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ブックマーク / shinsho.kobunsha.com (6)

  • たどり着いた「ダーパンジー」|パリッコの「つつまし酒」#222|光文社新書

    ノーチェックだった地元のお店 ちょくちょく地元の話をしてしまって縁のない方には面目ないんですが、僕の住む東京都練馬区、石神井公園という街に「香満園」という中華料理屋さんがあるんです。 場の方がやっている、いわゆる大陸系と呼ばれるようなお店で、数年前までは同じ場所に違う店名の中華屋さんがあったので、居抜きで入った、比較的新しめのお店だと思われます。いや、思われますってなんだよって話ですけれども、地元には他にも好きでよく行くお店がたくさんあるので、けっこう最近までノーチェックだったんですよね。 「香満園」 ところが数ヶ月前、友達と地元で飲もうということになって、好きな何軒かのお店が、運悪く満席だったり定休日だったりして入れず、あ、じゃああそこ行ってみよう! と、入ったのが香満園の初体験。そしたらこれがですね、想像以上に美味しくてリーズナブル。なにより、地元でこんなにも格的な中華料理べら

    たどり着いた「ダーパンジー」|パリッコの「つつまし酒」#222|光文社新書
    kowyoshi
    kowyoshi 2024/03/01
    この店、俺もよく利用するけどこいつは知らなかった
  • もう一度会いたい「ほかり食堂」の肉豆腐|パリッコの「つつまし酒」#209|光文社新書

    肉豆腐道の原点 地元、石神井公園の「ほかり堂」が閉店してしまったのは、昨年の6月末のことでした。その時は、「今後も土日祝日のみは営業し、ラーメンだけは提供していく」という、人がらがあふれ出まくった張り紙を見たりもしたけど、やはりご高齢のご主人が商売を続けていくのが難しくなってしまったんでしょう。しばらく後、完全に閉店してしまいました。 ほかり堂は、創業1939年、80年以上も続いた超老舗。同じ年に創業し、同じ商店街の並びにある「辰巳軒」と合わせて、石神井の奇跡とも言える大衆堂でした。リーズナブルで、居心地のいいテーブル席と小上がりがあって、安心感しかない味わいのラーメンカレーがうまい。単品料理もいろいろとあり、缶ビールや缶チューハイは冷蔵ケースから自分でとってくるスタイルで、昼でも夜でも気軽に飲めるのがまた良くて。 特に好きだったのが「肉豆腐」で、これが他のどこにもない独特のもの。

    もう一度会いたい「ほかり食堂」の肉豆腐|パリッコの「つつまし酒」#209|光文社新書
    kowyoshi
    kowyoshi 2023/09/01
    ほかり食堂だけでなく、石神井公園駅前は老舗の飲食店がなくなりまくってる
  • かに“かま”道楽|パリッコの「つつまし酒」#104|光文社新書

    カニカマをカニにする魔法「昆布酒漬け」飲み友達のライター、スズキナオさんと「酒の穴」というユニットを組んで、日々お酒の新たなる楽しみかたを探求しています。 先日、そんな活動の一環で「いろんなものを昆布酒漬けにする」という検証実験をしてみました。「昆布酒漬け」とは、“板前の裏技”とも呼ばれる調理法で、主に白身魚などをこの方法で処理すると、スーパーのお刺身が料亭の味級にグレードアップしてしまうというすごい技。って、僕たちも偶然インターネットで見つけて知っただけなんですが、とにかくこれは試してみたい! となりまして。 そこで白身魚の他、マグロやイカ、ハムにギョニソ、スルメに豆腐など、思いつく限りの材を昆布酒漬けにしてみたところ、もちろん刺身はどれも美味しいし、その他も旨味が増してなかなかのもの。なかでもとりわけ変化に驚いたのが「カニカマ」でした。 べた瞬間に「わはは、これもうカニじゃん!」っ

    かに“かま”道楽|パリッコの「つつまし酒」#104|光文社新書
    kowyoshi
    kowyoshi 2021/04/17
    海外のカニカマ(SURIMI)愛好家にも広めたいね
  • 定食屋飲みとはハムエッグ飲みである|パリッコの「つつまし酒」#91|光文社新書

