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ブックマーク / machida77.hatenadiary.jp (9)

  • 『MASTERキートン』の「ナイフは至近距離なら銃より速い」は本当か - 火薬と鋼

    前々から書こうと思っていた漫画『MASTERキートン』のナイフ術についての話を書く。 『MASTERキートン』の主人公、平賀=キートン・太一は元英軍特殊部隊SAS隊員・考古学者・保健調査員の3つの顔を持つため、作品に様々な知識が登場し、軍隊格闘技、近接戦闘に関する話も出てくる。 中でも「狩人の季節」「獲物の季節」「収穫の季節」の一連のエピソードのナイフに関する話は覚えている人が多いのではないだろうか。 MASTER KEATON / 2 完全版 (ビッグコミックススペシャル) 作者:浦沢 直樹小学館Amazon ナイフの有利を説く場面 単行2巻から該当する部分を引用してみる。画像下にナイフ術に関するセリフも引用した。 なお、私が持っているのは古いコミックなので現在入手できる完全版とは違う部分もあるかもしれない。 この話では同じ説明が3つの場面で登場する。 まずは主人公・平賀=キートン・太

    『MASTERキートン』の「ナイフは至近距離なら銃より速い」は本当か - 火薬と鋼
    kowyoshi
    kowyoshi 2017/03/09
    地主恵亮(敬称略)なら、実際にナイフvs銃に挑んでくれていたはず(間違った期待感)/ちくしょう!まさかこれでネタ被りするなんてw
  • 上下2連や水平2連のライフルは日本ではありえない? - 火薬と鋼

    長野峻也ブログ 小説デビュー作仕上がり 昨日、たまたま検索していて上のブログの記事をみつけた。 武術研究家の長野峻也氏が小説を書くために小説講座に通った話である。 この記事の中に受講生の銃の知識についてのエピソードが登場する。 長野氏は受講生の知識のなさを紹介しているのだが、その指摘内容がおかしい。ブログから該当する部分を引用してみよう。 先日も講座の時に、“上下二連ライフル銃”と書いている受講生がいました。 判ります? 上下二連のライフル銃って無いんですよ。 最初は散弾銃と書いていたらしいんですが、散弾で狙撃するシーンがあって、先生から指摘されてライフルに変えたのだそうなんですが、存在しないライフル銃を書いたら馬鹿丸出しになっちゃいますよね? 「水平二連の象撃ち用のダブルバレルライフルなら有るけれど、上下二連のライフル銃はありませんよ」と指摘しました。 すると、「じゃあ、水平二連のライフ

    上下2連や水平2連のライフルは日本ではありえない? - 火薬と鋼
    kowyoshi
    kowyoshi 2016/10/20
    うわあ
  • 図書館総合展の「“武雄市図書館”を検証する」 - 火薬と鋼

    第15回図書館総合展に行ってきた。 今回は「“武雄市図書館”を検証する−ニュースとなった〈武雄〉から〈公共図書館界〉がみえてくる−」(公式)を聞いた。 パネリストは 佐賀県武雄市長・樋渡啓祐氏、 慶應義塾大学文学部教授で私の大学・大学院の恩師である糸賀雅児氏、 カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)株式会社プロジェクトリーダー高橋聡氏、 コーディネーターは湯浅俊彦氏(立命館大学文学部教授)。 これまでの報道の中には糸賀先生が武雄市図書館の現状について肯定的ととられるような記事もあったが(糸賀先生を知っている身としてはメディアによる編集を疑うほど)、今回のフォーラムではかなりつっこんでいた(あれでも甘いという人もいるかもしれない)。 糸賀先生の指摘は、図書館としての各スペースと利用の実態についての話が中心。 「目的外使用のスペースが多く、図書館資料が使われず、スタバで雑誌を読んでいる利

