ライター、プロコレクター。なんでもすぐに集めて分類し、人々に忘れられがちなを社会の側面を分析する。近著に独自のコレクション論を展開した『無限の本棚』(ちくま文庫)、歌謡曲を通じて日本の戦後史を読み解く『レコード越しの戦後史』(P-VINE)がある。 Twitter では、なんと呼んだらいいのか? 昔から熱い食べ物が大好きで、汁物は熱ければ熱いほどいいと思っているぼくは、しばし考えた。 「あまい」「しょっぱい」「すっぱい」「からい」……味の好みはいろいろあるが、「おまえはどんな味が好きか?」と問われたら、ぼくは「あつい」と即答してしまうような人間だ。 火傷上等。どんとこい。肉体的に許されるのならマグマだって飲んでみたい……だがきっと死んでしまうだろう。 そんな自分の嗜好を「マグマ舌」と命名することにした。これまで誰からも賛同を得られたことはないが、そう決めた。 マグマとは言わないまでも、それ