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ブックマーク / www.webdoku.jp (27)

  • 【訃報】目黒考二 逝去のお知らせ - 本の雑誌特派員|WEB本の雑誌

    の雑誌」創刊者で弊社前社長の目黒考二(めぐろこうじ)が、2023年1月19日10時、肺がんのため永眠しました。享年76歳。みなさまには生前のご厚誼に心から感謝いたしますとともに、ここに謹んでお報せ申し上げます。 葬儀は近親者のみにて家族葬として執り行います。誠に勝手ながら、御香典、御供花、御供物の儀はご辞退申し上げますことをご了承ください。後日、お別れの会を執り行う予定です。 目黒考二は名のほか、文芸評論家・北上次郎、競馬エッセイスト・藤代三郎の名でも幅広い執筆活動を続け、エンターテインメント書評という新しい分野を確立しました。社員一同、故人の遺志を継ぎ、「の雑誌」をみなさまからより愛読される雑誌にしていく所存です。 なお、大変恐縮ではございますが、ご遺族および椎名誠氏へのお問い合わせや取材につきましては差し控えてくださいますよう、何卒ご理解とご協力の程、よろしくお願い申し上げます

    kowyoshi
    kowyoshi 2023/01/25
    漫画「黒と誠」を愛読してたので「え…」となった
  • 第1章 葛西臨海水族園 - 無脊椎水族館

    ●陽の動物園と陰の水族館 年が明けてまだ間もない頃、冬の寒さがつまらないので、葛西臨海水族園に行ってみた。冬こそ水族館である。 わたしの人生最大の趣味は、海へ行ってプカプカ浮かびながら、水中メガネで変なカタチの海の生きものを見ることだが、ここ数年仕事に追われて海に行く時間があまりとれない。これまでは夏なら国内、冬でも海外のどこか暖かい海に行って、プカプカ浮かびながらイロウミウシやマンジュウヒトデなどを見物したものであった。それが最近はお金もなくなって、飛行機に乗るのもめんどうになり、夏はまだいいが、冬の海が遠い。 それでいつしか水族館に通うようになった。実際に海に浮かぶよろこびにはおよばないものの、水族館では、自力ではなかなか見ることのできない変な生きものが間近で見られるメリットがある。 それだけでなく、何度も通ううちに、水族館にはさらに別のいい点があることに気がついた。 動物園と比べてみ

    第1章 葛西臨海水族園 - 無脊椎水族館
    kowyoshi
    kowyoshi 2017/03/28
    知らなかった>フジツボのペニスは、自分の体長の8倍もの長さがあり、8倍は動物界で最大なのだそうだ
  • 第6回 山梨県 - たのしい47都道府県 正直観光案内|WEB本の雑誌

    kowyoshi
    kowyoshi 2016/06/21
    知らんかったわ…>日本で2番目に高い山が北岳だということもおおむね忘れています
  • 第5回 富山県 - たのしい47都道府県 正直観光案内|WEB本の雑誌

    kowyoshi
    kowyoshi 2016/06/06
    そうなんだー>富山「スペクタクル」の中心は土木だということがわかってきます。 富山観光=土木観光といってもいい。
  • 第4回 宮崎県 - たのしい47都道府県 正直観光案内|WEB本の雑誌

    宮崎県というと、われわれはなんとなく四国と向かい合ってるように思っていますが、全然向かい合っていません。太平洋にもろむき出しています。南国土佐よりさらに南国にあって、どっぱんどっぱん荒波が打ちつけています。ですからサーファー天国になっているわけですが、私は磯場で変な生きものを見るほうが好きなので、そこは評価しません。個人的な話ですみません。 さて、そんな宮崎県をひとことで評するとするなら、それは「明るい」ということと、「コ」です。って、ふたことになってますが、とにかくまず日差しが明るい。明るいと旅も楽しいですから、それだけで大きなアドバンテージです。そして「コ」とは何のことか。 県というのはどこもだいたい肉厚です。宮崎県も他県に引けをとらない厚さをもっています。そして観光スポットはといえば、県北部の高千穂、延岡周辺と、県南部の青島や飫肥、都井岬から都城、霧島あたりに点在しているので、宮崎県