    図書館総合展の「“武雄市図書館”を検証する」 - 火薬と鋼
    kowyoshi
    kowyoshi 2013/11/01
    なるほど>糸賀先生による図書館のあり方としての指摘内容に武雄市長とCCCの高橋氏が気色ばむ場面がいくつかあって、公共性・公平性や持続性といった図書館に必要な側面はつっこまれたくない部分なんだろうな
  • あの怪作が色々変わって漫画化 『戦国の長縞GB軍』 - 火薬と鋼

    志茂田景樹『戦国の長嶋巨人軍』と言えば、自衛隊の兵器・装備を使って練習していた巨人の野球選手が戦国時代にタイムスリップするという小説で、一部で話題になった珍品である。 戦国の長嶋巨人軍 (ジョイ・ノベルス) 作者: 志茂田景樹出版社/メーカー: 有楽出版社発売日: 1995/04メディア: 新書購入: 1人 クリック: 74回この商品を含むブログ (10件) を見る あれが『月刊コミック乱』で漫画化されている。 タイトルは『戦国の長縞GB軍』日高建男 原案/志茂田景樹 今月27日発売の九月号からの短期集中連載とのこと。色々配慮しているのか、登場する野球選手の名前は全て実在しない名前に変えられている。 第一回のあらすじを簡単に書くと以下のようなものだ。 1995年、長縞繁郎(ながしま・しげろう)監督率いる東京グレートベアーズ=GB軍の選手は群馬県の相馬原演習場で軍事演習を行っている(精神力を

    kowyoshi
    kowyoshi 2013/08/01
    きたか
  • ごんぎつね殺し - 火薬と鋼

    ごんぎつねの感想の件が一部で盛り上がっている。 私も小学生の頃、ごんぎつねを読んで、妙なことを考えたことがある。 小学校4年生の頃、私は親の蔵書を読むのが好きで、横溝正史やアガサ・クリスティを読み漁っていた(山田風太郎もその頃読んだ)。そういう読書体験があると他でも話の裏を読もうと色々と考えてしまうものである。 国語の教科書にあった「ごんぎつね」を読んで気になったのは、語り手の茂平が来知るはずのない事柄を詳しく知っていることだ。兵十についてよく知っているのは伝聞だとか交流があったとか推測できるが、ごんについても色々と知っているのは子ども心に納得がいかなかった。 この疑問に対して、前述した作家の小説から影響を受けていた私は「茂平犯人説」を思いついたのであった。兵十に対するいたずらやその贖罪は実は茂平が行っていたものだったのだ。 しかし狐が登場する部分と茂平の関わりに整合性がとれず(当たり前

    ごんぎつね殺し - 火薬と鋼
    kowyoshi
    kowyoshi 2013/05/11
    (角川映画、金田一耕助シリーズ「ごんぎつね」監督:市川崑)きたか
  • 知らないようで知っているようでやはり知らないロープでの戦い方 - 火薬と鋼

    多くの人は、実はロープを使って戦うことを無自覚に知っているが、詳しくは知らない。ちょうどロープ・ファイティングについて書かれた絶版を入手したので、ロープを使う戦闘技術について解説してみよう。 知らないようで意外と見ているロープ・ファイティング 多くのサスペンス物やアクション物の世界で、ロープあるいはワイヤーやチェーンのような道具は武器として使われてきた。例えば映画「ブラックホーク・ダウン」でも米軍兵士がこっそり敵を始末するのにこの手の道具を用いている。あるいは犯罪を描いた作品でもその手のシーンが出てくる。誰もが一度ならずフィクションの世界で武器としてロープが使われた場面を目にしているはずだ。 フィクションの世界では一方的な絞殺というどこか後ろ暗い部分ばかり登場するが、実際のロープ・ファイティングには相手の攻撃に対する防御や捕縛・制圧を含めた多様な技法が存在する。こうしたロープを使った戦闘

    知らないようで知っているようでやはり知らないロープでの戦い方 - 火薬と鋼
    kowyoshi
    kowyoshi 2012/10/04
    最初、ハンセンが使うブルロープみたいなものかと思ったら…違った
  • 西洋の剣や剣術について語るならまずはこれ『中世ヨーロッパの武術』 - 火薬と鋼

