冷たく澄んだ海の恵み。 それがノルウェイの特産物の特徴だとか。 ノルウェイサーモンは有名だけれど、いまノルウェイが推しているのが蟹。 キングクラブ、あるいは日本ふうにノルウェイタラバガニと呼ばれています。 ぼくはこのあいだ北参道の超人気店「シンシアSincere」で このノルウェイタラバガニをメインに使った料理コースを食べる機会がありました。 石井真介シェフと2019年「ボキューズドール」賞のノルウェイからの代表も務めるクリスチャン・アンドレ・ペターセンとのコラボレーション。 上は石井シェフによる蟹を焼いて身を取り出し、それを脚の殻に盛り付けた前菜。 クリアトマトのムースに、3色のミニトマトに、ハーブなどが廃されているのです。 蟹の甘さがうまく引き出されている料理でした。 石井シェフは「このタラバガニはおいしいです。もっと輸入されるようになって、日本の魚介の乱獲に歯止めがかかるといいと思い