    第4回 宮崎県 - たのしい47都道府県 正直観光案内|WEB本の雑誌
    kowyoshi
    kowyoshi 2016/05/17
    なぜか貸しボート推しw>北の高千穂の高千穂峡の貸しボートは、万難を排して乗るべきボートです。日本全国に貸しボート数あれど、これほど乗る価値のある貸しボートはそうはありません。
  • 第3回 埼玉県 - たのしい47都道府県 正直観光案内|WEB本の雑誌

    「好きなように旅行ができない!」とサラリーマンをやめた旅中毒作家による日全国観光ガイド! 有名な観光地だけではない「すごい」スポットを紹介! 永らくご愛読いただいておりました「たのしい47都道府県正直観光案内」は、第19回奈良県より「の雑誌」に連載が移りました。当ホームページでは宮田珠己さんの新連載「無脊椎水族館」をスタートしました。合わせてお楽しみ下さい。 ここで問題です。栃木県の代表的観光地といえば日光、群馬県なら草津、では埼玉県の全国に知られた代表的な観光地はどこでしょうか。 どこも思い浮かびません。関東在住者であれば、川越、秩父といった名前を挙げるかもしれませんが、関西人は知りません。 そもそも関東以外の人は埼玉の観光地としてどこを思い浮かべるのでしょう。 考えてもみてください、果たして関東以外の県から埼玉県に観光に来る人がいるでしょうか。関西からあるいは中京圏から、あるいは北

    第3回 埼玉県 - たのしい47都道府県 正直観光案内|WEB本の雑誌
    kowyoshi
    kowyoshi 2016/05/17
    関東平野ダサい説>関東平野全部がダサい。これは東京とて例外ではありません。本当は東京もダサいのです。その件についてはいずれ東京都の項で触れますが、とにかく埼玉県だけをいじめるのは間違っています。
  • 第2回 岩手県 - たのしい47都道府県 正直観光案内|WEB本の雑誌

    kowyoshi
    kowyoshi 2016/05/17
    プヲタからしたら、岩手といったらみちのくプロレス(あと、一関での佐々木貴主催興行)なのだが、宮田珠己的には…
  • 第1回 和歌山県 - たのしい47都道府県 正直観光案内|WEB本の雑誌

    「好きなように旅行ができない!」とサラリーマンをやめた旅中毒作家による日全国観光ガイド! 有名な観光地だけではない「すごい」スポットを紹介! 永らくご愛読いただいておりました「たのしい47都道府県正直観光案内」は、第19回奈良県より「の雑誌」に連載が移りました。当ホームページでは宮田珠己さんの新連載「無脊椎水族館」をスタートしました。合わせてお楽しみ下さい。 和歌山県をひとことで言い表すとすれば、それは「遠い」です。 遠いも遠い、ありえないほど遠いです。関西に住んだことのない人間には理解しにくいかもしれませんが、当に遠いのです。 これがたとえば北海道の稚内が遠いと言われれば当たり前です。地図を見れば一目瞭然でしょう。 ところが和歌山県は日地図のまんなか付近、日歴史における最重要地帯に隣接しているにもかかわらず遠いのです。私は京阪神で生まれ育ちましたが、その当時は和歌山県より宮崎

    第1回 和歌山県 - たのしい47都道府県 正直観光案内|WEB本の雑誌
    kowyoshi
    kowyoshi 2016/05/17
    この文体とリズム、いいなあ>といいますか他県人から見ると和歌山県はほとんど全部熊野です。熊野とみかん以外いったい何があるというのでしょう。ああ、高野山があった。
  • はじめに - たのしい47都道府県 正直観光案内|WEB本の雑誌

    「好きなように旅行ができない!」とサラリーマンをやめた旅中毒作家による日全国観光ガイド! 有名な観光地だけではない「すごい」スポットを紹介! 永らくご愛読いただいておりました「たのしい47都道府県正直観光案内」は、第19回奈良県より「の雑誌」に連載が移りました。当ホームページでは宮田珠己さんの新連載「無脊椎水族館」をスタートしました。合わせてお楽しみ下さい。 観光とはなんでしょうか。 観光の真髄は、すごいもの、奇妙なものを見ることだと私は考えています。日々の生活ではお目にかかれないすごいものを見にいくこと。それによって今までの自分の価値観に揺さぶりをかけ、わずかでも新しい自分に生まれ変わって帰ってくるわけです。 であるならば、なるべく意外なもの、知らなかったもの、奇妙なもの、とりわけすごいものを見たいと思うのは当然でしょう。 ところが実際に観光してみると、そんなにすごくないものを見てい