    昨日今日と仕事の予定が激変。半端な時間に空きができた。 2ヶ月前に読んだの紹介をしよう。 今回紹介するのは『中世ヨーロッパの武術』 中世ヨーロッパの武術 作者: 長田龍太出版社/メーカー: 新紀元社発売日: 2012/03/01メディア: 単行(ソフトカバー)購入: 43人 クリック: 403回この商品を含むブログ (7件) を見る2chまとめサイトやTogetterのようなサイトで西洋の剣や剣術についての記事が注目されている事がある。興味を持つ人がそれなりにいるということだろう。だが、そうしたまとめは全く信頼性のカケラもないようなものも多い。例えば西洋剣というと重さで叩きつけるようなものだとしか認識していないような話をよく見るが、それは実態と合わない。 西洋剣・剣術の研究や実践を行っている人はいるのだが、そうした人からの情報が手に入りやすいかたちで出てくることは稀だ。 この『中世ヨー

    西洋の剣や剣術について語るならまずはこれ『中世ヨーロッパの武術』 - 火薬と鋼
    kowyoshi
    kowyoshi 2012/06/29
    2ちゃんまとめサイトの怪しいうんちくより、ひとつのしっかりした資料
  • トマトとジャガイモがイタリアで食べられるようになったのはいつ? - 火薬と鋼

    ビッグコミックスピリッツ連載の漫画『バンビーノ!』の先週の話にトマトがないの時代のイタリア料理という内容があり、それに関連してその時代の料理としてジャガイモの使用が妥当かどうかが話題になっている。 ・漫画「バンビ〜ノ!」のミスに感じた「料理の定義」の難しさ - バッタもん日記 ・【バンビーノミス疑惑】トマト料理に使わないけど無いけどじゃがいもは使う時期って無かったっけ? - 情報の海の漂流者 自分がこのトピックで思い出すのは『マリー・アントワネットの料理人』(原作・白川晶、作画・里見桂、集英社)で、主人公の料理人が当時ヨーロッパではべられていなかったトマトを使ってスパゲティを作る話だ。 マリー・アントワネットの料理人 2 (ジャンプコミックス デラックス) 作者: 里見桂,白川晶出版社/メーカー: 集英社発売日: 2011/04/04メディア: コミック クリック: 148回この商品を

    トマトとジャガイモがイタリアで食べられるようになったのはいつ? - 火薬と鋼
    kowyoshi
    kowyoshi 2012/06/25
    なるほど
  • ファラデーもベンジャミン・フランクリンもそんな事は言ってない - 火薬と鋼

    はやぶさ2について、松浦氏のブログに今後の計画が危ぶまれている現状についてのエントリが掲載された。 はやぶさ2、予算の危機について: 松浦晋也のL/D JAXA内ではこの件がどのような認識になっているのかも気になるところだ。 はやぶさ2の継続は私も希望しているが、この記事に気になる部分があった。 ファラデーの逸話(野田篤司 (@madnoda) on Twitter) ファラデーの逸話『「磁石を使ってほんの一瞬電気を流してみたところで、それがいったい何の役に立つのか」と問いかけた政治家に対し、「20年もたてば、あなたがたは電気に税金をかけるようになるでしょう」とファラデーは答えたという』出典元:電気史偉人辞典 この話、何かに似ていないだろうか。 かつて事業仕分けの批判で引用された、ベンジャミン・フランクリンの逸話である。 あのときの事業仕分け人に教えるべき、昔の偉人の回答 ベンジャミン・フ

    ファラデーもベンジャミン・フランクリンもそんな事は言ってない - 火薬と鋼
    kowyoshi
    kowyoshi 2011/12/06
    これじゃ、アインシュタインの予言と同レベルだよなあ(言いすぎかしら)
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