな書店に行けば、ネコやイヌコミック専門のコーナーなんかもあって、もはやマンガの一大ジャンルとなっている。  ネコ好きだから、ネコマンガも好み……と、言いたいところだが、そうは問屋は卸さない。じつを言えば……たいて

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    kowyoshi 2013/04/16
    猫といっしょに顔出し記事w
  • 三世代にわたる始まりの物語。「チェルノブイリ 家族の帰る場所」 深町秋生のコミックストリート

    南陽市在住、第三回「このミステリーがすごい!」大賞受賞作家の 深町秋生さんが、毎回、独自の視点で気になる漫画・お勧めのコミックをセレクト! さて3月。  この時期がやって来るたびに、ぎゅっと胸が締めつけられる。この重苦しい感覚は、おそらく死ぬまで消えないだろう。  3月はとくべつな時期になった。まだ寒さが幅を利かせる東北のしぶとい冬。2011年3月11日に起きた出来事は、今でも悪い夢ではないかと思うときがある。  あの長い長い大揺れ。いつまでも震えている電線。電気を失った街と大渋滞。商品が消えたショッピングセンター。ガソリンスタンドの殺気に満ちた大行列。つながる気配を見せない携帯電話。ハリウッドのパニック映画みたいな大津波の映像が次々に目に飛びこみ、そして原発が大爆発を起こす……。  あれから2年。マンガに限らず、ルポや映画など、原発に関する作品をいろいろ見たり読んだりしたが、もっとも心

    kowyoshi
    kowyoshi 2013/03/13
    これは読んでおくべきかな…