    はじめに - たのしい47都道府県 正直観光案内|WEB本の雑誌
    kowyoshi
    kowyoshi 2016/05/17
    言い切ったw>ゆるキャラは害獣です。せっかくそこにすごい観光スポットがあるのに、そのすごさを安売りするような態度は許しがたいものがあります。本当に素晴らしい観光地には、ゆるキャラなど必要ありません。
  • 【訃報】吉野朔実さん - 本の雑誌特派員|WEB本の雑誌

    の雑誌」で〈吉野朔実劇場〉を連載中の吉野朔実さんが、ご病気のため4月20日にご逝去されました。 謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

    kowyoshi
    kowyoshi 2016/05/02
    うそ…
  • 第4回 札幌「みよしの」でカレーと餃子のセットなのだ - 「餃子バンザイ!」今柊二 | WEB本の雑誌

    kowyoshi
    kowyoshi 2014/10/02
    北海道に帰ると、みよしのの餃子カレーが食べたくなる
  • 7月30日(火)『謎の独立国家ソマリランド』講談社ノンフィクション賞受賞! - 帰ってきた炎の営業日誌

    文字サイズ 標準 拡大 WEBの雑誌 > の雑誌社 > 帰ってきた炎の営業日誌 > 7月30日(火)『謎の独立国家ソマリランド』講談社ノンフィクション賞受賞! 17時32分、胸ポケットに入れていたスマホがぶるぶると震えだした。画面には「高野秀行」と文字が浮かんでいた。 高野さんは7月はじめから奥さんと犬を連れてタイを旅行しており、数日前にかつて日語講師をされていたチェンマイに宿をとったと連絡があった。 通話ボタンを押す前に深呼吸を何度かした。なぜならその電話は「講談社ノンフィクション賞」を受賞したか、しないかを知らせる電話のはずだったからだ。 候補に選ばれたと聞いた瞬間から、私は高野さんが受賞することを祈り続けてきた。営業中に見つけた寺社仏閣にはすべて飛び込み、先週末は毎年浦和レッズが優勝を祈願する浦和の由緒正しい神社、調神社まで自転車を走らせ、大枚を賽銭箱に投げ入れた。 スマホの画

  • 謎の独立国家ソマリランド - 本の雑誌社の最新刊|WEB本の雑誌

    【講談社ノンフィクション賞・R40屋さん大賞 受賞パネル&POP】 書店の皆様へ:受賞パネルPOPを作成しましたので、ダウンロードしてお使いください。 「WEBの雑誌」の連載は大いなる序章でしかなかった── 潜入すること計4回。4年に渡る長期取材の末、謎の国家の全貌が明らかに! ※ためし読みはこちらから※ 終わりなき内戦が続き、無数の武装勢力や海賊が跋扈する「崩壊国家」ソマリア。 その中に、独自に武装解除し十数年も平和に暮らしている独立国があるという。 果たしてそんな国が当に存在しえるのか? 事実を確かめるため、著者は誰も試みたことのない方法で世界一危険なエリアに飛び込んだ──。 520ページの超ボリューム。 世界を揺るがす衝撃のルポルタージュ、ここに登場! 高野秀行(たかの・ひでゆき) ノンフィクション作家。1969年東京都生まれ。早稲田大学探検部当時執筆した『幻獣ムベンベを追え!

    謎の独立国家ソマリランド - 本の雑誌社の最新刊|WEB本の雑誌
    kowyoshi
    kowyoshi 2013/01/22
    web本の雑誌で連載していた高野秀行氏のソマリランドに関するノンフィクションが一冊になったのか。しかし、各章のタイトルがすごい。
  • 第2章 3)知られざる覚醒植物カート - 謎の独立国家ソマリランド