    「はあ、今週も疲れたなあ…」。そんなとき、ちょっとだけ気分が上がる美味しいお酒とつまみについてのnote、読んでみませんか。 混迷極まる令和の飲酒シーンに、颯爽と登場した酒場ライター・パリッコが、「お酒にまつわる、自分だけの、つつましくも幸せな時間」について丹念に紡いだエッセイ、それが「つつまし酒」。 そろそろ飲みたくなる、毎週金曜日だいたい17時ごろ、更新です。 イルミネーションがむしろ寂しい年末 その日は阿佐ヶ谷で仕事が終わりました。時刻はちょうど夕暮れ時。となれば、ちょっと一杯ひっかけて帰ろっかな、となるのは当然ですよね。 かなり久々にやってきた阿佐ヶ谷の街を、ぷらぷらと歩いてみる。クリスマス直前ということもあって街じゅうがきらびやかな雰囲気に包まれているのですが、今年は当に不思議な年になりましたね。コロナウイルスの影響により、驚くほど人出が少ない。キラキラとしたイルミネーションが

    定食屋飲みとはハムエッグ飲みである|パリッコの「つつまし酒」#91|光文社新書
    kowyoshi
    kowyoshi 2020/12/25
    定食屋のハムエッグ、家で作れば安いのにと思いつつつい頼んでしまう(笑)
  • カイワレ日記|パリッコの「つつまし酒」#86|光文社新書

    人生は辛い。未来への不安は消えない。世の中って甘くない。 けれども、そんな日々の中にだって「幸せ」は存在する。 いつでもどこでも、美味しいお酒とつまみがあればいい――。 混迷極まる令和の飲酒シーンに、颯爽と登場した酒場ライター・パリッコが、「お酒にまつわる、自分だけの、つつましくも幸せな時間」について丹念に紡いだエッセイ、noteで再始動! そろそろ飲みたくなる、毎週金曜日だいたい17時ごろ、更新です。 カイワレの存在意義がわからない 先日、ともに「酒の穴」という酒飲みユニットを組ませてもらっているライター、スズキナオさんらと、突発的「公開ZOOM飲み会」をやらせてもらいました。まぁ、いつもどおりにオンラインで飲んでいるところをそのままWEB配信するというもので、特にトーク内容にテーマがあるというようなこともなく、とりとめのないグダグダ話をただくり広げるだけという無益な時間。そのなかで、ど

    カイワレ日記|パリッコの「つつまし酒」#86|光文社新書
    kowyoshi
    kowyoshi 2020/11/21
    カイワレ美味いよね
  • どんぐりで飲みたい|パリッコの「つつまし酒」#82|光文社新書

    人生は辛い。未来への不安は消えない。世の中って甘くない。 けれども、そんな日々の中にだって「幸せ」は存在する。 いつでもどこでも、美味しいお酒とつまみがあればいい――。 混迷極まる令和の飲酒シーンに、颯爽と登場した酒場ライター・パリッコが、「お酒にまつわる、自分だけの、つつましくも幸せな時間」について丹念に紡いだエッセイ、noteで再始動! そろそろ飲みたくなる、毎週金曜日だいたい17時ごろ、更新です。どんぐりをべたいとあこがれること数年「どんぐりをつまみに飲みたい」と、もう何年も前からずっと思っていたんです。 いえ別に、「縄文人の文化を実体験として学びたい」とかそういう高尚な志からじゃありません。僕、公園でぼーっとお酒を飲むのが好きなんですけど、毎年この時期になると、地面にそりゃあもう無数のどんぐりが落っこちてますよね。「これ、ぜ〜んぶべられたら、さっきコンビニで買って今つまみにし

    どんぐりで飲みたい|パリッコの「つつまし酒」#82|光文社新書
    kowyoshi
    kowyoshi 2020/10/23
    どんぐり(スダジイ)は炊き込みご飯にすると美味しいという話
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