    未知を愛するノンフィクション作家・高野秀行が見つけた新たな未知は、「リアル北斗の拳」と呼ばれるソマリアのなかにある謎の独立国家「ソマリランド」だった。 そこは崩壊国家の一角で独自に内戦を終結し、複数政党制による民主化へ移行した平和な国だという。当なのだろうか? 情報はほとんどなく、確かめるには自分の目で見てみるしかない。高野秀行の渾身の辺境旅が始まった。 ソマリランドの謎は多々ある。  なぜソマリランドは内戦を終結できたのか? なぜ同じソマリ人なのに南部ソマリアはそれができないのか。ソマリランドの財政的基盤は何か? ソマリランドは当に治安がいいのか? よいとすればどうしてなのか?  日に帰国してから多くの人にこういう点を訊かれた。誰もそれを知りたいところだ。私も知りたかったが、すぐにわかったわけではない。少しずつソマリランド人(あるいはソマリ人)の中に入っていってわかってきたのだ。そ

    kowyoshi
    kowyoshi 2012/11/14
    カートをキメるには、やはりアフリカに行かないとダメなんだろうなあ。
  • 第2章 4)ソマリランドはなぜ治安がいいのか - 謎の独立国家ソマリランド

    未知を愛するノンフィクション作家・高野秀行が見つけた新たな未知は、「リアル北斗の拳」と呼ばれるソマリアのなかにある謎の独立国家「ソマリランド」だった。 そこは崩壊国家の一角で独自に内戦を終結し、複数政党制による民主化へ移行した平和な国だという。当なのだろうか? 情報はほとんどなく、確かめるには自分の目で見てみるしかない。高野秀行の渾身の辺境旅が始まった。 ほんとうの「カート宴会」に初めて参加したのはベルベラだった。私たちは一連の小旅行を終え、今度はソマリランド国内でも「辺境」として知られる「東」への旅に出ていた。  ソマリランドには舗装道路がいくつもない。東へ行く街道はたった一つだ。だから行きたくないのに毎回、ベルベラを通らねばならない。  しかも東行きのときは、ハルゲイサを出て一時間もしないうちに車のショックアブソーバーが壊れた。修理および部品交換のため、酷暑のベルベラで午後を過ごすは

    kowyoshi
    kowyoshi 2012/11/14
    ソマリランドとは関係ないけどtribeとかclanって、日本だとなぜかHIPHOP系の言葉扱いされてしまうよね。
  • 第2章 奇跡の平和国家の秘密 - 謎の独立国家ソマリランド

    未知を愛するノンフィクション作家・高野秀行が見つけた新たな未知は、「リアル北斗の拳」と呼ばれるソマリアのなかにある謎の独立国家「ソマリランド」だった。 そこは崩壊国家の一角で独自に内戦を終結し、複数政党制による民主化へ移行した平和な国だという。当なのだろうか? 情報はほとんどなく、確かめるには自分の目で見てみるしかない。高野秀行の渾身の辺境旅が始まった。 1.ソマリランド観光案内  ベルベラでの海賊取材が終わると、私たちは日帰りや一泊の小旅行を繰り返した。その合間には「フリータイム」と称してハルゲイサ市内を散策。ほとんど観光旅行である。  すべては大統領スポークスマンであるサイードの作った旅程に従ったまでだ。まるで老舗の寿司屋で「お任せ」を頼んだように次から次へと目を瞠るものが出てくる。唯一の誤算はこの「お任せ」が老舗の寿司屋並みによいお値段がしたことくらいで(しかも合計額はあとになって

    kowyoshi
    kowyoshi 2012/08/06
    ソマリランドの食や日常、そして北朝鮮で中国医学を学んだソマリ人ドクターの話。とりあえず、ソマリランドはメシが美味いらしい。
  • 6)海賊に拉致されたドイツ人と刑務所の海賊 - 謎の独立国家ソマリランド

    港湾の取材を終えると、ワイヤッブがふと「最近、海賊に拉致されたドイツ人夫婦がいるらしい」と言い出した。港湾局の人間に聞いたのだという。  ソマリランドには海賊はいないはずじゃないのか。どうしてそんな人たちがいるのか。 不思議に思いつつ、暑さでぼーっとしていると、水辺で白人とおぼしき中高年の男女がヨットで何か作業をしているのが目に入った。 「あ、あれだ!」もともとジャーナリストなだけにこういうときのワイヤッブの勢いは凄まじい。「マスコミには何も喋りたくない」というドイツ人を強引に説得し、私たちは港湾局のオフィスで話を聞くことになった。  夫はユルゲン・カントナーさん、62歳。色あせてボロボロの赤いTシャツに、これまたくたびれたキャップをかぶり、髪も髭もぼうぼう。ドイツ人としては小柄なほうだろうが、手の指だけが別の生物のように太い。いっぽう奥さんのサビネ・メルツさん(52)は、ドイツの地方都

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    kowyoshi 2012/06/18
    アフリカは伏魔殿ばい…
  • 『定食と古本』定食評論家・今柊二の世界 | WEB本の雑誌

    最新刊『定と古』 定評論家・今柊二の世界 あるときは定をモリモリい、あるときは立ちそばをずるずる吸い、そしてそのおいしさを地上1メートル50センチの目線で書く。 このたび『定と古』(の雑誌社・刊)を上梓された定評論家・今柊二とはいったい何者なのか?! ここに著者プロフィールと、人による全著作解説を一挙公開! あなたも今柊二と定の世界へいざ「いただきます!」。 『定畸人研究』 畸人研究学会(著) / アスキー / 1998年 >> Amazon.co.jp >> HonyaClub.com >> エルパカBOOKS >>ブックサービス 著作コメント 共著。機関誌『畸人研究』と『ガロ』の連載、そして書き下ろしを加えた初の単行(共著だが)。もともとは青林堂から出る予定だったが、いろいろあって不可能となり、担当編集者の白取さんが、青林堂の近くにあったアスキーの編集者を紹介

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    kowyoshi 2012/05/25
    今柊二さんの食関連の本は、孤独のグルメ好きなら必読です
  • 5)世界でいちばん暑い町 - 謎の独立国家ソマリランド

    未知を愛するノンフィクション作家・高野秀行が見つけた新たな未知は、「リアル北斗の拳」と呼ばれるソマリアのなかにある謎の独立国家「ソマリランド」だった。 そこは崩壊国家の一角で独自に内戦を終結し、複数政党制による民主化へ移行した平和な国だという。当なのだろうか? 情報はほとんどなく、確かめるには自分の目で見てみるしかない。高野秀行の渾身の辺境旅が始まった。 ハルゲイサの町を出て三十分もすると、アカシアの低い潅木がポツポツと生える荒れ地とも平原ともつかない土地になった。カラカラに乾燥しているが、ラクダやヤギの姿は途切れることがなく、その飼い主である遊牧民が棒を手に歩く姿もたまに見かける。  私たちはソマリランド第二の都市であり港町のベルベラに向かってランドクルーザーを走らせていた。ベルベラが面しているのはアデン湾であり、アデン湾といえば「ソマリアの海賊」である。 「われわれの国には海賊はいな

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    kowyoshi 2012/05/21
    三国志状態のソマリア。エチオピアやイエメン、ドバイの影。そして、世界一暑い港町…。
  • 4) 動物だらけの遊牧都市 - 謎の独立国家ソマリランド」高野秀行|WEB本の雑誌

    「謎の独立国家ソマリランド」は書籍になりました。 「アフリカの角」の全貌を描いた世界衝撃の刮目大作『謎の独立国家ソマリランド』高野秀行著(の雑誌社刊)2月18日搬入! →詳細・ご購入はこちらから ハルゲイサは私が見たアジア、アフリカのどの町にも似ていなかった。 ソマリ人は100%近くがムスリムであり、国民(住民)の100%近くがソマリ人であるソマリランドは当然イスラム国家だ。国旗には「アッラーの他に神はなし」とアラビア語で記されている。休日はイスラムの聖なる日とされる金曜日で、酒の販売は高級ホテルも含めて全面的に禁止されていた。 その辺はパキスタン、アフガニスタン、イラン並みに厳しいが、それらの厳格なイスラム国家と異なり、女性は比較的自由なようだ。市場では女性が当たり前に物を売ったり買ったりしている。肉屋では若い女の子が包丁でヤギや牛の肉をぶったぎっていた。肉屋は典型的な「男の仕事」であ

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    kowyoshi 2012/04/26
    エチオピア人は超速で物乞いをする。ソマリ人は物乞いなどせず盗むか。そしてソマリ人は基本的に遊牧民気質なのだと。それでも街に銃はない。